フィナエイトの効果は?薄毛が改善できるってホント?
「フィナエイトって安いけど、本当に効くの?」
そんな疑問を持つのは当然です。
特に髪の悩みは繊細な問題だからこそ、余計に失敗したくない気持ちは誰にでもあるはず。
そこで今回はフィナエイトの効果に焦点を当てて、基本となる効果から、効果が出る仕組みなど幅広い情報を紹介します。
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フィナエイトは薄毛を改善するAGA治療薬
フィナエイトの主成分「フィナステリド」は、AGA(男性型脱毛症)の進行を抑えて徐々に薄毛を改善へと導きます。
フィナステリドは、5αリダクターゼ(還元酵素)阻害薬に分類される有効成分で、文字通り5αリダクターゼという酵素の働きをブロックする作用があります。
そもそもAGAは、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が毛根に働きかけることで起こる現象であり、5αリダクターゼはDHTの産生に深く関わる酵素です。
つまり、フィナエイトはAGAの原因物質(DHT)を作らせないようにすることで、AGAの進行を抑制する効果があるというわけです。
フィナエイトと先発薬「プロペシア」に違いはある?
ジェネリックであるフィナエイトと、先発薬であるプロペシアの主成分は同じフィナステリドなので、基本的な効果に違いはありません。
しかし、フィナエイトはフィナステリドだけでなく亜鉛も一緒に配合している点が違っています。
亜鉛は髪の成長に不可欠な栄養素のひとつで、以下のような効果があるとされています。
- 髪の主成分である「ケラチン」の合成に必要
- DHT生成に関わる酵素「5αリダクターゼ」の働きを抑制
フィナエイトは亜鉛も一緒に補うことができるため、薄毛をより効率的に改善できると考えられます。
フィナステリドを用いた臨床データで見る効果の信頼性
「理屈はわかった。でも本当に効くの?」
そう思った方のために、フィナステリドについて、実際に行われた臨床試験のデータも紹介したいと思います。
日本で10年以上にわたって行われた臨床研究では、91.5%(487/532名)の人に客観的な改善が見られたという結果が出ています。
さらに、AGAの進行を抑制した割合は99.1%(527/532名)となっています。
長期で継続して使用することで9割以上の方に改善がみられていることから、AGA改善効果は確かなもので信頼できるといえます。
感じる効果と科学的効果のギャップ
「3ヶ月続けてるけど、全然変わらない気がする…」
こうした状態に陥ってしまうことは珍しくありませんが、これは、フィナエイトがAGAを少しずつ緩やかに改善していくためです。
とはいうものの、実際になかなか効果が実感できないでいると、フィナエイトを飲み続けていく意欲がくじけそうになることもあるでしょう……。
そんなときは、フィナエイトの効果を「見える化」してみるのがおすすめです。
- 頭部写真を毎月撮る
- 抜け毛の量をチェックする
- 医師の定期診察で評価してもらう
最も手っ取り早いのは、「継続的に写真を撮る」という方法です。
画像1枚だけではなかなか実感できなくても、月1回の画像を並べて時系列で見ていくと、ゆっくりと改善されていく様子がわかるでしょう。
迷っているなら「効果の仕組み」を知って判断しよう
ここまで紹介してきたフィナエイトの効果をまとめてみましょう。
- 抜け毛の原因であるDHTを作る酵素の働きを抑える
- 亜鉛配合で更なる効果に期待できる
- フィナステリドの効果は臨床試験で9割以上の人に認められている
フィナエイトはDHTの生成を抑え、AGAの進行を防ぎます。
しかも、フィナエイトはフィナステリドと亜鉛のタッグでより多角的にAGAにアプローチでき、先発薬以上の効果に期待できます。
また、フィナステリドの効果は徐々にあらわれるので実感しにくくなっていますが、効果を見える化することで実感が可能となるので、ぜひヒントにしてみてください!