抗うつ剤の種類は6種類!抗うつ剤を使用するポイントと副作用を解説

抗うつ剤の種類は6種類!抗うつ剤を使用するポイントと副作用を解説うつ病を治療する上で欠かすことができないのが「抗うつ剤」です。
現在までに、6種類にもおよぶ種類の抗うつ剤が登場しており、種類ごとにさまざまな抗うつ薬があります。抗うつ薬の種類によって、うつ病治療へのアプローチ方法が多少違っていたり、副作用のリスクや症状などに違いがあったりします。

そこで、今回こちらのコラムではそんな抗うつ剤の種類についてや、抗うつ剤を使用する時のポイントについて紹介していきますので、抗うつ剤に関する疑問を解消していただいた上で、うつ病治療の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

抗うつ剤の目的と効果

医薬品を服用する女性うつ病治療で用いられる治療薬が「抗うつ剤」です。
うつ病はさまざまな原因によって、脳の神経伝達物質の働きが低下してしまうことによって、不安になったり落ち込んでしまいます。その他にも、何もする気が起きないという意欲の低下や気力の低下、何をしても楽しく感じることができなくなったり、何に対しても興味を抱けなくなったりなんていうことが起きます。

抗うつ剤は神経伝達物質の量を増やすことによって神経伝達物質の働きを高めます。
これによって、上記のうつ病の症状(不安、無気力、意欲の低下など)を改善へと導きます。
また、うつ病以外にも抗うつ剤には、種類によっては催眠作用や筋弛緩作用などがあります。そのため、不眠やパニック障害の解消に抗うつ剤が用いられるというケースもゼロではありません。

抗うつ剤は6種類に分類される

これまで、日本で承認されてきた抗うつ剤は大きく6つの種類に分類することができます。
それぞれの種類ごとでうつ病に対するアプローチが大きく変わるというようなことはないですが、副作用のリスクの高さが違っていたりします。

そこで、まずはこの6種類の抗うつ剤それぞれについて、どういった症状に使用されるのか?どういった特徴やメリット・デメリットがあるのか?といったことの他に、その種類のうつ剤にはどんなものがあるのかについて紹介していきます。

①SSRI

最初に紹介するのは「SSRI」です。これは「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」とも呼ばれる種類の抗うつ剤です。メリットとしては副作用のリスクが小さく世界中で幅広く使われているという点があげられます。その一方、デメリットとしては眠気などが起きる可能性があるため、車の運転や高所作業など危険を伴う行為に十分な注意が必要になることが挙げられます。

このSSRIは、セロトニンが再取り込みされて減りすぎてしまうのを防ぐことでセロトニンの量を増やすというアプローチでうつ病の改善を行います。そのため、セロトニンの減少が原因となって起きる不安感や気持ちの落ち込みなどの改善に役立ちます。
また、SSRIはうつ病治療以外にも、強迫性障害やパニック障害の治療にも用いられることがあるという特徴を持っています。

代表的なSSRIには

医薬品名フルボキサミンパキシル・ジェネリックゾロフトレクサプロ
商品イメージフルボキサミンパキシル・ジェネリックゾロフトレクサプロ
有効成分フルボキサミンパロキセチンセルトラリンエスシタロプラム
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などがあります。

②SNRI

SSRIと似ている名前で間違えやすいのが「SNRI」です。こちらは「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬」とも呼ばれる種類の抗うつ剤となります。メリットとしては、副作用のリスクが小さい、飲み合わせの悪い薬が他の種類よりも少ないといったことが挙げられます。デメリットとしては、ノルアドレナリン量を増やす作用もあるため血圧の上昇や動悸、排尿障害などセロトニンに対してだけ作用するものよりも副作用が多くなったりします。

SNRIは名称からもわかるように、セロトニンだけでなくノルアドレナリンの再取り込みをも阻害することで、セロトニンとノルアドレナリン量を増やして不眠や意欲の低下、不安などのうつ病症状を改善へと導きます。また、SNRIはうつ病の改善だけでなく、糖尿病性の神経障害や慢性腰痛症、変形関節炎などの改善などにも使われることがあります。

代表的なSNRIには

医薬品名トレドミン・ジェネリックイフェクサー・ジェネリックサインバルタ
商品イメージトレドミン・ジェネリックイフェクサー・ジェネリックサインバルタ
有効成分ミルナシプランベンラファキシンデュロキセチン
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などがあります。

③NaSSA

抗うつ剤の種類のひとつである「NaSSA」は、SSRIやSNRIとは少し違ったアプローチでうつ症状を改善します。このNaSSAは「ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬」と呼ばれる種類の薬となっています。NaSSAは短時間で効果を発揮し、その効果が長時間続くというメリットがあります。その反面、効果が長く続くため副作用が強くあらわれると長時間大変な思いをする可能性があります。また、副作用として眠気などがあるため危険な作業や運転などを控える必要があります。

こちらのNaSSAは、ノルアドレナリンの放出を増やしてノルアドレナリン量を増やしたり、3種類あるセロトニン受容体のうち、抗うつ作用に関する受容体以外をブロックすることで抗うつ作用に関係する受容体を選択的に活性化させます。これらの作用によってノルアドレナリンやセロトニンの減少によって起きるうつ症状を改善する効果を発揮します。

代表的なNaSSAには

医薬品名レメロン・ジェネリックリフレックス
商品イメージレメロン・ジェネリックリフレックス
有効成分ミルタザピンミルタザピン
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があります。

④三環系

現在主流になっている抗うつ剤の種類はSSRIやSNRI、NaSSAですが、以前はこちらで紹介する三環系抗うつ薬がうつ病治療に用いられる主な治療薬となっていました。メリットとしては初期に作られた抗うつ剤であるため高い効果に期待できます。ただし、効果が強いということは副作用のリスクも高いというデメリットがあります。

三環系抗うつ薬はセロトニン、ノルアドレナリンの両方にアプローチするため、高い効果に期待できる上、抗コリン作用もあります。この抗コリン作用によって尿が出にくくなってしまうケースがあります。しかし、この尿が出にくくなるという作用を逆手にとって、夜尿症や遺尿症などの治療のために三環系抗うつ薬と同じ成分を配合した夜尿症改善治療薬などもあります。

代表的な三環系の抗うつ薬には

医薬品名アナフラニールアローイミドールトフラニール
商品イメージアナフラニールアローイミドールトフラニール
有効成分クロミプラミン
塩酸塩
アミトリプチリン
塩酸塩
イミプラミン
塩酸塩
イミプラミン
塩酸塩
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などがあります。

⑤四環系

最後に紹介する抗うつ剤の種類は「四環系」です。四環系抗うつ薬は薬位の分子構造の中に環状構造が4つ連なっているものを指します。メリットとしてはここまでに紹介してきた抗うつ剤よりも即効性があります。反面、三環系と同様に抗コリン作用を持っているため、口の乾きや排尿が困難になってしまうといった副作用があるというデメリットを持っています。

四環系抗うつ剤はノルアドレナリンを増やして作用を強めますが、セロトニン神経系への作用はほとんど持ち合わせていません。そのため、セロトニン量が減少して起きているうつ病症状に対しては効果がそこまで期待できなかったりします。また、三環系と比べて作用が多少緩やかであるため、副作用もその分緩やかになっているとされています。

代表的な四環系の抗うつ薬には

医薬品名テシプールルジオミールテトラミド
商品イメージテシプールルジオミールテトラミド
有効成分セチプチリン
マレイン酸塩
マプロチリン
塩酸塩
ミアンセリン
塩酸塩

などがあります。

⑥その他

上記の5種類以外に、うつ病の治療に用いられる抗うつ剤として「SARI(セロトニン遮断再取り込み阻害薬)」や「セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節剤」、「セロトニン作動性抗不安薬」などがあります。
SARIはセロトニン受容体のひとつである5-HT2受容体を遮断してセロトニンを増やしてうつ症状を改善します。
セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節剤はSSRIと同じようにセロトニンの再取り込みを防いでセロトニン量を増やしながら、セロトニン受容体を刺激、遮断して神経物質の分泌を調整してうつ症状を改善します。
セロトニン作動性抗不安薬はセロトニン受容体に作用することで、うつ病症状を改善へと導きます。

代表的なSARIにはトラゾドン塩酸塩を含んだ、デジレルやレスリンがあります。
セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節剤には、ボルチオキセチン臭化水素酸塩を含んだトリンテリックスがあります。
セロトニン作動性抗不安薬には、タンドスピロンクエン酸塩を含んだセディールがあります。

抗うつ剤の効果の強さと副作用の強さ

抗うつ剤には多数の種類がありますが、種類が違うと抗うつ作用や副作用などの強さにも違いが出てきます。
上記で紹介した6種類のうち、前半5種類を効果の強さ順に並べると

強い


弱い

  • 1位三環系
  • 2位SSRI SNRI NaSSA
  • 5位四環系

という順になります。
三環系の抗うつ薬は昔からあり強い作用をもっていますが、その反面副作用も強くなってしまう点には注意が必要です。
2位のSSRI、SNRI、NaSSAについては、効果の強さに大きな違いはありません。
そして最も効果がマイルドなのが四環系の抗うつ薬となります。

効果の強さでは、SSRIやSNRI、NaSSAの3つで大きな違いはありませんでしたが副作用は違います。
副作用が強い順に並べると

強い


弱い

  • 1位三環系
  • 2位四環系
  • 3位SSRI SNRI NaSSA

という順になります。
効果、副作用ともに三環系が最も強い結果になっていますが、効果が最も弱かった四環系が副作用の強さでは2位となっている点には注意が必要です。

抗うつ剤を使用する時の4つのポイント

抗うつ剤にはさまざまな種類があり、それぞれの種類によって効果の強さや副作用の強さが違っています。
ですが、どれだけ効果が強かったり、副作用リスクが弱かったりしても、適切に使用しなければ十分な効果を得ることができなかったり、強い副作用を感じてしまうことになります。

そのため、ここからは抗うつ剤を使用する上で気を付けるべきポイントを4つに分けて紹介していきますので、これから抗うつ剤を使い始めるという場合には是非参考にしてください。

①規則正しく服用すること

まず何よりも注意しなければならないポイントとなっているのが「規則正しく服用する」ということです。
これは、抗うつ剤に限らず、どんな医薬品にも共通していえることになっています。
特に、抗うつ薬は毎日飲み続けるといった必要があるものなので、毎日忘れないように服用を継続することが大事です。
毎日飲んで身体が抗うつ薬に慣れてきているような時に飲み忘れが起きてしまえば、抗うつ作用を得られなくなり、抗うつ薬の離脱症状があらわれるおそれがあります。

そのため、服用を忘れがちになってしまうという方はスマートフォンのアラームなどを活用して毎日抗うつ剤を服用するタイミングを決めておくといったようにすることで飲み忘れを防げます。

②指示通りに服用すること

抗うつ剤は規則正しく、決められた回数を決められた間隔で服用することが重要ですが、それと同様に指示通りに服用することも重要です。
薬の効き目があまり感じられないからと言って、勝手に服用する薬の量を増やしたり、効果が強いからといって勝手に服用する薬の量を減らしたりすることは問題です。
自己判断で勝手に服用量を増減したり休薬したりすると、作用が強くなりすぎたり弱くなりすぎたりしますし、副作用のリスクを高めてしまうことにも繋がります。そのため、医師の指示通りに服用することが重要です。
その上で、効果が弱いような気がする、強いような気がする、副作用が強すぎて辛いといったような時は、改めて医師に相談した上で自身に適した用法用量の指示を仰ぎましょう。

③効果があらわれるまで期間があることを知る

抗うつ薬を飲めば、数分でうつ症状が改善されるというようなことはありません。抗うつ薬を服用してから徐々に効果があらわれるようになるため、ある程度の期間が必要になります。

飲み始めから2週間までに効果を感じられるのは16%程となっており、そこまで多くなりません。
また、抗うつ薬を飲んでいる方の40%程の方は1カ月から2か月、抗うつ薬の服用を継続してから効果を感じていますし、3カ月以上継続してから効果を感じるようになったという方も、もちろんいます。

そのため、抗うつ薬は数日の服用で効果を感じられなかったとしても、それは当たり前のことであるといえるので、抗うつ薬の服用は継続するようにしましょう。
ただし、3カ月程度服用して効果を感じられないというような場合には、医師に相談してみるのもひとつの手です。

④勝手に服用を中止しないこと

抗うつ薬を服用する上で気を付けるべき4つ目のポイントとなっているのが、抗うつ薬の服用を勝手に中止しないことです。
抗うつ薬は風邪薬などとは違って、急に薬を服用するのをやめてしまうと離脱症状があらわれてしまうおそれがあります。代表的な離脱症状としては、頭痛や発汗、不眠や吐き気、落ち着きがなくなるといったものがあげられます。

こうした離脱症状があるため、抗うつ薬の服用を中止する場合には、徐々に服用する薬の量を減らしていきながら最終的に服用をしないようにする必要があるわけです。そのため、抗うつ薬の服用は勝手に中止するのではなく医師と相談しながら徐々に服用する量を減らしていくことが重要です。

抗うつ剤の副作用が起きやすいタイミングと症状

抗うつ薬をはじめとして、どういった医薬品にも副作用と呼ばれるものがあります。副作用の症状にはあらわれやすいものもあれば、あらわれにくいものもあります。
また、副作用があらわれやすいタイミングやあらわれるタイミングによって出やすい症状に違いがあったりもするため、ここからは副作用があらわれやすいタイミングについてやそれぞれのタイミングであらわれやすい副作用症状について紹介していきます。

抗うつ剤の使用を始めたばかりの時

抗うつ薬の副作用症状があらわれやすいタイミングとして、抗うつ薬の飲み始めがあげられます。
この飲み始めのタイミングで副作用症状を感じる方は多く、飲み始めてから2週間ほどで多くの場合には副作用症状が落ち着くとされています。

抗うつ薬の飲み始めのタイミングで起きやすい副作用症状としては

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 吐き気

といったものがあげられます。
下痢や嘔吐といった消化器系の副作用が飲み始めにはあらわれやすくなっており、それ以外の副作用症状はそこまで見られません。
抗うつ剤を服用すると副作用で太るといったこともいわれますが、飲み始めの段階で急激に太るといったこともないため安心してお使いいただけます。
抗うつ薬で太るメカニズムなどについてはこちらのページで詳しく紹介していますので、併せてお役立てください。

抗うつ剤の服用中

抗うつ薬を継続して服用しているタイミングで起きやすい副作用としては

  • 食欲不振
  • 体重増加
  • 便秘
  • 尿閉
  • 性機能障害

といったものがあげられます。
これらの副作用はセロトニン量が増えることによって、起きやすくなり、重篤な副作用であるセロトニン症候群などがあらわれることもあります。
抗うつ薬を服用している時は、代謝が抑制されるため食事などで摂取したエネルギーの消費が普段よりも減ってしまうため太りやすくなってしまいます。

そのため、抗うつ薬を服用すると太るといったことがよくいわれるようになっているのです。
こちらのページでは、抗うつ薬と体重増加の関係についてや、抗うつ薬を服用している時の体重増加の対策法などをまとめています。
うつ病の治療を進めながらも太るのを避けたいとお考えの方は是非合わせてお役立てください。

抗うつ剤を減薬している時

抗うつ薬を減薬している最中も副作用が起きやすいタイミングとなっています。
このタイミングで起きる副作用の症状としては

  • ふらつき
  • めまい
  • みみなり
  • 頭痛
  • 思考、集中力低下
  • 不安
  • 不眠

といった症状があげられます。
抗うつ薬を服用する量を減らしているタイミングとなるため、セロトニン量が減少してしまうため上記のような症状があらわれてしまいます。
上記の症状があらわれるおそれはある反面、抗うつ薬の減薬中は体重が増加するといった副作用は抑えられるようになります。
ただし、減薬しているからといって増えた体重が落ちることはありません。減薬で太りにくい状態に戻るだけなので、服用中から対策を行って太らないようにしておくことが重要になります。

抗うつ薬の服用中にできる対策についてはこちらのページで詳しく紹介しているので、是非お役立てください。

抗うつ剤の副作用がでた時の対策

抗うつ薬を服用することであらわれるおそれがあるのが副作用です。
もちろん、服用する方によって全く副作用を感じないという方もいれば、日常生活を送るのに支障が出るほど辛いほどの症状があらわれるといったケースもあります。
副作用の強さやあらわれかたには個人差はありますが、副作用症状があらわれた時は適切に対処することが重要です。

そこで、ここから副作用症状があらわれた時にどういった対策を行えばよいのかについて紹介していきます。

副作用の状態をしっかりと確認する

抗うつ薬の服用によって副作用があらわれた時に、まず行うべき対策となっているのが「副作用の状態の確認」です。
抗うつ薬の服用によって一体どういった副作用があらわれているのか?そして、その副作用の症状の強さはどの程度なのかを確認しておきましょう。
また、どういった症状がどの程度の強さであらわれているのかをメモしておくと、継続服用による変化の確認や医師への相談の時に役立ちます。

また、副作用の状態確認と共に、上記で紹介した服用する時の4つのポイントを正しく守れているかなどを確認しておきましょう。
そうすることで、副作用の原因などを特定しやすくなったりにもつながるので必ず確認するようにしましょう。

副作用が続く場合は病院へ!

診察抗うつ薬を服用する場合、服用し始めてから2週間程度で基本的には副作用症状はおさまっていきます。ただし、服用を継続すると飲み始めの頃とは違う副作用症状があらわれたりします。
どちらの場合でも、副作用が長く続いているというような場合には、いずれ治まると考えずに一度専門医に相談しに病院を受診するのが良いでしょう。そうすることで、より自身に適した用法用量を医師から指示してもらうことができたりします。

ただし、決して自己判断で薬の減薬などは行わないようにしましょう。自己判断で服用量を変えると十分な効果を得られなくなってしまったり、離脱症状など更に状況が悪化する可能性があります。

まとめ

抗うつ薬に限らずどういった治療薬にも副作用は存在しています。
特に、抗うつ薬の場合はさまざまな種類があり、種類によってあらわれる副作用なども違っています。
抗うつ薬を服用していく上でポイントとなるのは

服用する抗うつ薬の種類の違いについて把握する

服用する時の4つのポイントを押える

副作用があらわれるタイミングや症状の違いを把握しておく

万が一、副作用があらわれた時の対策を把握しておく

という4点を押さえるようにしておくことで、安心してうつ病の改善を進めることが可能です。

うつ病は、自然に治癒する場合もありますが、症状が強いような場合には命に危険が及ぶこともありますし、治療薬を用いて適切に治療を行う方がより早く改善させられます。
そのため、うつの症状に悩んでいるという方は、こちらのページを参考にしてうつ病治療を始めてみてはいかがでしょうか。