トリキュラーで不正出血がおきた場合の対処法と原因を解説!

トリキュラーで不正出血がおきた場合の対処法と原因を解説!トリキュラーは低用量ピルとして高い避妊効果を持ち、月経周期の安定化やPMSの軽減にも有効ですが、服用中に「不正出血」が発生することがあるため、正しい知識を持つことが重要です。
ここでは、不正出血の原因や影響、ストレスとの関係、茶色や鮮血の出血の意味、長期服用による影響、性行為への影響、止める方法について詳しく解説します。

 

不正出血を止める方法はある?

婦人科トリキュラーの服用による不正出血は、継続して服用すれば時間とともに自然に改善するため、特別な対処は基本的に必要はありません。
ただし、長期間不正出血が続く場合は婦人科で診察を受けましょう。
長期間不正出血が続くような状態の場合、他の病気が原因になっている可能性があります。

 

これって大丈夫?トリキュラーで不正出血が起きたときのQ&A

トリキュラーを服用していて不正出血が起きた時に多くの方が気になるポイントについてまとめています!
出血の色や不正出血時の性行為の可否などについて答えます!

 

茶色い出血は何かの病気?

トリキュラーなどの低用量ピルを服用している時に、茶色い不正出血が見られることがあります。
これはピルの服用を始めたばかりの頃に、ホルモンバランスが変化することで生じる副作用です。
そのほとんどが重大な病気などではなく、多くの場合は服用から3ヶ月ほどでおさまります。

 

鮮血の不正出血の原因

トリキュラーを服用している場合に赤い鮮血の不正出血がある場合があります。
これにはさまざまな原因が考えられます。
たとえば、トリキュラーを服用し始めた時や別のピルに変更したばかりの時にホルモンバランス変化することで子宮内膜の一部が排出されて鮮血があらわれることがあります。
また、継続してトリキュラーを服用している場合でも、飲み忘れや飲み間違いが合った場合に鮮血の不正出血が生じることがあります。

 

トリキュラーを長期服用すると不正出血は起きやすい?

トリキュラーを長期服用しているから不正出血があらわれやすいということはありません。
通常、服用し始めた時にホルモンバランスが崩れてしまって不正出血が起きることが多く、服用を継続している間に自然におさまることが多いです。
トリキュラーの飲み間違いなどがなく、長期間服用しているにもかかわらず鮮血が見られる場合、感染症や疾患が原因となっている可能性があるので、速やかに医師の診察を受けるようにしましょう。

 

不正出血が起こっている間に性行為をしても問題ない?

不正出血が起きている間の性行為は可能ではあります。
ただし、感染症リスクが高まってしまう可能性があるため、基本的には避けるべきです。

 

ストレスとトリキュラー服用中の不正出血の関係性

服用する女性ストレスは不正出血の原因になります。
ストレスが女性ホルモンの分泌を邪魔して卵巣機能が低下することで不正出血が起こりやすくなるとされています。
 
実はトリキュラーを服用している場合、ストレスによる不正出血が長引いてしまうケースがあります。
通常、不正出血がおきても数週間程度でおさまることが多いですが、トリキュラーを服用し始めて体がホルモンに慣れる過程でストレスが加わると、通常よりも不正出血が長引いてしまうことがあります。
これはストレスだけではなく、トリキュラーを服用し始めたことによって一時的にホルモンバランスが崩れることが影響していると考えられます。

 

まとめ

この記事で紹介してきたトリキュラーと不正出血に関する情報をまとめました。

  • トリキュラーの服用初期に不正出血があらわれやすい
  • 継続してトリキュラーを服用することで不正出血はおさまることが多い
  • 長期服用していても飲み間違いや飲み忘れで不正出血が起こる可能性がある

トリキュラーを服用している中で不正出血があらわれることがあり、その多くが飲み始めで一時的なホルモンバランスの崩れが原因です。
基本的に長期間継続的に服用することでおさまることが多いのですが、長期間服用していても、飲み忘れや飲み間違いがあると不正出血を起こす可能性があります。
もし正しい服用方法をキッチリ守っているにもかかわらず不正出血が起きているようであれば、別の疾患の可能性があるため、速やかに医療機関を受診しましょう。