レビスマ

性欲自体を高める薬ではありません。あくまで勃起不全の改善を目的としており、性的刺激があって初めて効果が発揮されるので、勝手に勃起したりすることはありません。

個人差はあるものの、数時間にわたって勃起をサポートする効果が持続することが知られています。より長時間の効果を期待する場合は、シアリスなどの長時間効果が続くタイプのED治療薬をお使いください。

はい、性刺激がない状態では勃起することはありません。自然な性的興奮があって初めて効果があらわれる仕組みになっているので、無条件で勃起することはありません。

性的刺激を受けた際に陰茎の血流を増やして勃起を助ける働きがあります。興奮しても勃起できない状態や、勃起することができても維持できずに中折れしてしまう状態を改善します。

標準的な食事の後であれば、効果の発現に影響は少ないとされています。ただし、脂分が多かったりカロリーが高い食事の後では、成分の吸収が遅れてしまい、十分な効果を得ることができなくなる場合もあります。

はい、バルデナフィルは水またはぬるま湯で服用することが推奨されています。グレープフルーツジュースでの服用は副作用のリスクが高まるおそれがあります。また、牛乳などの脂肪分が多い飲料での服用は効果を得にくくなる可能性があります。

性行為の約1時間前に、食事の影響を考慮しながら、水またはぬるま湯でレビスマを服用します。1日に服用できる上限回数は1回となっており、次に服用するまでに24時間以上の時間を空ける必要があります。

1錠で用量が多い場合は、分割して服用することが可能です。ただし、分割した錠剤は劣化が早まってしまうため、密封容器などで適切に保管してできる限り早く使う必要があります。

副作用でふらつきや軽いめまいが起こることがあります。レビスマを服用した後に立ち上がるときなどは、慎重に動くと安心です。めまいやふらつきなどが酷い場合は性行為を控えて安静にしておくようにしてください。

頭痛や顔のほてり、鼻づまりやめまいなどがさまざまな症状が報告されています。いずれも、継続して使用することで症状が次第におさまっていったり、時間の経過とともに症状がおさまることがほとんどです。ですが、いつまでも症状が改善しない場合は医療機関を受診してください。

硝酸剤やリオシグアト、リトナビルなどとの併用が禁忌となっています。これらの薬と併用すると重篤な低血圧や血中濃度上昇を招く危険があるため、絶対に併用してはいけません。

倦怠感（だるさ）もレビスマの副作用のひとつとして報告されています。十分に休息を取りながら様子見することで改善することも多いです。しかし、いつまでも改善しない場合は医療機関を受診するようにしましょう。