トリキュラーを服用すると吐き気がする!?副作用の影響を徹底解説!
トリキュラーを服用すると吐き気がしたり、気持ち悪くなったりする場合があります。
この記事ではトリキュラーの服用によってあらわれる吐き気の副作用について原因や対策法などについて紹介します。
目次
トリキュラーで吐き気がひどい?その原因をチェック!
トリキュラーを服用して気持ち悪いと感じたり、吐き気が出たりするのはホルモンバランスの変化が原因と考えられています。
トリキュラーを服用すると体内で分泌されている女性ホルモン量に加え、女性ホルモンが補充され、体内の女性ホルモン量が変化することに身体が対応しきれていないためです。
トリキュラーを飲んで吐き気がひどい場合の対処法
トリキュラーを服用して吐き気がひどい場合はどのようにすればいいのでしょうか?
ここからはトリキュラーで気持ち悪くなったり、吐き気があらわれたりした時の対処法を3つ紹介します。
吐き気止めを使う
トリキュラーの服用で吐き気が出た場合の最も簡単な対処法なのが吐き気止めの使用です。
吐き気止めを使うことで、吐き気を効果的に抑えられます。
ただし、吐き気止めを使って吐き気を抑える時には注意しなければならないこともあります。
吐き気止めを併用する場合の注意点
トリキュラーを服用して吐き気がひどい場合、市販の吐き気止めで対策ができます。
しかし吐き気止めの種類によってはトリキュラーとの相性が悪いものもあるため、事前に併用できるかの確認をしておきましょう。
安静にする
吐き気があらわれた場合、楽な姿勢や服装で安静にすることも対策のひとつです。
リラックスできる体勢でゆっくりするだけでなく、できる限り締め付けのない、ゆったりとした服装で過ごすのが理想です。
また、嘔吐などがある場合に仰向けで寝ると誤嚥のリスクがあるため、寝る場合は横向きで寝るようにしましょう。
トリキュラーの副作用はいつまで続く?気持ち悪さが治るタイミング
トリキュラーの吐き気などの副作用はいつ頃まで続くものなのでしょうか?
吐き気自体は服用後、数時間ほどで治ることもあれば1~2日ほど症状が続くことがあります。
なかなかおさまらない様であれば吐き気止めを使用すると良いでしょう。
吐き気などの軽度の副作用の多くは通常1〜3ヶ月で改善される(感じにくくなる)といわれています。
これはトリキュラーによるホルモンバランスの変化に体が慣れることで、副作用が軽減されるためです。
副作用があったとしても継続して使用することで、次第にトリキュラーを服用しても副作用が出にくくなっていき、最終的には何も副作用がでなくなることもあります。
副作用がずっと続くのはマズイ?
副作用があまりにも続く場合や吐き気止めを使用してもおさまらない場合、服用を開始してから1~3ヶ月を超えても副作用が続く場合は医師に相談しましょう。
医師の指示で服用するピルをトリキュラーから違う種類へと変更することがあります。
トリキュラーで嘔吐することもある?どんなケースに注意すべき?
トリキュラーを服用することで実際に吐いてしまう(嘔吐)の副作用もあります。
実際、トリキュラーの添付文書にも頻度5%以上の副作用として「嘔吐」の記載があります。
どちらも同じ様に見えますが、実は嘔吐の場合、注意すべきポイントがあります。
参考元:医療用医薬品:トリキュラー
服用後何時間で嘔吐してしまったかがポイント
トリキュラーを服用して、副作用で吐いてしまった場合に気を付けなければならないのが、服用してからどのぐらいの時間で吐いてしまったのかです。
基準となる時間は3時間です。
トリキュラーの服用から3時間以上の時間が経過している場合は、成分がしっかり吸収がされているため問題ありませんが、服用から3時間以内に吐いてしまった場合は改めてトリキュラーを服用する必要があります。
この時、吐いた後すぐに服用するのではなく、吐き気がおさまってから改めて服用するようにしましょう。
服用し直さなかった場合、避妊効果が低下する可能性があるので必ず服用してください。
まとめ|トリキュラーの吐き気を防ぎ、快適に服用するために
トリキュラーの服用による気持ち悪さや吐き気に関する情報をまとめたものはこちら。
- 吐き気の症状はトリキュラーの軽微な副作用
- 吐き気止めと一緒に服用することも可能
- 嘔吐してしまった場合は3時間を基準に再服用を検討する
トリキュラーによる気持ち悪さや吐き気は副作用の一種であり、1~3ヶ月後には自然と副作用があらわれなくなっていることが多いです。
また、吐き気などの副作用が出た場合でも、吐き気止めなどを併用することで対策することができるので、そこまで心配する必要もありません。
しかし、実際に吐いてしまった場合には、適切に対処しなければ効果が失われてしまう可能性もあるため注意しましょう。