トリコモナスの薬は市販されている?治療方法と治療薬の購入法

トリコモナスの薬は市販されている?治療方法と治療薬の購入法性感染症のひとつであるトリコモナスに感染した場合、適切な治療薬を用いることで治療できます。

しかし、その治療薬は市販されていたりするのでしょうか?

こちらのページでは、トリコモナスの治療薬が市販されているのかといった疑問からトリコモナスの治療方法、薬を手に入れるための方法などさまざまな情報を紹介していきます。

トリコモナスかもしれないけど、誰にも相談ができない…そんな時は、是非一度こちらのページを参考にしてみてください。

 

トリコモナスの治療はどう行う?

早速ではありますが、トリコモナスに感染してしまった場合。

実際にどのような治療が行われるのでしょうか?

まずはこのトリコモナスの治療方法から見ていきましょう。

 

内服薬で治療する

トリコモナスに感染した場合、まず考えられる基本の治療法が内服薬を用いた方法です。

使用される内服薬はメトロニダゾールやチニダゾールといった成分を配合したもので、有効成分がトリコモナスの増殖を抑えて改善へと導きます。

治療期間はメトロニダゾールで10日間、チニダゾールで7日間となっています。
 
また、メトロニダゾールは内服薬の他に膣錠もあります。

基本的には、内服薬のみで治療を行うことは可能となっていますが、妊娠中である場合には内服薬の使用は推奨されない場合があり、そうした場合には膣錠が用いられたりします。

参考元:トリコモナス(腟炎)の特徴は? 症状・感染経路・治療薬について

 

膣錠で治療する

トリコモナスは膣錠で治療する場合があります。

用いられるのは基本的にメトロニダゾールを配合した膣錠で、治療期間は10~14日となっています。

通常のメトロニダゾールを配合した錠剤は妊娠3か月以内では使用することができませんが、膣錠では使用が可能となっています。
 
そのため、既に前項でお伝えしているように女性がトリコモナスを治療する場合かつ妊娠中である場合、この膣錠を使った治療法のみが行われます。

膣錠とはその名の通り、膣内に錠剤を挿入し膣内へと有効成分を吸収させて効果を得るものとなっています。

 

内服薬と膣錠を併用することもある

トリコモナスは内服薬や膣錠の使用で改善することができます。

ただし、再発したケースや治りにくいようなケースでは、不快な症状が長く続いてしまったり余計に悪化したりすることがあります。

こうした時には内服薬や膣錠のみの使用ではなく、内服脚と膣錠を併用して治療するといった場合があります。

これらの治療薬を併用することによって、厄介なトリコモナスを改善することが可能となります。

参考元:トリコモナスの薬とは?

 

パートナーも治療が必要

トリコモナスの治療法には、内服薬や膣錠の使用や併用という方法があります。

しかし、こうしたトリコモナスの治療を行う時に忘れてはならないのが、パートナーと一緒に治療をするということ。

そのため、パートナーがいる場合にはパートナーと一緒に治療を進めて、それぞれが完治させるということが何よりも重要になります。

それぞれが別のタイミングで治療をしてもピンポン感染で感染させたりさせられたりといったことにつながるため、一緒に治療を進めることも重要です。

参考元:トリコモナス症

 

トリコモナスの治療薬はどこで購入することができる?

トリコモナスに感染した場合、基本となる治療は内服薬を用いたものです。

では、このトリコモナスの治療薬を手に入れたいと考えた場合、どこで購入することができるのでしょうか?

 

トリコモナスの治療薬は市販されていない

トリコモナスを治療するためにメトロニダゾールやチニダゾールを配合した治療薬を薬局やドラックストアなどを探してみても、見つかることはありません。

これは、メトロニダゾールやチニダゾールを配合した治療薬が処方箋医薬品であるためです。

トリコモナスの治療薬を手に入れるためには病院で治療薬を処方してもらうといったことが必要になります。

そのため、トリコモナスの治療薬は気軽に手に入れることができるというようなものではないといえます。

 

市販薬で代用することはできない?

トリコモナスの治療薬は市販されていないとお伝えしました。

では、市販されている治療薬をトリコモナスの治療薬として代用するといったことは可能なのでしょうか?

その答えはNOです。
 
市販薬の中にはトリコモナスによる痒みなどを軽減するといった薬はあるものの、トリコモナスそのものに対してアプローチできるような治療薬はありません。

ですから、市販薬を使ってトリコモナスを根本的に治療することはできません。

しかしながら、どうしようもない痒みを今すぐにでも鎮めたいといったような場合には、こうした市販薬を使うことは可能です。

 

トリコモナスの治療薬は通販サイトで購入することができる

トリコモナスの治療薬は薬局やドラックストアなどでは市販されておらず、病院で処方してもらう必要があるとお伝えしました。

ですが、近年ではトリコモナスを治療することができる治療薬は、通販サイトを使って手に入れることができるようになっています。

通販サイトでは、海外で承認・処方されているトリコモナスの治療薬を購入することができます。
 
また、さまざまな種類のジェネリック医薬品を取り扱っているため安価で治療薬を手に入れることができるという特徴もあります。

その反面、治療薬は海外からの発送となるため手元に届くまでに時間がかかるという点には注意が必要です。

 

通販サイトで購入することができるトリコモナスの治療薬

トリコモナスの治療薬は市販されていませんが、通販サイトで手に入れることができるとお伝えしました。

そこで、ここからは実際に通販サイトで手に入れることができるトリコモナスの治療薬の中でも人気のものをいくつか紹介していきたいと思いますので、是非参考にしてみてください。

 

フラジール

フラジールはフランスに本拠があるSanofi Aventisが製造・販売するトリコモナスの治療薬です。

有効成分としてメトロニダゾールを配合しています。

こちらのフラジールは日本国内で処方されているフラジールの海外版となっているため、日本国内で処方されているフラジールと同様にお使いいただけます。

ですが、配合成分量が国内で処方されているものは250mgであるのに対し、海外向けのこちらは500mgを配合している点には注意が必要です。
 
価格は1箱20錠入りが4,260円(1錠あたり213円)となっています。
 

 

メトロニダゾール錠

メトロニダゾール錠はアメリカに本拠があるMylanが製造・販売しているトリコモナスの治療薬になります。

こちらは、前項のフラジールと同じメトロニダゾールを有効成分として配合したジェネリック医薬品になります。

このメトロニダゾール錠は配合成分は200mgとなっている点には注意が必要です。
 
気になる価格は1箱21錠入りで3,760円(1錠あたり180円)となっており、まとめ買いすることで更に安価で購入することが可能となっています。
 

 

ファシジン

ファシジンバイアグラを作ったことで知名度が高いPfizerが製造・販売しているトリコモナスの治療薬です。

国内で処方されているチニダゾール錠は有効成分の配合量が200mgと500mgであるのに対し、こちらのファシジンは有効成分としてチニダゾールを500mg配合しています。
 
価格は1箱100錠入りが4,600円(1錠あたり46円)と他の治療薬と比べても遥かに安い価格で手に入れることができるという特徴があります。
 

 

まとめ

指示棒を持つ薬剤師
トリコモナスを改善するための治療薬は色々な種類がありますが、市販されている治療薬ではトリコモナスを根本的に改善することはできません。

トリコモナスを根本的に完全使用とした場合には、メトロニダゾールやチニダゾールを配合した内服薬や膣錠を活用する方法が一般的ですが、こうした治療薬は病院で処方してもらう必要がありました。

近年ではそんなメトロニダゾールやチニダゾールは通販サイトを利用することで購入することができるようになっています。
 
また、通販サイトでは国内では処方されていない海外製のジェネリックなども多数取り扱っているため、病院で処方してもらうよりも安価で手に入れることができたりもするため、

そのため、トリコモナス対策として予めメトロニダゾールやチニダゾールを手に入れて備えておくというのは非常に有効となっているので、トリコモナスが心配という方は是非一度手に入れてみてはいかがでしょうか。