トリコモナスの原因はなに?感染経路や治療法を把握して対処しよう!

トリコモナスの原因はなに?感染経路や治療法を把握して対処しよう!さまざまな種類がある性感染症の中でも女性の方が、症状があらわれやすいのがトリコモナス症です。

こちらのページではそんなトリコモナス症について、何が原因で発症するのかといったことやどういった感染経路で感染していくのかといったことを紹介したいと思います。

また、感染した場合にあらわれる症状や治療法なども併せて紹介していくので、是非お役立てください。

 

トリコモナスの原因は「(膣)トリコモナス原虫」

性感染症のひとつであるトリコモナス症の原因となるのは腟トリコモナスと呼ばれる原虫です。

大きさは0.1mmほどで肉眼では確認することはできません。
非常に小さなこの原虫が性行為などを介して性器内に入り込んでトリコモナス症を発症させます。

また、こちらのトリコモナスは乾燥に対して非常に弱いものの、水中では活発に活動するという特徴があります。

参考元:トリコモナス

 

トリコモナスの感染経路

トリコモナス症の原因である膣トリコモナスについて紹介しましたが、この膣トリコモナスは一体どのようにして感染を広げていくのでしょうか?

ここからは、トリコモナスの感染経路について紹介します。

 

性行為による感染

膣トリコモナスの感染経路として、もっとも一般的なのは性行為です。

通常のセックスが基本ですが、オーラルセックスで喉に感染するケースもゼロではありません。

また、男女によって膣トリコモナスが寄生する部位が違っていたりもします。

ここからは、そんな膣トリコモナスが感染する部位を男女別に紹介します。

 

女性の感染部位

セックスで膣トリコモナスに女性が感染した場合、膣トリコモナスは膣内や子宮頚管、尿道などへ寄生します。

そのため、さまざまな場所で症状があらわれることがあります。

膣内や子宮などに寄生するため、膣分泌液を介して感染を広げます。

また、にトリコモナスが寄生する場合もあり、その場合はオーラルセックスやディープキスで感染を広げることもあります。

参考元:トリコモナス症

 

男性の感染部位

トリコモナスが男性へと感染した場合は、尿道や前立腺、精嚢にトリコモナスは寄生します。

そのため、トリコモナスに男性が感染してしまうと、精液を介してトリコモナスの感染を広げてしまいます。

また、女性と同様にへとトリコモナスが感染している場合は、ディープキスやオーラルセックスで感染を広げることがあります。

参考元:トリコモナス

 

性行為以外の感染

トリコモナス症の原因である膣トリコモナスは性行為以外でも感染する可能性があります。

既にお伝えしている様にトリコモナスは乾燥に対しては弱いものの、水中では活発に活動するという性質があります。
 
そのため、浴室やトイレ、タオルや下着を介して感染することは珍しくありません。

実際に、トリコモナスに感染している母親と一緒に入浴した子供に感染してしまうというケースもあるため、トリコモナスに感染している時は、性行為以外の感染経路についても注意する必要があります。

参考元:膣トリコモナス症ってどんな病気?その原因と治療方法を解説します。

 

トリコモナスの感染を予防する方法

コンドーム
さまざまな感染経路で感染するトリコモナス症を予防しようと考えた場合には、どのようにすればいいのでしょうか?

一番の方法は不特定多数との性交渉を避けるというものです。

トリコモナスに男性が感染した場合、症状が出ないケースは多いため知らない間に感染を広げているリスクがあります。
 
そのため、不特定多数との性交渉を避けることで感染を予防することが可能です。

他にも、性交渉を行う場合は適切にコンドームを着用するといったことでも感染を防ぐことができたり、トリコモナスが増えやすい生理中の性交渉を避けるといったことも予防になります。

 

また、感染している人とタオルや下着を共有しないようにすることや体調が良くない時の性交渉を避けるというのも予防するのに役立ちます。

 

トリコモナスの症状

さまざまな経路で感染するトリコモナス症ですが、実際にこのトリコモナス症になってしまったときにはどのような症状があらわれるのでしょうか?

ここからは、トリコモナス症に感染した時にあらわれる症状について男女別に紹介していきたいと思います。

 

女性にあらわれる症状

女性がトリコモナス症になった場合は、さまざまな症状があらわれます。

感染初期にあらわれるわかりやすい症状として黄緑色の泡立つ生臭いおりものがあります。

おりものの量が増えるといったことはないため、少量だけ分泌されるということもあります。
 
また、おりもの以外に陰部の痛みや性交痛が起きる場合もあります。

トリコモナス症が重症の場合は陰部やその周辺が腫れたり、排尿痛や頻尿などを引き起こすこともあります。

上記のようなわかりやすい症状があらわれるトリコモナス症ですが、女性の半数は無症状であるため感染に気付かずに感染を広げてしまうという場合もある点には注意が必要です。

参考元:トリコモナス症

 

男性にあらわれる症状

トリコモナス症を男性が発症した場合、あらわれる症状としては尿道のかゆみや排尿痛といった尿道炎と似た症状があらわれます。

これらの症状はいずれも軽度なものとなっています。
 
また、男性の場合は女性と比べると無症状のケースが多くなっています。

感染者の内の4人に3人は無症状であるため、感染していても全く症状があらわれずに気付くこともできない場合があります。

 

トリコモナスの治療方法

薬瓶
トリコモナス症に感染してしまった場合には、どのような方法で治療するのでしょうか?

トリコモナスに感染しても症状が出ない無症状だったら、そのまま放置して自然に治るのを待っても良いの?と考える方もいるかと思います。

そこで、ここからはトリコモナスが自然治癒するのかといったことから治療法について紹介します。

 

自然治癒はしない

最初にお伝えしておきたいのはトリコモナス症に感染してしまった場合、そのまま放置していても自然に治癒することはないということです。

逆に、トリコモナスに感染してそのまま治療をせずに放置してしまった場合は、不妊に繋がるということもあるため、感染が発覚した場合には速やかに治療にあたるということが重要です。
 
既にお伝えしている様にトリコモナス症は無症状のケースも多いので、自覚症状がないという場合でも不特定多数と性交渉をされる場合は、適宜検査を受けるなど対策を行うことが重要です。

 

フラジール内服錠による治療が一般的

トリコモナス症に感染した場合の治療法として現在主流となっているのがフラジール内服錠を用いた投薬治療です。

フラジールを1日2回服用するのを10日間継続するだけとなっています。
 
そのため、トリコモナス症になっても治療で大変な思いをしたりするといったことは基本的にはありません。

また、妊娠されている方などの場合は内服薬ではなく膣錠を用いて治療するという場合があったり、病院によっては内服薬と膣錠を併用して治療したりします。

 

フラジール

フラジールはSanofi Aventisが製造・販売している抗原中薬です。

有効成分として配合されているメトロニダゾールがトリコモナス原虫のDNA合成を阻害することで増殖するのを防ぎます。
 
その結果、トリコモナス原虫が減少していき、トリコモナス症を改善へと導きます。

価格は1箱20錠入りが3,760円(1錠あたり188円)となっており、まとめ買いにも対応しています。

まとめ買いの場合、1錠あたり100円程度とかなり安価で手に入れることができるという特徴があります。
 

 

まとめ

ここまで性感染症のひとつであるトリコモナス症の原因や感染経路、治療法などについて紹介してきました。

トリコモナス症で知っておくべきポイントはこちら!

  • トリコモナス症の原因は膣トリコモナスという原虫
  • 性交渉や浴室、トイレ、タオルなどから感染する
  • 女性は症状がでやすく、男性は出にくい
  • 自然治癒はしない
  • 治療は投薬治療が基本

トリコモナス症の原因となる膣トリコモナスは、水中では活発であることから粘膜接触である性交渉で感染します。

また、性交渉以外に浴室やトイレ、タオルなどを介して感染する可能性もあるので、性交渉をしていなければ絶対に感染しないというわけではありません。
 
そのため、トリコモナスに感染してしまったような場合には、感染を広げないためにも性交渉以外の様々な事にも気を付ける必要があります。

さまざまな事に気を付けていてもトリコモナスに感染してしまった場合、そのまま放置していても自然に治癒はしません。

感染が発覚した場合は速やかに投薬治療を開始するようにしましょう。