フェブリクの服用方法は簡単?いつからいつまで服用するの?

フェブリク服用方法フェブリク(一般名:フェブキソスタット)は、痛風および高尿酸血症の治療に用いられる医薬品です。
こちらのページでは、服用方法や服用時の注意点について紹介していきますので、初めて服用される方はぜひお役立てください。

 

フェブリクの基本となる服用方法は簡単

高尿酸血症や痛風治療でフェブリクを服用する場合は、1日何回、何錠を服用するのでしょうか。

 

1日何回、フェブリクを何錠飲めばいい?

フェブリクは1日1回の服用で問題ありません。
1回で服用する錠数は服用時期や服用する人によって異なりますが、基本は10mg(80mg錠を1/8錠)からスタートして、尿酸値の下がり方などを見ながら徐々に1回40mg(80mg錠を1/2錠)まで増やします。

 

服用するタイミングはいつがいいの?

フェブリクは1日1回の服用ですが、いつ飲むのが良いのでしょうか?
実はフェブリクには服用するタイミングの指定がありません。
朝昼晩の好きなタイミングで構いませんし、食前食後や空腹時なども気にする必要はありません。
そのため、生活リズムの中で忘れないタイミングで服用するようにしましょう。
 

 

服用期間はいつからいつまで?何日くらい飲む?

痛風や高尿酸血症は慢性疾患であるため、尿酸値が目標範囲(6.0mg/dL未満)に達した後も、その状態を維持するために服用を続ける必要があります。
そのため、フェブリクをいつからいつまで服用を続けるのか、ハッキリと期間は決まっていません。
服用を続ける上で、尿酸値などの経過を見ながら医師と相談をして必要がないと判断されるまで続けるようにしましょう。

 

長期服用と中止について

フェブリクの長期服用は、尿酸値を安定的に維持し、痛風発作を予防するために重要です。
自己判断で中止してしまうと尿酸値が戻ってしまって、痛風発作のリスクを高める可能性があります。そのため、服用の中止は自己判断で行わないようにしてください。

 

飲み忘れ・飲み間違いの時はどうすればいい?

薬を飲み忘れた中年男性フェブリクは毎日継続して服用する必要があるため、飲み忘れてしまったり、飲み過ぎてしまうこともあります。
特に休薬から再開したタイミングで飲み間違いが起きることがあります。
飲み忘れた場合は、気づいたタイミングで対処法が違いますが、間違えて2錠飲んでしまったなど飲みすぎた場合はすみやかに医師に相談するようにしましょう。
 

 

飲み始めは痛風発作がある場合も

足が痛い男性高尿酸血症や痛風の治療薬であるフェブリクですが、飲み始めは痛風発作があらわれる可能性があります。
フェブリクで尿酸値が急激に下がることで、関節に蓄積した尿酸が一気に溶け始めることで痛風発作を引き起こします。

 

錠剤が苦手な場合は、粉砕して服用しても問題はない?

フェブリクのインタビューフォームには、粉砕後の安定性に関するデータが掲載されています。
ただし原則、粉砕せずに錠剤のまま服用してください。
治療上医師が必要だと判断した場合には、粉砕して服用をする場合があります。

参考元:『フェブリク錠20mg』薬辞典

 

まとめ

フェブリクの服用方法などについての情報をまとめてきました。
フェブリクの服用方法に関するポイントは以下の通りです!

  • 1日1回、好きなタイミングで服用できる
  • 最初は少量から徐々に増やしていく
  • 休薬や再開は医師に相談しながら進める

フェブリクは、尿酸値を低下させ痛風や高尿酸血症を管理する上で有効な薬剤です。服用の継続性が治療成功の鍵となるため、服用タイミングや飲み忘れ、飲み間違い時の対応を正しく理解して活用するようにしましょう。