プロペシアが効かない!?効果がない時に考えられる7つの理由と対策

プロペシアが効かない!?効果がない時に考えられる7つの理由と対策数多くの男性を悩ませるAGAによる薄毛。

そんなAGAを改善するための治療薬として登場し、現在では幅広い男性に活用されているのがAGA治療薬の「プロペシア」です。
 
こちらのページでは、そんなAGAを改善するためのプロペシアやプロペシアを使っているのにAGAが改善しないような場合に考えられる理由やその対策法を紹介します。

 

プロペシアはどんな薬?

そもそも、AGAを改善するための治療薬であるプロペシアとは、いったいどのような薬なのでしょうか?
 
プロペシアとは、有効成分にフィナステリドを配合しており、このフィナステリドが男性ホルモンに作用することで抜け毛を抑えて薄毛を改善へと導くAGA治療薬となっています。

プロペシアは、髪を生やして改善するのではなく、抜け毛を防いで薄毛を改善するため、守りの薄毛治療薬ともいわれます。
 

 

考えられる原因①実はAGAではない

AGA治療薬として高い人気と実績があるプロペシアですが、このプロペシアを使っても効果がないという場合に考えられる原因のひとつめが「薄毛の原因がAGAではない」ということ。

薄毛と一口に言っても、その種類によって髪が抜け落ちてしまう原因が違っています。

そのため、AGAと違う脱毛症などの場合、プロペシアでは薄毛を改善する効果に期待できません。

 

AGAかどうか医療機関で診断を受ける

AGAかもしれないとプロペシアを使い始めたけど効果があらわれないという場合。

そうした時は、まず自身の薄毛の原因が何かをハッキリさせましょう。
 
自己判断で薄毛の原因を判断するのではなく、医療機関などで受けられる適切な検査で原因をハッキリさせることで、それぞれの薄毛に合った対策を行うことが可能です。

そのため、AGAクリニックなどの医療機関で適切な検査などを受けるようにしましょう。

 

考えられる原因②服用して間もない(継続的な使用ができていない)

プロペシアを使っているけど、効果があらわれない…という場合に考えられる原因として「プロペシアを服用している期間」もあげられます。

プロペシアは既にお伝えしている様に、抜け毛を防いで薄毛を改善する治療薬となります。

そのため、服用から数ヶ月は薄毛の改善効果を実感することが難しく、最低でも半年以上の継続が推奨されています。

 

効果が実感できるまでに平均6ヶ月かかる

プロペシアは半年から1年以上の継続で、実際に薄毛が改善していると実感する人が増えるAGA治療薬となっています。

中には、薄毛の改善効果を3か月程度で実感できる方もいますが、そうしたケースは珍しいです。
 
そのため、プロペシアを使ってAGAを改善するというような場合には、長期の服用を見越した上で治療計画を立てていくことが重要になります。

1年以上継続しても、効果を実感することができていないという場合は、別の理由も考えられるため医療機関に相談するようにしましょう。

 

考えられる原因③服用方法が適切ではない

AGA治療薬であるプロペシアを継続して服用しているのに、その効果を実感することができていないという場合に考えられる原因としては「服用方法が適切ではない」ということが考えられます。
 
どれだけ、効果が高い治療薬であっても適切でない服用方法で適当に使っていれば、全く意味がありません。

自身の考えで服用する量を増やしてみたり、減らしてみたり、適当なタイミングで服用したりといったようなことでは意味がないため、適切に服用するようにしましょう。

 

一定の時間に服用することを意識する

AGAを改善するという場合、プロペシアは適切に服用することが必要不可欠です。

適切な量を守って服用するというのは当然として、一定の時間に服用するということも重要なポイントとなっています。

毎日決まった時間に服用することによって、体内のAGA治療薬の成分濃度を一定に保つことができるようになります。
 
一定の時間に服用するためには、毎日の決まったタイミング(朝食や昼食の後など)で服用したり、服用する時間にスマートフォンのアラームをセットするなどの工夫が役立ちます。

 

考えられる原因④効果を勘違いしている

プロペシアの効果が感じられない原因は色々ありますが、プロペシアの効果そのものを勘違いしているという場合もあります。

プロペシアはAGAの原因となる抜け毛を防いで、髪が正常に成長する土台を作ることによって、薄毛を改善していく治療薬です。

そのため、髪の毛が生えるのを促したり、成長したりするのを促すといった作用はなく、AGAの改善が実感しにくくなっています。

 

発毛効果を得たいならミノキシジルとの併用がオススメ

AGAを改善していく上で、新しい髪が生えてきていることをより実感したい場合には、AGA治療薬であるミノキシジルとの併用が適しています。

ミノキシジルは、髪を生やして成長を促すことで薄毛を改善することから、攻めのAGA治療薬といわれています。

プロペシアとミノキシジルは併用することができるので、抜け毛を防ぎながら、新しい髪が育つのを更に実感したいという場合は併用も検討してみましょう。
 

 

考えられる原因⑤初期脱毛のせいで効果を実感できていない

AGA治療薬であるプロペシアを使って薄毛を改善しているのに、抜け毛がかえって増えてしまい治療を止めてしまう方がいます。

実はプロペシアを服用することで、初期脱毛と呼ばれる脱毛があらわれることがあります。

この初期脱毛を知らない方の場合、プロペシアの服用で急激に抜け毛が増えてしまい効果を実感できないケースは珍しくありません。

 

初期脱毛を正しく理解して継続的に服用する

AGA治療薬であるプロペシアを服用することで、初期脱毛が起きることは珍しくありません。

これは、プロペシアの作用によって成長が止まって抜けるのを待っている状態の髪が抜け落ちるためです。
 
この初期脱毛は、髪がただ抜け落ちるというわけではなく、新しい髪が生える土台作りという意味合いがあります。

そのため「初期脱毛が起きる=プロペシアの効果がでている」ということでもあるため、初期脱毛が起きたからといって治療を中止するのではなく、効果がでていると継続していくことが肝心です。

 

考えられる原因⑥プロペシア(フィナステリド)では効果が弱い可能性がある

プロペシアを継続して服用しているけど、十分な効果を実感できていないという場合はプロペシアの薄毛を改善する効果が弱い可能性があります。
 
プロペシアはAGAの原因となるホルモンを作る酵素の5αリダクターゼの働きを抑制します。

実はこの5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型の2種類があり、プロペシアはⅡ型に対してのみ効果を発揮します。

そのため、Ⅰ型には作用しないので十分な効果を実感できていない可能性があります。

 

ザガーロに変更する

AGAの治療薬としてプロペシアを服用しているけど、いまいち効果が弱いと感じてしまう場合は、より高い効果に期待できるザガーロを服用すると効果の高さを感じることができる場合があります。

このザガーロはプロペシアと同様に5αリダクターゼを抑制する作用があります。

プロペシアがⅡ型にのみ効果を発揮するのに対し、ザガーロはⅠ型とⅡ型両方に効果を発揮するため、より高い効果に期待できるわけです。
 

 

医者

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考えられる原因⑦生活習慣に問題がある

AGA治療薬であるプロペシアを適切に長期間服用しているのに、薄毛の改善効果を感じることができないときには、生活習慣に問題がある場合があります。

AGAはホルモンの影響で抜け毛が増えて薄毛になりますが、さまざまな生活習慣も影響していることがあります。

そのため、AGA治療薬を服用しているのに、生活習慣はボロボロなんていうことになってしまうと十分な効果を得られなくなってしまう可能性があります。

 

生活習慣もしっかり見直す必要がある

AGA治療薬であるプロペシアを服用している場合、その効果を最大限にするためにも生活習慣を見直して改善していくことは非常に重要です。

食生活や睡眠習慣、飲酒や喫煙などさまざまな生活習慣に気を付けて改善してくことで、薄毛の改善効果を最大限に発揮することができるようになります。

そのため、プロペシアを服用する場合は、できることから少しずつでも生活習慣を見直して行くようにしましょう。

 

体質的に効きにくいこともある

ここまでAGA治療薬であるプロペシアが効かないさまざまな理由やその対策法について紹介してきました。
 
ですが、プロペシアを服用する方の中には体質的な問題で効果を得にくいという方もいらっしゃいます。

プロペシアを服用しているのに効果があまり実感できず、上記で挙げた効かない理由に該当しないというような場合は、AGAクリニックなどの専門的な医療機関で相談するようにしましょう。

医療機関で相談することによって、より自身に合ったAGAの改善方法を提示してもらえたり、実際にAGAを改善したりすることが可能になる場合もあります。

 

プロペシアを使い続けると耐性がつくってホント?

違うことを説明する女医
プロペシアを使い続けることで耐性ができてしまって、薄毛の改善効果が弱くなるといった噂もありますが、この噂は真実なのでしょうか?

その答えはズバリ、間違いです。
 
実際に、プロペシアを使い続けることで薄毛の改善効果が低くなる場合があります。ですが、これはプロペシアに対して耐性ができるのではなく、老化現象によって髪を作る細胞そのものが減少してしまうことが原因です。

そのため、プロペシアは継続して使用しても耐性ができて効果が弱まるということはないので安心してお使いいただけますし、耐性ができるかもしれないと使用を控えてしまうと薄毛の改善効果が弱まってしまうので、自己判断で使用を控えるといったようなことは避けるようにしましょう。

 

まとめ

こちらのページではAGA治療薬であるプロペシアが効かない原因についてさまざまな情報を紹介してきました。

  • AGA以外の脱毛症
  • 継続期間が短い
  • 効果を間違えて認識している
  • 生活習慣に問題がある

プロペシアが効かない原因としては、上記のようなさまざまな原因が考えられます。

そのため、プロペシアを使っているけど効果をあまり実感できていないという場合は、適切にプロペシアを使えているのかを確認するようにしましょう。

その上で、それぞれの理由ごとの対策を実施して効果を実感できるようにしましょう!
 
また、効果がないと感じた場合には医療機関などを受診するなどして相談するようにしてみましょう。

男性を悩ませる薄毛の悩みは、適切にプロペシアを使うことで改善することが可能です。

もし、効果を感じられないという場合は、是非こちらのページを参考にお役立てください。