セブララー

セブララーは喘息への適応はありません​。慢性閉塞性肺疾患の治療にのみ承認されているため、基本的には慢性閉塞性肺疾患の治療以外の用途で使用することは避けてください。

慢性閉塞性肺疾患による呼吸困難などを改善するために用いられます。ただし、慢性閉塞性肺疾患を根本から改善することができるわけではないため注意してください。

効果は約24時間持続します。そのため、1日1回の吸入で安定した呼吸機能改善が期待できるので、1日2回以上の吸引は過剰となってしまうため注意してください。

効果が落ちるデータはありません。実際に52週間以上の長期データでも、持続的な肺機能改善効果と安全性が確認されていることから、安心してお使いいただけます。

セブララーは内服しても効果は得られません。そのまま内服すると副作用などがあらわれる可能性もあります。そのため、適切に吸入器を用いて吸入するようにしてください。

セブララーの使用頻度は1日1回です。また、毎日決まった時間に使用するようにしてください。決まった時間に使用することで、体内の成分量を一定にすることが可能です。

適宜綺麗に掃除するといったことが必要です。ただし、掃除を高頻度で行うと吸入器の故障などに繋がることもあるので、注意してください。

感染予防のため軽くうがいをするのが推奨されています。基本的に局所刺激が少ないのでうがいは必要ないように思えますが、感染といった観点から必ず行うようにしましょう。

吸入薬の微粉末が口腔内に残ることで苦味を感じる場合があります。ですが、苦味を感じた場合は、うがいによって軽減できるため、必ずうがいを行うようにしましょう。

強い副作用が出た場合は、無理に使うことはしないでください。セブララーの使用を中止し、速やかに医師に相談してください。症状によっては代替薬への切り替えが検討されます​。

まれに心房細動などの不整脈が発生することが報告されています。特に心疾患のある人は注意が必要です​。重篤な副作用は命に危険が及ぶ場合もあるため十分に注意してください。

口渇、便秘、頭痛などが主な副作用として知られています。比較的軽度なことが多いですが、症状がいつまでも改善しなかったりするような場合は、医療機関で相談するようにしてください。