新型コロナ治療薬の「エバシェルド」はワクチンが打てない方にも使える!

新型コロナ治療薬の「エバシェルド」はワクチンが打てない方にも使える!新型コロナウイルス感染症の治療薬として2022年8月31日に特例承認されたのがアストラゼネカ社の「エバシェルド」です。
こちらのエバシェルドは新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐだけでなく「発症を予防する」という効果にも期待されています。
こちらのページでは、そんなエバシェルドの持つ発症を予防する利点について紹介していきます。

発症を予防する=感染予防ではない

先ず知っておきたいのが、エバシェルドという治療薬が新型コロナウイルス感染症の発症を予防するという効果は、そもそものウイルスの感染を予防する効果とは違っているという点です。

新型コロナのワクチン接種はウイルスに感染するのを予防します。
しかし、エバシェルドは新型コロナに感染した後、感染症が発症するというのを予防する効果があるわけです。そのため、新型コロナウイルス感染症が発症してからではこの発症を予防するという効果は、十分に得ることができません。

治療効果もあるが当面は発症予防に対してのみ使われる

エバシェルドは承認直後ということもあり、流通量が限られているため発症を予防するためだけに使用されると厚労省の専門部会で決まっています。
そのため、新型コロナウイルス感染症が発症してしまった方は、エバシェルド以外の治療薬を使用することとなります。

治療薬として使われているのは?

現在、新型コロナウイルス感染症の治療薬として使用されているのは

モルヌピラビルイベルメクチンジベルドキット
モルヌピラビル 200mgイベルメクチン 12mgジベルドキット
商品価格40錠9,800
1錠あたりの価格245
商品価格4錠1,760
1錠あたりの価格440
商品価格6キット8,500
1キットあたりの価格1,416

・国内でも治療薬(ラゲブリオ)として承認されている
・処方してもらう時のハードルは高め

・海外で承認されている国も多い治療薬
・日本でも治験が行われている
・ジェネリックも豊富で安価

・3種の治療薬がひとつになった治療キット
・複数の治療薬の効果でコロナを改善へと導く

といったものがあげられます。

それぞれの治療薬ごとに違った特徴があり、上記の3種の治療薬は個人輸入でも手に入れることができるようになっているので、今の内から手に入れて感染した時のために備えておくのもひとつの手です。

また、上記のような新型コロナウイルス感染症の治療薬だけでなく風邪薬としても幅広く利用されている解熱鎮痛剤の「カロナール」や「ロキソニン」なども用意しておくようにすると、より万全なコロナ対策ができます。
軽症患者の場合は自宅療養などで治療を行うケースが多く、こうした時に解熱鎮痛薬が用いられるためです。
そのため、解熱鎮痛薬も合わせて備えておくと、より強固な対策となるわけです。

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カロナール
ジェネリック

カロナールジェネリック

200錠
5,260
  • 1錠あたり 26
ロキソニン
60mg

ロキソニン

100錠
9,960
  • 1錠あたり 100

予防効果はどのぐらいあるのか?

新型コロナの発症を予防するとされるエバシェルドですが、実際にこのエバシェルドを用いて行われた臨床試験の結果では、新型コロナウイルスに感染する前に投与された総数は3,441例となっており、投与後183日目までに感染症が発症したのはわずか8例という結果になっています。
発症の割合は0.2%と非常に低く、プラセボ群(エバシェルドを投与されていない方)は1,731例中17例と1%となっており、新型コロナの発症リスクを約77%も減少させています。

このことから、エバシェルドを投与することで新型コロナウイルス感染症の発症リスクを大幅に軽減できることが明らかとなっています。

また、こちらのエバシェルドはワクチンの接種が体質的にできないという方でも使用できるという特徴があります。そのため、ワクチン接種をしたいけど体質でできないという方の新型コロナの予防にも一役買うと大きな期待を受けています。

高い効果に期待はできるけど…

新型コロナの発症リスクを77%も減少させたという非常に高い効果があるエバシェルド。ワクチン接種ができない方にも使えるなど非常にたくさんのメリットを持っていますが、現在は国の方針で投与される方が限定されています。
そのため、自身が投与してもらいたいと思っても、投与してもらえる可能性は高くはありません。

故に、以前からも行われているマスクの着用や手洗いうがい、手指消毒などの基本的な予防対策をおこないながら、治療薬を用意しておくなどの対策を行うようにしましょう。