フルビル

通常、発症後48時間以内に服用を開始すれば、発熱期間や全体の症状期間を約1〜2日短縮できるとされています。しかし、服用タイミングが遅くなってしまうとその分だけ効果は弱まってしまいます。

A型とB型の両方に有効です。どちらの型のインフルエンザウイルスに対しても効果を発揮します。ただし、耐性を持ったウイルスには効果がないため注意してください。

インフルエンザの発症からできる限り早く服用してください。発症から時間が経過してしまうほど効果が低下してしまいます。そのため、発症からできる限り早く服用するようにしてください。

フルビルにはインフルエンザを完治させる効果はありません。ウイルスの増殖を抑えて症状を改善する薬であるため、ウイルスを除去して根治したりすることはできないのです。

食事の影響を受けにくいので、食事と一緒に服用できます。ただし、吐き気などを防ぐためには食後に服用することが推奨されています。

飲み忘れは治療効果を弱めてしまうため、できる限り飲み忘れが無いようにしてください。飲み忘れてしまった場合は、飲み忘れた時点で1回分をすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近い時は飲み忘れた分は飛ばして次のタイミングで1回分を服用します。

1日2回の服用を5日間続けるのが基本の服用方法となっています。ただし、インフルエンザの予防に用いる場合は1日1回の服用を10日間継続します。使用する目的によって服用回数や服用期間が変わるので注意してください。

他の飲料で服用しても基本的には問題ないとされています。ですが、基本的には水での服用が前提となっているため、水で服用するようにしてください。

吐き気や嘔吐、下痢や腹痛などがよく見られる副作用となっています。こうした副作用は軽度な場合が多く、自然に改善することが多いです。ただし、いつまでも症状が改善しないような場合には医療機関を受診してください。

服用すること自体は可能です。腎機能障害のある方は成分の排泄が遅れるため、通常の用法用量では血中濃度が増加してしまいます。そのため、腎機能障害の度合いに応じて用量を適宜調整する必要があります。

使用は可能です。ただし、併用によって血液が固まるまでの時間が延長したとの報告があるため、併用する時は十分に注意する必要があります。併用に不安がある場合は服用前に医師に確認してください。

運転は控えるようにしてください。傾眠の副作用が報告されているため、症状が治まってきていたとしても副作用で事故などを引き起こす可能性があります。