スノビトラ

有効成分のバルデナフィルは、早ければ15～20分で効果を発揮するといわれています。バイアグラ（有効成分：シルデナフィル）が服用後30～60分を要するのに対して、高い即効性があるといえます。

確かに、スノビトラは食事の影響を受けにくいといわれていますが、脂っこい食事をとった直後などは、影響を受けて効果が減弱する可能性があります。あっさりしたメニューで腹八分目にとどめ、食後2時間ほどしてから服用するのがおすすめです。

一般的に、有効成分バルデナフィルの効果持続時間は5～8時間とされています。バイアグラの効果持続時間が最長5時間ほどであることを考えると、やや長めに効くED治療薬といえます。

空腹時に服用することで、より即効性を実感しやすくなったり、効果を十分に得られたりすることはありますが、スノビトラに本来備わっている以上の効果をもたらす「特別な飲み方」のようなものはありません。用法用量を守り、正しく服用してください。

スノビトラ1錠には、有効成分バルデナフィルが20mg配合されていますが、バルデナフィルは「1日1回10mg」が望ましいとされています。そのため、1錠まるごとではなくピルカッターなどを使って半分に割って使用するのが望ましいといえます。10mgでも効果が十分でなかった場合は、20mgを検討できます。

スノビトラは、あくまでも性行為のタイミングでEDを解消し、正常に勃起させる医薬品です。毎日コンスタントに服用すればEDの原因が取り除かれるようなものではありません。

スノビトラは、早ければ20分程度で効果をあらわしますが、人によっては60分ほど要する場合もあります。そのため、より慎重を期したいなら60分前に服用するのが理想的です。

錠剤が苦手な場合、ゼリータイプのED治療薬を選ぶことができます。ココロ薬局では、スノビトラと同様にバルデナフィルを有効成分とするバリフゼリーやジェビトラゼリーなどを取り扱っています。

よくある副作用として挙げられるのは、血管拡張作用による顔のほてりや頭痛などです。ただし、頭痛に関してはロキソニンなどの解熱鎮痛剤を併用することで解決できます。

スノビトラを1回服用したあとは、必ず24時間以上の間隔を空けてください。副作用のリスクが高まるなどの危険があるため、1日1回の服用を超えないようにしてください。

分割した錠剤は劣化しやすいため、密閉容器などに保管したうえで、なるべく早めに服用してください。

高血圧の治療のためにα遮断薬を服用している方などは、注意が必要です。α遮断薬は、スノビトラの併用注意薬に指定されているため、医師に確認するなどしてから使用することをおすすめします。なお、内服中の薬があってスノビトラの服用に不安がある場合、医薬品とは相互作用しないED内服サプリを検討してみることをおすすめします。