バルデナフィル(Ciclum)

1日1回、1回あたり10mgを性行為の約60分前に水やぬるま湯と一緒に服用します。
10mgの服用で十分な効果が得られず、忍容性が良好と判断された器質性または混合型EDの方の場合は20mgに増量することができます。
65歳以上の高齢者の方や、中等度の肝障害がある方は1回あたり5mgを開始用量とし、最高用量は10mgとします。
1日の服用量は1回とし、服用間隔は24時間以上としてください。

硝酸剤あるいは一酸化窒素給与剤を服用中の方やリオシグアト、CYP3A4を阻害する医薬品を服用中の方、先天性のQT延長の症状がある方、クラスIAまたはクラスIIIの抗不整脈薬を服用中の方は服用を禁止されています。
心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方や脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある方、低血圧または治療による管理がなされていない高血圧の方、網膜色素変性症の方も同様に服用することができません。
重度の肝障害がある方、血液透析が必要な腎障害がある方、不安定狭心症がある方、配合されている有効成分に対する過敏症の既往歴がある方も服用を禁止されているので、ご注意ください。

バルデナフィルは、一部の医薬品との併用が禁止されています。
硝酸剤および一酸化窒素給与剤、リオシグアト、CYP3A4を阻害する薬剤などがこれに該当し、これらの医薬品と併用すると重篤な相互作用が引き起こされるおそれがあり、大変危険です。
また、CYP3A4を誘導する薬剤やカルペリチド、α遮断薬などの一部の医薬品との併用にも注意が必要です。
併用を禁止されている医薬品や併用に注意が必要な医薬品は他にも存在しているため、すでに何らかの医薬品を服用中にある方や新たに他の医薬品を服用しなくてはならなくなった場合は、必ず事前にかかりつけの医師へご相談ください。

※用法・用量、注意点、副作用などに関しては一般的な薬剤情報を訳したものです。服用・使用前は医師などの専門家に相談した上で必ず用法用量に従って頂ますようお願い致します。
また、服用や使用に関しては全て自己責任となりココロ薬局では一切の責任を負いかねます。

頭痛やめまい、ほてり、鼻閉などの症状が副作用として報告されています。
他にも、消化不良や嘔気、心悸亢進、潮紅、視覚異常などの症状があらわれることもあります。
重篤な副作用の報告はありませんが、副作用の症状がいつまでも改善しない場合は、速やかにかかりつけの医師の診察を受けてください。