フォリックスFR05

AGAに対して、ミノキシジルもフィナステリドもどちらも効果がありますが、どちらの方が優れているというのはありません。使う人の状況や環境、使う人と薬の相性などによって変わるため、どちらが優れているというのは言い切れません。

根本からの薄毛の改善はできません。ですが、薄毛を改善する効果自体はあるため、継続して使用することで薄毛の悩みを解消していただけるようになっていますし、現在では多くの方が悩みを改善しています。

プロペシアやザガーロなどのAGA治療薬との併用は可能です。これらのAGA治療薬とは治療のアプローチが違っているためです。一方で、同じミノキシジルを配合したAGA治療薬との併用は作用が重複して副作用リスクが高まってしまうため、併用できません。

有効成分のミノキシジルは頭皮の血管を広げ髪の毛への血流を増やし、栄養を髪の毛1本1本に行き渡らせることで、髪の成長を促して薄毛を改善へと導きます。

髪の毛以外の毛が濃くなる可能性はゼロではありません。これは頭皮に塗布する際に、薬液が頭皮以外の部位に付着してその部分の体毛が濃くなってしまうケースが報告されています。薬液が頭皮以外に付着した時は速やかに石鹸などで綺麗に洗い流すことでこうしたリスクを防ぐことも可能です。

基本的に併用がNGとなる組み合わせはありませんが、血圧を下げる薬との併用は血圧が下がりすぎてしまう可能性があるため注意が必要となっています。そのため、高血圧の薬を服用しているような場合には、事前に医師に併用できるか確認したりするようにしましょう。

体内のミノキシジルの濃度を一定に保つためにも、そうした使い方は推奨されません。間違った使用法は副作用のリスクを高める可能性もあるため適切な使用法を守ってお使いください。

シャンプー後に十分に髪や頭皮を乾かす前にフォリックスFR05を塗布してしまうと十分に成分が吸収されなくなってしまう可能性があります。そのため、シャンプー後に使用する場合は十分に髪や頭皮を乾燥させてから使用してください。

塗り薬の方が副作用の発症率が低くなっています。これは塗布した部分にしか作用しないためです。しかし、血管を拡張する作用が働くことには変わりはないため、頭痛などの副作用があらわれる可能性自体はゼロではない点に注意が必要です。

使用を中止した場合、薄毛が再び進行する可能があります。ただし、他の治療法を取り入れている場合は、薄毛の進行を抑えて治療後の毛量が維持される場合もあります。

ミノキシジルが男性不妊の原因になることはありません。フォリックスFR05の使用により受精率が低下するようなことや胎児になんらかの悪影響が出るようなこともないとされているため、安心してお使いいただけます。

耐性ができる可能性はゼロではありませんが、その可能性自体は極めて稀であると考えられます。実際に今までの研究でも耐性ができたという報告が寄せられたことはありません。