オセフル

インフルエンザウイルスを殺す作用はありません。増殖を抑えることによって、インフルエンザの重症化を抑えることで回復を早めるタイプの治療薬となっています。

オセフルはA型とB型両方のインフルエンザに効果を発揮します。ただし、耐性を持ったウイルスが存在する場合があるため、そうしたウイルスに感染している場合には別の治療法を選択する必要があります。

発症リスクを80%以上低下させるという報告があります。そのため、家族がインフルエンザに感染したような場合には、感染の予防のためにオセフルを活用するといったことは非常に有効です。

発症から48時間以上の時間が経過していると効果が落ちてしまいます。ただし、高リスク患者の場合は48時間以上の時間が経過している場合でも使用が推奨される場合があります。

飲み忘れに気づいたタイミングで服用してください。次の服用までに4時間を切っている場合は飲み忘れを飛ばして次のタイミングで1回分を服用するようにしてください。

途中で服用を中止しないでください。症状が治まってもインフルエンザウイルスが完全にゼロになっているわけではありません。服用を中止してしまうと再びウイルスが増殖して再発症してしまう可能性があります。

約12時間間隔で服用するようにしてください。朝の10時に服用したら次は夜の10時といった形です。間隔をあけて服用することで体内の有効成分の濃度を一定にすることができます。

服用期間が違います。また、1日あたりの服用回数も違っているので、目的に合わせて適切な用法用量を守って服用するようにしてください。服用方法を間違えてしまうと効果が弱まったりする可能性があります。

運動は控えるようにしましょう。インフルエンザの発症中は無理な運動や心臓や呼吸器に負担のかかる行動はできる限り避けて安静にするようにしてください。

併用できます。ただし、ワルファリンなどとの併用には注意が必要です。そのため、他の治療薬を服用している場合は、事前に併用できるかどうかを確認した上で、併用するようにしてください。

副作用の種類や症状の重さによって、判断する必要があります。適切な判断をしてもらうためには医師に相談したりするようにしましょう。基本的に軽度な副作用の場合はそのまま服用を継続することが多いです。

主な副作用として報告があるのは吐き気や嘔吐、頭痛やめまいなどです。こうした副作用以外にもさまざまな副作用の報告があります。また、重篤な副作用にもさまざまなものが報告されているため注意しましょう。