サビトラ

サビトラには精液を増やす作用はありません。そのため、精液が増えたと感じるような時は、他のものが要因となって増えている可能性が考えられます。

ED改善作用は同じです。しかし、それぞれの薬ごとに違った特徴があります。サビトラは即効性、バイアグラは勃起力、シアリスは持続時間とそれぞれで違っているため、希望に合ったものを選ぶようにしてください。

服用から15～20分で効果を感じることができるとされています。個人差があるため、もっと早く効果を実感できる人もいます。即効性が優れているため、性行為までに時間的な猶予がないときでも使えます。

効果が持続する時間は5～10時間となっています。ある程度の時間、効果が持続するのでいい所で効果が切れてしまうこともありません。ただし、もっと効果が長いED治療薬もあるため、より長時間の効果を得たい場合は効果時間が長い種類のものをお使いください。

脂肪分が多い食事は避けるべきです。サビトラは食事の影響を受けにくいED治療薬ですが、影響を受けない食事の基準となっているのが700kcal未満で脂質が23.3g以下であるため、この数値を超えるような食事は避けるようにしましょう。

適度な量であれば問題はありません。しかし、お酒を飲みすぎてしまうと副作用のリスクが高まってしまいます。お酒をついつい多く飲んでしまう方はサビトラの服用中は飲酒を控えるようにしましょう。

1錠のサビトラを分割し数回に分けて服用することは問題ありません。複数回に分けて服用することはできますが、服用間隔は24時間以上開ける必要があるので同じ日に2回目を服用することはできません。

1回の服用量はバルデナフィルとして10mgです。10mgより多い量は過剰服用になってしまい、副作用などのリスクが高まってしまうため、適切な量を服用するようにしてください。

血圧が高い場合でもサビトラは使用することができます。ただし、安静時収縮期血圧＞170mmHg又は安静時拡張期血圧＞100mmHgを超える管理されていない高血圧の方の服用は禁忌となっています。

起立性低血圧や狭心症、緑内障など副作用には注意が必要です。起立性低血圧や狭心症の症状はそこから事故などに繋がる可能性もあるため、これらの副作用症状がみられた場合は速やかに医療機関を受診してください。

テラゾシンやタムスロシン、リファンピシンなどの治療薬との併用に注意が必要です。また、硝酸剤やNO供与剤、クラスIA抗不整脈薬などとの併用は禁忌となっているので特に注意してください。

長時間勃起がおさまらない場合、持続勃起症のおそれがあります。持続勃起症は男性器の組織が壊死してしまうこともあるため、数時間にわたって勃起がおさまらない場合はすみやかに医療機関を受診してください。