何度かリピートしてます。
ある程度続けなければ効果は感じられないと思いますが、続けると確実に効果が出てまいります。
自分の場合、軽度のうつ病で会社の人、家族、友人といろんな人に迷惑をかけてしまいました。
しかし、サインバルタを服用するようになり症状は改善され、約現在減薬中ですがとても順調です。ありがとうございます。
抗うつ剤(58件)
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5,860円
3,560円
4,960円
2,960円
6,560円
4,560円
7,260円
4,660円
2,860円
8,660円
3,560円
4,060円
6,560円
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うつ病と不安障害
精神疾患と呼ばれる類の病気にはさまざまな種類があります。
その中でも良く耳や目にするのはうつ病と不安障害ですが、これらの違いについてはよくわからないという方は少なくありません。
このふたつは主な症状に違いがあります。
うつ病は気分が落ち込んだり、やる気が出ないといった症状がメインとなるのに対して、不安障害は過剰に不安を感じてしまうことから、不安を由来としたプレッシャーを感じたり、恐怖感を感じたりする症状です。
うつ病の種類と症状
「気分が落ち込んでしまい、何もやる気が起きない…。」
そういった症状に見舞われるうつ病ですが、うつ病は更に細かく4つの種類に分類することができます。
メランコリー型うつ病
メランコリー型うつ病とは、うつ病の中でも最もオーソドックスな種類になります。
過度な責任や役割をこなすうちに、脳のエネルギーが枯渇することによって起きる種類のうつ病です。
主な症状は、ポジティブなことがあっても気持ちが晴れず、食欲不振やそれに伴う体重の減少、普段よりも2時間以上早く目が覚めるなどがあげられます。
非定型うつ病
20~30代の女性に多くなっているのがこちらの非定型うつ病です。
こちらは現代型うつ病や新型うつ病と呼ばれます。
こちらの症状の特徴としては、ストレスを感じないことに対しては気分が高まり、ストレスを感じることに対しては、気分が落ち込むといったことがあげられます。
また、体の異常な重さ(怠さ)や他責思考、過食や過眠といった症状が主なものになります。
季節型うつ病
季節型うつ病は前述の非定型うつ病の一種で、季節型感情障害といった名称で呼ばれることもあります。
その名が示す通り、特定の季節(夏と冬)になるとあらわれるうつ病で、主な症状としては精神的な不調や不安感、食欲の低下や不眠といったものになります。
また、夏にあらわれる季節型うつ病を夏季うつ病、冬にあらわれる季節型うつ病を冬季うつ病といった名称で呼ぶ場合もあります。
産後型うつ病
産後型うつ病は産後うつとも呼ばれ、名前にあるように妊娠中や出産後のさまざまな要因によってうつ病です。
主な症状は気分が落ち込んだり、楽しみがなくなる、自責感や自己評価が低下するといったものがあげられます。
出産後3か月以内に起きることが多く、2週間以上症状が続くことが多いという特徴があります。
仮面型うつ病
仮面型うつ病は、うつ病の中でも特殊なタイプです。
通常、うつ病の症状は気分の落ち込みや不安感など精神的な症状が主なものであるのに対し、こちらの仮面型うつ病は倦怠感や頭痛など身体的症状が強くあらわれます。
そのため、うつ病であるということを自覚しにくく、身体的症状を改善しようと病院にいっても異常がなく悩んでしまうケースも珍しくありません。
抗うつ剤の効果
うつ病を改善するために役立つのが抗うつ剤です。
抗うつ剤の主な効果は、モノアミンと呼ばれるドパミン、アドレナリン、セロトニンというみっつの物質に作用することで、意欲を高めたり、不安感を和らげたりすることで、うつ病症状を改善します。
また、精神的症状よりも身体的症状が主な仮面型うつ病の治療にも、抗うつ剤が用いられます。
また、抗うつ剤と一口にいっても三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬、SSRIやSNRI、NaSSAなどさまざまな種類があります。
抗うつ剤の強さランキング
抗うつ剤には、さまざまな種類があると紹介しましたが、それぞれの抗うつ剤で効果の強さが違っています。
抗うつ剤の効果の強さ順は下記のとおり
三環系>SSRI=SNRI=NaSSA>その他>四環系
三環系が最も効果が強く、四環系が最も効果が弱くなっています。
四環系が最も効果が弱いという結果となっていますが、三環系の半分の期間である1週間ほどで効果が出るという即効性の面で優れています。
抗うつ剤の副作用の強さランキング
抗うつ剤は医薬品であるため、当然副作用もあります。
抗うつ剤の種類によって副作用の強さも違っているため、ここでは抗うつ剤の副作用の強さランキングを紹介します。
三環系>四環系=その他>SSRI=SNRI=NaSSA
副作用の強さは上記のような形になっています。
SSRIなどの抗うつ剤は副作用の強さは弱いものの、消化器症状が1~2週間続いたり、性機能障害などが生じやすいという特徴があります。
抗うつ剤の種類
抗うつ剤の効果や効果の強さランキング、副作用の強さランキングなどを紹介してきましたが、ここからはさまざまな種類の抗うつ剤について、それぞれの種類ごとに詳しく紹介していきます。
三環系抗うつ薬(TCA)
三環系抗うつ薬は、有効成分の化学構造に3つの環を持つことから三環系抗うつ薬という名称になっています。
抗うつ剤の中でも歴史が長く、効果や副作用が最も強いという特徴があります。
三環系抗うつ薬の種類
三環系抗うつ薬に分類される有効成分がこちら
上記の有効成分を配合した三環系抗うつ薬は、脳内の神経細胞間でセロトニンやノルアドレナリンが再度取り込まれるのを阻害することで、セロトニンやノルアドレナリンの働きを高めます。
そうしてセロトニンやノルアドレナリンの作用が高まることで、やる気の低下や気分の落ち込み、不安感といったうつ病の症状を改善へと導く効果があります。
さまざまな種類の中でもこの三環系抗うつ薬は効果が最も強いため、高い効果に期待できます。
三環系抗うつ薬の副作用
三環系抗うつ薬はセロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを防ぐ作用がありますが、それと同時にヒスタミン受容体やムスカリン受容体を遮断してしまいます。
その結果、口の乾きや便秘、血圧低下やふらつき、眠気といった副作用があらわれる可能性が高くなります。
三環系抗うつ薬の人気ランキングBEST5
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | トフラニール | クロフラニール | アロー | プリモックス | スルモンチール |
商品 イメージ |
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価格 | 3,760円~ 1箱50錠 |
2,960円~ 1箱100錠 |
3,260円~ 1箱100錠 |
3,860円~ 1箱100錠 |
3,760円~ 1箱60錠 |
特徴 | パニック障害に対しても有効 | コスパが高い | 片頭痛予防などにも効果がある | 意欲低下の改善に効果的 | 25mgと100mgの2種ある |
三環系抗うつ剤の人気ランキング1位となったのはトフラニールでした。
このトフラニールは、現在でもSSRIなどで副作用があらわれるような場合の代替として使われることがあるため、人気が高くなっています。
また、2位のクロフラニールや3位のアローはコスパ面に優れています。
四環系抗うつ薬
四環系抗うつ薬は、有効成分の化学構造に4つの環を持つことから四環系抗うつ薬と呼ばれています。
三環系抗うつ薬と比べて約半分の期間で効果があらわれる即効性の高さが特徴となっています。
四環系抗うつ薬の種類
四環系抗うつ薬に分類されるのはこちら
四環系抗うつ薬は脳内のノルアドレナリンの働きを強めるという作用が主な物となっており、セロトニンに対する作用はほとんどありません。
また、三環系抗うつ薬と比べて、心血管系にあらわれる副作用のリスクが少ないという特徴があります。
この特徴から、年齢を重ねた方のうつ病治療のために、この四環系抗うつ薬が用いられるケースが多くなっています。
四環系抗うつ薬の副作用
四環系抗うつ薬を服用した時にあらわれる副作用はさまざまなものがありますが、中でもあらわれやすい副作用となっているのが、ヒスタミン受容体を阻害することによって起きる眠気です。
眠気があらわれやすいことから、不眠症の治療薬として四環系抗うつ薬が代用される場合もあります。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
SSRIは「Selective Serotonin Reuptake Inhibitors(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」の頭文字をとった略称です。
抗うつ剤の中でもこちらは、セロトニントランスポーターと呼ばれる部位に対して、選択的に作用するという特徴があります。
SSRI系抗うつ薬の種類
SSRI系抗うつ薬に配合されている有効成分はこちら
SSRIは神経細胞間で放出されたセロトニンの再取り込みを阻害することで、セロトニン量を増やして意欲の低下や不安感などの症状を改善へと導く抗うつ剤です。
こうした効果は、SSRI系抗うつ剤の有効成分がセロトニントランスポーターと結合してセロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン量を増やすことで発揮されます。
現在、抗うつ剤として処方されている治療薬はさまざまにありますが、中でも主流になっているのがこちらのSSRI系抗うつ剤です。
SSRI系抗うつ薬の副作用
SSRI系抗うつ剤の副作用として特徴的なのが、消化器系の副作用です。
特に服用を開始した初期に吐き気や下痢、便秘や嘔吐などの症状があらわれやすいとされています。
また、めまいや眠気などの精神神経系の副作用があらわれる可能性があるため、SSRIを服用中は自動車などの運転や高所作業などは避ける必要があります。
SSRI系抗うつ薬の人気ランキングBEST5
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | ゾロフト | キセパール | フルニル | レクサプロ・ジェネリック | プロザック |
商品 イメージ |
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価格 | 2,660円~ 1箱30錠 |
8,060円~ 1箱50錠 |
3,160円~ 1箱100錠 |
3,560円~ 1箱100錠 |
5,360円~ 1箱28錠 |
特徴 | パニック障害にも適応がある | SSRIの中でも効果が強い | 強迫性障害の治療にも効果的 | コスパが高めのSSRI | WHOの必須医薬品に含まれており、安全 |
SSRI系抗うつ剤の中でも特に人気が高いのはゾロフトでした。
国内でも処方されているSSRIであり、安心して使える上、効果の信頼性も高いため人気が高くなっています。次いで2位のキセパールは効果が最も強いとされるパキシルのジェネリックであることから人気となっています。
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
SNRIは「Serotonin and Norepinephrine Reuptake Inhibitors(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)」の頭文字をとった略称です。
前述のSSRIと似たような名称ですが、こちらはセロトニンだけでなくノルアドレナリンの再取り込みも阻害する作用を持っています。
SNRI系抗うつ薬の種類
SNRI系抗うつ薬には下記の有効成分を配合した抗うつ剤が分類されます。
SNRIはSSRIと違ってノルアドレナリンの再取り込みも阻害することで、ノルアドレナリン量を増やすという効果もあります。
ノルアドレナリンには脳を覚醒させるといった作用があるため、気分を高めたり、やる気を奮い立たせたりといった効果に期待できます。
そのため、活動性が低下してしまうようなうつ病の治療はSSRIよりもこちらのSNRIが活用されるケースが多くなっています。
SNRI系抗うつ薬の副作用
SNRIの副作用はSSRIと同様に吐き気や嘔吐といった消化器系の症状があらわれることがあります。
また、眠気やめまい、ふらつきといった精神神経系の症状もSSRIと同様に起きる可能性があるため、自動車の運転や高所での作業など危険を伴う作業は避ける必要があります。
SNRI系抗うつ薬の人気ランキングBEST5
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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商品名 | サインバルタ | イフェクサー・ジェネリック | トレドミン・ジェネリック | デュラタ | イフェクサーXR |
商品 イメージ |
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価格 | 7,160円~ 1箱28錠 |
11,260円~ 1箱100錠 |
8,860円~ 1箱100錠 |
11,960円~ 1箱200錠 |
6,060円~ 1箱28錠 |
特徴 | 国内でも処方されており信頼性が高い | 口渇感や便秘などの副作用がほとんどない | 副作用の心配が少ない | 1錠あたりの価格が非常に安い | 75mgと150mgの2タイプで展開 |
SNRI系抗うつ剤の中でも特に人気が高いのはサインバルタです。
国内でも処方されている抗うつ剤なので安心して使え、信頼性も高いこと要因となっています。また、2位のイフェクサー・ジェネリックと3位トレドミン・ジェネリックは、どちらも国内処方品のジェネリックであるため、信頼性が高く価格も安いことから人気となっています。
NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)
NaSSAは「Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)」から頭文字をとった略称です。
SSRIやSNRIと違った方法でセロトニンやノルアドレナリンの量を増やすことでうつ病を改善へと導きます。
NaSSA系抗うつ薬の種類
NaSSA系抗うつ薬は下記の有効成分を配合したものが該当します。
これらのNaSSA系抗うつ薬は、配合されている有効成分がNA神経シナプス前α2-自己受容体や)5-HT神経シナプス前α2-ヘテロ受容体を遮断することによって、ノルアドレナリンやセロトニンの分泌を促す作用があります。
またNaSSAの有効成分は、セロトニン受容体の中でもうつの改善に関連する5HT1受容体を遮断する作用もあります。
これらの作用が相乗的に働くことで、やる気の低下を抑えたり、不安感を解消するなどしてうつ病症状を改善へと導きます。
NaSSA系抗うつ薬の副作用
NaSSA系抗うつ薬を服用した時にあらわれる副作用はめまいや眠気などの精神神経系症状や、口の乾きや便秘などの消化器系症状があげられます。
また、継続服用している時に急に中止したりした場合には、頭痛や全身倦怠感などの離脱症状があらわれる可能性もあります。
NaSSA系抗うつ薬の人気商品「レメロン・ジェネリック」
レメロン・ジェネリック | |
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価格 | 4,460円~1箱28錠 |
特徴 | 持続性に優れている |
NaSSA系の抗うつ薬の中でも特に人気が高いのがレメロン・ジェネリックです。
こちらはトルコにある製薬会社のMustafa Nevzatが製造・販売するジェネリック医薬品であり、1日1錠の服用で効果が1日持続するという特徴があります。
有効成分にはレメロンと同じミルタザピンを配合しています。
価格は1箱28錠で4,460円(1錠あたり159円)と、多少高めになっています。
その他の抗うつ剤
その他の抗うつ剤として、ドグマチールやエビリファイ、トリンテックスなどがあります。
ドグマチールはドパミンの量を増やす作用があり、これによって意欲を起こさせてうつ病症状を改善します。
エビリファイはドパミン量を調整する作用があるため、ドパミン量を調整することで興奮を抑えたり、やる気を起こさせたりして、抗うつ作用を発揮します。
それぞれの抗うつ剤ごとに効能や作用のメカニズムが違うため、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
不安障害の症状と種類
うつ病と共に近年増えているのが不安障害です。
不安障害は、心配や不安が過度になってしまうことで、日常生活にさまざまな支障があらわれる障害のことです。
一口に不安障害といってもその中にはさまざまな種類があります。
パニック障害
パニック障害とは、何かしらのキッカケがあるわけでもないのに、動悸や呼吸困難といったパニック発作が突然起きてしまう障害です。
さらに、このパニック発作は1日に何度も繰り返し起きるため、日常生活に支障が出ることも珍しくありません。
100人に1人が発症するといわれる病気のひとつで、精神的に追い詰められているといった状態の人がなりやすいとされています。
社会不安障害
社会不安障害とは、社交不安障害やあがり症といった名前で呼ばれることもある不安障害の一種です。
多くの人の注目が集まるような状況になると、失敗できないといった緊張や不安などから大量に汗をかいたり、赤面したり、動悸があらわれたりします。
こちらの社会不安障害はセロトニンやドパミンの機能障害やバランスが崩れてしまうことが原因と考えられています。
全般性不安障害
全般性不安障害は不安神経症といった名称でも呼ばれることがある不安障害のひとつです。
日常生活の中で非常に強い不安感に襲われ、いろいろな心身症状があらわれ続くことによって、日常生活に支障をきたした状態を指します。
さまざまな事に大きな不安を感じてしまうため、些細な事でも過剰に反応してしまったり、不安が多いために何にも集中できなくなったりしてしまいます。
強迫性不安障害
強迫性不安障害とは、自身の意思と反した考えに常に囚われ、自身の意思と反した考えを取り払おうと何度も何度も同じ行動を繰り返してしまい、日常生活に影響が出てしまう不安障害です。
外出時に戸締りをきちんとしたのに戸締りを忘れてしまったのではないかと何度も確認しに戻ってしまったり、手を洗ったばかりなのに手が不潔に思えて何度も手を洗ってしまうといった症状が強迫性不安障害ではあらわれます。
抗不安薬の効果
不安障害はさまざまな種類がありますが、この不安障害を改善するのに役立つのが抗不安薬です。
抗不安薬には不安を和らげる作用、気持ちを落ち着かせる作用、筋肉を弛緩させ緊張をとる作用、筋肉の痙攣を抑える作用、眠気を促す作用という5つの作用があります。
抗不安薬の種類
現在、活用されている抗不安薬はベンゾジアゼピン系とアザピロン系のふたつの種類に分類することができます。
ここからは、ベンゾジアゼピン系、アザピロン系それぞれの抗不安薬について詳しく紹介していきます。
ベンゾジアゼピン系
ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、大脳辺縁系や視床下、脊椎にあるGABAニューロンシナプス後膜に作用します。
GABAニューロンの機能を増強させることによって、大脳辺縁系や視床下部の過剰な興奮を鎮める作用があります。
この作用によって鎮静作用や催眠作用を強めて過度な緊張を取り除いたり、抗不安作用を強めて不安を取り除いたりすることによってさまざまな不安障害を改善へと導きます。
アザピロン系
アザピロン系抗不安薬は脳内にあるセロトニン受容体のひとつである5-HT1A受容体に選択的に作用します。
セロトニンが過剰に活動することで、不安や睡眠障害などさまざまな症状を引き起こしてしまいます。
アザピロン系抗不安薬が、5-HT1A受容体に作用することで過剰な活動しているセロトニンを調整することによって、不安や睡眠障害などの不安障害を改善へと導きます。
抗不安薬の分類
抗不安薬はベンゾジアゼピン系とアザピロン系のふたつの種類に分類することができましたが、ベンゾジアゼピン系抗不安薬は効果時間によって更に細かく分類することができます。
短時間型の抗不安薬
抗不安薬の中でもエチゾラムを配合したデパス、フルタゾラムを配合したコレミナール、クロチアゼパムを配合したリーゼが短時間型に該当します。
これらの短時間型の抗不安薬は30~60分で効果があらわれ始め、6時間程で効果が切れるものになります。
効果時間は6時間と短時間である反面、効果があらわれるまでの時間も短いという特徴があります。
短時間型の抗不安薬の人気商品「デパス」
デパス | |
---|---|
製造元 | 田辺三菱製薬 |
配合成分 | エチゾラム |
特徴 | 精神疾患だけでなく睡眠障害などにも効果がある |
短時間型の抗不安薬の中でも特に人気が高いのがデパスです。
こちらは有効成分としてエチゾラムを配合しており、これが脳内のベンゾジアゼピン受容体に作用することで、抗不安作用を発揮します。
現在、こちらのデパスは現在個人輸入が禁止されているため、病院で処方してもらう必要があります。
中間型の抗不安薬
中間時間型の抗不安薬は、有効成分としてロラゼパムやアルプラゾラム、プロマゼパムを配合したものが該当します。
この中間型の抗不安薬は20時間ほどで効果が消失するため、1日1回の服用で1日の不安を改善することができます。
ただし、効果があらわれるまでの時間は、服用から2時間以内となっているため短時間がたと比べると効果が出るまでの時間がかかる点には注意が必要です。
長時間型の抗不安薬
長時間型の抗不安薬はその名の通り長時間にわたって効果を発揮します。
ジアゼパムやオキサゾラム、メキサゾラムなどの有効成分を配合したものがこの長時間型の抗不安薬に該当します。
服用後、数時間で効果があらわれはじめ20~100時間もの間、効果が持続するとされています。
長時間型の抗不安薬の人気商品「セドキシル」
セドキシル | |
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製造元 | Bial |
価格 | 6,160円~1箱60錠 |
特徴 | ジェネリックで1錠あたりの価格が安価 |
長時間が他の抗不安薬として人気が高いのがセドキシルです。
こちらは有効成分としてメキサゾラムを配合しており、これがベンゾジアゼピン受容体を刺激することによって、不安な気持ちを抑えて不安障害を改善へと導きます。
価格は1箱60錠入りで6,160円(1錠あたり103円)となっています。
超長時間型の抗不安薬
抗不安薬の中には超長時間型と呼ばれるタイプのものもあります。
こちらは有効成分にプラゼパムやフルトプラゼパム、ロフラゼブ酸エチルを配合したものが該当します。
この超長時間型の抗不安薬は1時間程で効果があらわれ始め、ゆっくりと体内で分解吸収されて4~5日といった期間効果が持続するとされています。
代表的な超長時間型の抗不安薬として、ロフラゼブ酸エチルを配合したメイラックスやプラゼパムを配合したセダプランなどがあります。
抗不安薬の副作用
抗不安薬にも副作用のリスクはあります。
ほとんどの抗不安薬で最も多い副作用となっているのが眠気です。
10%以上の発現頻度であらわれるという薬もあります。
また、眠気と共に多いのがめまいやふらつきなどです。
こうした副作用があらわれることが多いため抗不安薬を服用する場合は、自動車の運転や高所作業など危険な作業を避けるようにしなければなりません。
眠気やめまい、ふらつきなどの他に副作用として多く報告がある症状としては、口の乾きや吐き気、食欲不振といったものがあります。
また、多くの抗不安薬で重篤な副作用として依存症が報告されているため、注意が必要です。
抗うつ剤に関するQ&A
A1おそらく解消しません。
落ち込みの原因がうつ病と同様に脳内の神経伝達物質の減少などであれば、効果がある可能性があります。
効果がなくとも副作用は同様に現れるおそれがあるため、うつ病でない方が抗うつ剤を服用するのは推奨できません。
A2市販されていません。
漢方薬の中にはうつ病に有効とされているものがあり、そちらであれば薬局やドラッグストアなどで購入可能です。
ただし、病院などで処方される抗うつ剤に比べると効果は低いとされています。
A3可能です。
抗うつ剤の服用に抵抗がある方や副作用が強くて継続服用が難しい方、軽度のうつ病の方などは抗うつ剤を使用せず改善することも可能です。
しかし、ストレスにより脳の機能に異常が生じている場合は抗うつ剤による治療が有効ですので、抗うつ剤は絶対に服用しないという頑なな考えを持つことは推奨しません。
A4抗うつ剤は効果を実感できるまで時間がかかるものがほとんどです。
そのため、効いていないと感じていても6~8週間は服用を続けてください。
それでも効いていないということであれば、医師に相談し別の抗うつ剤を検討する流れとなります。
A5母子ともに危険な状態になることはないとされています。
しかし、まったく影響がないわけでもありません。
妊娠初期に一部のSSRIと三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬を服用していると奇形率高めるリスクがあることが分かっています。
そのため、抗うつ剤を服用している間は医師と相談しながら計画的に妊活することを推奨いたします。
A6SSRIは「性」に関する副作用が現れやすいです。
具体的には性欲減退や勃起障害、生理不順、オーガズム障害などの症状が報告されています。
SSRIの中でも特にゾロフトとパキシルは発現率が高いというデータもあります。
性に関することは相談しにくいとは思いますが、抗うつ剤の服用は長期間になることが多いため、気になることは相談しておくことを推奨いたします。
睡眠薬や睡眠サプリの口コミ紹介
他の抗うつ薬より副作用がつらく、うつ病に対する効果もすごく緩やかでほとんど効いていません。
抗うつ薬は飲む人との相性がかなりはっきり出るものですが、ここまで合わない薬があるのかと愕然とした気持ちになりました。
また違う薬を試してみます・・・。
仕事のストレスで以前起こった不調と同等のことが起こり、こちらを使用しました。
最初の期間はやはり慣れるまで胃腸の圧迫感などがありますが、薬が効いてくるとおのずと慣れてそれもなく、ストレス反応も低くなり助かりました。
ガマンしないで、頼るときは頼っていいんだなと安心しました。
飲んだら気分が悪くなります。何回試しても飲んで気分が悪くなって時間が経てばもとに戻る…の繰り返しです。
この手の薬は一つ一つ自分に合うものを見つけるのが大変です。
フルニルは手放せません。
プロザックのジェネリックなのですごく安いですし、効果も変わりません。
飲んだ感じも同じですし副作用もないので抗うつ剤の中では飲みやすい方だと思います。
自己責任の購入となりますが、わたしは買って正解だったと思います。
もし、不安なら病院へ行けばいいし、心がしんどいと感じてる人は使ってみていいと思う
日本ではまだ出ていないお薬ということでしたが、海外ではかなり人気のあるお薬だと知っていたので、一回試してみたくて取り寄せしました。
確かに、不安感から解放されたように感じることはあったような気がします。
感覚的なものなので、曖昧で申し訳ありませんが。
でも、一週間ほど続けると頭痛がしてきたので、お医者さんからやめるように言われました。難しいものですね。