トリキュラーを飲んでも避妊に失敗する可能性がある!?避妊に失敗する原因と対策
避妊薬のトリキュラーを使うことでほぼ100%の避妊が可能ですが、避妊に失敗してしまう可能性はゼロではありません。
そこで、こちらのページではトリキュラーを飲んでいるのに避妊に失敗してしまうケースや原因について紹介します。
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中出ししても大丈夫なはず…避妊が失敗する意外な理由
「トリキュラーを服用していれば中出しされても大丈夫」と考えている方は多いかもしれません。
しかし、トリキュラーを服用していても妊娠する可能性はあります。
避妊に失敗するケース
トリキュラーを服用しているのに避妊に失敗してしまう原因はあるのでしょうか?
避妊に失敗する原因は大きく分けて以下の3つです。
- トリキュラーの飲み忘れ
- 激しい下痢や嘔吐による成分吸収不良
- 飲み始めで効果が不十分
トリキュラーの飲み忘れ
トリキュラーの効果を適切に得るためには毎日服用することが必要です。
毎日の服用を忘れてしまうと避妊効果が弱まってしまい、避妊に失敗する可能性があります。
実際に海外の実験データでは、経口避妊薬の使用開始1年間で飲み忘れなどがあった場合、避妊の失敗率が9%という結果も出ています。
激しい下痢や嘔吐による避妊失敗
トリキュラーの服用中に激しい下痢や嘔吐があった場合、成分をじゅうぶんに吸収することができておらず、妊娠してしまう可能性があります。
飲み始めで効果が不十分
トリキュラーは飲み始めるタイミングによって、避妊効果が出るタイミングが変化します。
特に飲み始めのタイミングでは避妊効果が不十分です。
そのため、この期間中は避妊に失敗する可能性が高くなってしまいます。
避妊に失敗しないための対策はある?
では、避妊に失敗しないためにできる対策としてできることはあるのでしょうか?
飲み始めは他の方法を併用
トリキュラー服用時の避妊失敗を防ぐ最も簡単な方法が「避妊方法を併用すること」です。
特にトリキュラーの飲み始めや飲み忘れてしまった時などには、コンドームや殺精子剤を並行して使用することで避妊に失敗する可能性を下げることができます。
事後の避妊方法を準備する
アフターピルなどの事後避妊の方法を準備しておくことで、避妊失敗を防ぐことが可能な場合もあります。
ただしアフターピルなどの事後避妊はどうしても体への負担が大きくなってしまうため、なるべく避妊方法を併用するようにしましょう。
「避妊の失敗を防ぐために」正しい知識と対策で不安をなくそう
トリキュラーは排卵しないようにすることで妊娠を防ぐ効果があります。
しかしさまざまな原因で避妊に失敗してしまう可能性があります。
この記事で紹介したポイントをおさらいしておきましょう。
- 飲み忘れや嘔吐などが原因で避妊に失敗することがある
- 避妊を絶対に失敗したくない場合は避妊方法を併用することが有効
- アフターピルなどを使用した事後避妊も有効だが体に負担がかかる
トリキュラーを適切に使うことでほぼ100%の避妊が可能ですが、飲み忘れや嘔吐などの原因で避妊に失敗することがあります。
避妊に失敗しないためには他の避妊方法を併用することも有効なので、事前に検討しておきましょう。