フォリックスFR12

薄毛を改善するという効果に違いはありません。ただし、内服タイプは効果が強い反面副作用のリスクが高くなっています。そのため、副作用リスクを抑えながら薄毛改善を目指す時は外用薬が適しています。

ミノキシジルは髪を生やして薄毛を改善へと導く成分で、プロペシアは髪が抜けるのを抑えて薄毛を改善する成分となっています。これらの作用が相乗的に働くことで薄毛を改善します。

AGAを完治させることはできません。薄毛を改善する効果はありますが、薄毛の原因そのものに対してアプローチすることはできないため、根本からの改善にはなりません。

フォリックスFR12が効果を発揮するのはAGAの薄毛だけです。円形脱毛症などの薄毛はAGAとは原因が違っているため、AGA以外の薄毛に対しては効果が期待できません。

薄毛が進行してしまいます。配合成分は毎日使用することで薄毛の進行を抑えて改善へと導くため、使い忘れがないように注意する必要があります。

シャンプーなどで頭髪と頭皮を洗浄した後に十分に乾燥させてからフォリックスFR12を5プッシュ分、薄毛が気になる部位へ塗布します。その後2～4分なじませて、洗い流さず4時間以上放置します。

1回あたりの使用量は5プッシュ分です。過剰な量の塗布は副作用のリスクなどを高めてしまうため適切な量を使用するようにしてください。

使用を中止した場合、薄毛を改善する効果が全てなくなるため再び薄毛は進行していきます。その結果、徐々に薄毛が進行して治療前の状態に戻ってしまう可能性があります。

効果があらわれない時は使い方の誤りや使用期間の短さが原因であることが多いです。そのため、適切な方法で継続して使用するようにしてください。

妊活に影響が出てしまう場合があります。フォリックスFR12はフィナステリドを有効成分として配合しており、副作用として性欲減退やEDなどの症状があらわれる可能性があるためです。

併用できません。これはフォリックスFR12がミノキシジルとフィナステリドを配合しているため、他のミノキシジルやフィナステリドと併用すると効果が重複して副作用のリスクが高まるためです。

耐性ができる可能性はまずないと考えられます。長期の使用で耐性を証明するような根拠が示されたこともありません。しかし、可能性はゼロではないのでその点には注意しておく必要があります。