淋病の治療方法は?病院治療の料金やメリット・デメリットを解説!
性感染症の中でもクラミジアに次いで多いのが淋病です。
そんな淋病に感染した場合には、一体どのように治療をするのでしょうか?
こちらのページでは淋病の治療方法に焦点を当てて詳しく紹介していきます。
淋病の治療にかかる料金がどのぐらいなのか、淋病治療のメリットやデメリットにはどんなものがあるのかといったことを紹介していくので、是非ご覧ください!
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これって淋病?淋病の症状
この前、性交渉をしてから、性器に違和感や何かしらの症状が出ていて、もしかしたら自分は淋病かもしれないと不安になることもあるでしょう。
まずは実際に淋病に感染した場合にどのような症状があらわれるのかについて紹介していきます。
淋病を発症した時にどのような症状があらわれるのかについて把握しておくことで、自身で淋病かどうかを判断するのに役立ちます。
性器にあらわれる症状
淋病を発症した時にあらわれる症状は男女で違います。
男女別の淋病の症状がこちら。
男性の淋病の症状
- 非常に強い排尿痛
- 尿道からクリーム色の膿の排出
- 尿道の違和感や痒み
女性の淋病の症状
- おりものの変化や違和感
男性の場合は膿の排出や強い排尿痛など分かりやすい症状があらわれやすいのですが、女性の場合は症状が出ていても気づきにくい上に、自覚症状が出ないことも少なくありません。
そのため、男性は淋病の感染に気付きやすいのですが、女性の場合は感染していても症状に気づかないままとなっていることもあります。
参考元:淋病(淋菌)
咽頭にあらわれる症状
淋病の原因となる淋菌は性器だけでなく喉に感染して咽頭淋病と呼ばれる病気を発症する場合があります。
喉に淋菌が感染した場合、男女共に症状があらわれることが少ないため感染に気付かないケースは珍しくありません。
喉の淋病が発症した場合にあらわれる症状がこちら
- 喉の痛みや腫れ
- 発熱
上記のように、喉の淋病の症状は風邪の症状とよく似ているため、症状が出ても風邪と勘違いして気づかないという場合もあるため注意が必要です。
参考元:咽頭淋病(淋菌)
その他の部位にあらわれる症状
淋菌は性器や喉以外に眼や直腸などにも感染します。
眼に淋菌が感染すると淋菌性結膜炎を発症します。淋菌性結膜炎を引き起こすとまぶたが腫れたり、膿が出たりします。
分娩時に産道を介して申請時の目に淋菌が感染してしまった場合などは早期治療を行わなかった場合、失明したりする可能性もあるため注意が必要です。
また、直腸に感染した場合は、排便痛や膿の排出、肛門周辺が赤くなったりします。
参考元:淋菌感染症
まずは淋病の検査を受けましょう!
上記で紹介したような症状があらわれたりした場合、淋病に感染している可能性があります。
そうした場合には、放置せずに速やかに検査を受けるようにしましょう。
淋病に感染したまま放置してしまうと、精巣上体炎や卵管炎、腹膜炎などの更なる病気を発症してしまうことがあります。
そうした病気を発症してしまうと不妊に繋がるといった可能性もあるため、まずは検査を受けて感染の有無を確認することが肝心です。
淋病はどんな治療をするの?
検査を受けて淋病への感染していた場合には、治療を行う必要があります。
では、この淋病は一体どのように治療するのでしょうか?ここからは、そんな淋病の治療について紹介していきます。
注射による治療
淋病の治療法はいくつかありますが、治療方法の中でもオーソドックスな方法が注射による治療です。
臀部に対してセフトリアキソンの注射を打った後に、アジスロマイシンの内服薬を併用して治療する方法になります。
現在では、こちらの方法は非常に幅広い現場で利用されている治療法となっています。
こちらの治療法は性器の淋菌感染症や淋菌性結膜炎の治療に用いられます。
治療にかかる費用は保険が適用される場合は3,000~4,000円となっていますが、自由診療の場合は20,000円以上することもあります。
点滴による治療
淋菌感染症の治療は注射ではなく点滴で行われる場合があります。
咽頭淋病の場合は点滴による治療が行われることもあります。
この時用いられる薬剤は注射と同じセフトリアキソンを配合したものとなっています。
治療にかかる費用は注射の時と同様で、保険が適用される場合は3,000~4,000円ですが、自由診療の場合は20,000円前後となっています。
参考元:咽頭クラミジア・咽頭淋菌
病院治療のメリット
淋病の治療は病院で行うことも多いですが、病院で淋病の治療を受ける時にはさまざまなメリットがあります。
淋病治療を病院で受けるメリットとしては
- 検査から治療まで完結できる
- 淋病以外の検査も同時に受けられる
といったものがあります。
ここからはこれらのメリットについて詳しく紹介していきます。
検査から治療まで完結する
淋病治療を病院で受ける時のメリットのひとつが、検査から治療まで全てを完結することができるというものです。
保健所や検査キットを使って検査を行う場合、別途治療を受ける必要がありますが、病院の場合は検査から治療まで全てを行うことができるので、検査から治療までのラグも最小限に抑えられます。
治療は早ければ早いほど、改善までの期間も短くなりますし、精巣上体炎などへの発展リスクも軽減できます。
淋病以外の性病検査も受けることができる
病院では検査から治療まで全て完結できるだけでなく、様々な性病検査を並行して受けることができるというメリットもあります。
特に、性感染症の場合は症状が出ないものも少なくないので、複数の性感染症に感染してしまっているケースはゼロではありません。
そのため、淋病の検査と並行して他の性病検査も受けておくことで、一度に治療を同時並行で進めることも可能となります。
病院治療のデメリット
病院で淋病の治療を受けるメリットについて紹介しましたが、逆にデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
ここからは、淋病の治療を病院で受ける場合のデメリットについて紹介していきます。
時間的なコストがかかってしまう
病院での治療を受ける場合の一番のデメリットとなるのが時間的なコストがかかるという点です。
病院ごとにそれぞれ診療時間や診療日が決まっているため、その時間内に時間を作って治療を受けに行く必要があります。
また、通院にも時間がかかったりすることもあります。
好きな時に時間を作れるというような場合には、大きな問題にはなりませんが仕事などで普段忙しいという場合には、非常に大きなデメリットとなってしまいます。
治療にかかる費用が高い
病院での治療は時間的なコストだけではなく、治療にかかる費用も大きくなってしまうケースがあります。
検査費用は保険適用とならずに高額になってしまうことが多いです。
また、治療費についても保険が適用されない場合は20,000円以上の費用が必要になったりするので、非常に高額です。
そのため、検査と治療どちらも保険が適用されない場合、一度の治療で数万円の費用が必要になることもあります。
淋病の治療を安く抑えるなら通販サイトの活用がオススメ
淋病の治療は病院で受けられますが治療費が高額になることもあるため、症状が出ていない場合だと治療への一歩を踏み出せないままという方も少なくありません。
そうした時に役立つのが、通販サイトを利用した淋病の治療です。
ここからはそんな通販サイトを利用した淋病治療のメリットやデメリットを紹介していきますので、病院で治療するべきかネット通販を使うべきかよく考えて検討してみてください。
通販サイトを使うメリット
通販サイトを利用して淋病の治療を行う一番のメリットは治療にかかる費用を最小限に抑えられるということ。
通販サイトを使って治療する場合にかかる費用は淋病治療薬の代金だけで済みます。
通販サイトで治療薬を購入する場合の代金は2,000~5,000円となっており、非常に安価です。
さらに、1錠あたり価格にすると1回でかかる治療費は数百円とさらに安価となります。
また、通販サイトを利用して治療する場合は、泌尿器科や婦人科に足を運ぶ必要もないため、時間的なコストもかかりませんし、泌尿器科や産婦人科に足を運んでいるところを見られてしまうといったこともありません。
通販サイトを使うデメリット
通販サイトを利用して淋病を治療する場合には、費用や時間のコスト面で優れているとお伝えしました。
ですが、通販サイトを利用する場合にもデメリットはあります。
それが通販サイトで注文してから手元に届くまでの時間です。通販サイトの場合、海外から治療薬が発送されるため、自宅などに届くまで2週間ほどの時間が必要になります。そのため、前もって用意しておくといった必要があるわけです。
また、通販で注文した治療薬の使用は自己責任となるため、副作用などがあらわれた場合でも救済制度を利用できないというデメリットもあります。
通販サイトで購入できる淋病の治療薬
淋菌に感染して発症する淋病も、治療薬を使うことで比較的簡単に治療することができます。
そこで、ここからは実際に淋病の治療にも使われる治療薬をいくつか紹介したいと思います。
淋病かもしれないという場合は、用意しておいても良いのではないでしょうか。
アジー(ジスロマック)
アジーは淋病だけでなくクラミジアなどの治療に用いられるジスロマックのジェネリック医薬品です。
有効成分として配合されているのはアジスロマイシンで、淋病やクラミジアの原因となる細菌を死滅させることで症状を改善へと導きます。
こちらのアジーを製造・販売しているのはインドのジェネリックメーカーの中でも特に知名度が高いCiplaなので、安心して使うことができます。
価格も1箱あたり2,160円(1錠あたりい216円)となっており、安価です。
エリスロマイシンTC
次に紹介するのがエリスロマイシンTCです。
こちらは有効成分にエリスロマイシンを配合したエリスロシンのジェネリック医薬品となります。
有効成分が性感染症の原因となる細菌のタンパク合成を阻害することで死滅させることによって感染症を治療します。
こちらを製造しているのは長い歴史を持つポーランドの製薬会社であるPolfa Tarchominとなっており、長い実績と信頼から安心してご利用いただけます。
価格も1箱あたり4,360円(1錠あたり273円)と比較的安価なのも特徴です。
アジードライシロップ
淋病の治療薬として最後に紹介するのはアジードライシロップです。
こちらは最初に紹介したアジーのシロップタイプとなっています。そのため、有効成分はアジーと同じアジスロマイシンを配合しています。
ジスロマックのジェネリックでもあるため、高い信頼性を誇っています。
シロップタイプなので、錠剤の服用が苦手な方でも無理なく使えるという特徴があります。
その反面、価格は1箱あたり1,060円(1本あたり530円)となっており、錠剤タイプと比べると少し高価となっています。
まとめ
こちらのページでは淋病に感染した時の治療方法について紹介してきました。
現在、幅広く活用されている淋病の治療は大きく分けてふたつ!
- 注射での治療
- 点滴での治療
ですが、通販サイトを使って内服薬を手に入れて自身で治療するということも可能です。
病院での治療と通販サイトを利用して治療する場合では、それぞれにメリットやデメリットがありますが、通販サイト利用して治療する場合は病院で治療を受ける場合と比べて費用を抑えたり、時間的なコストを抑えたりすることが可能です。
現在では、こうした通販サイトを活用した淋病治療を行う人も増えているため、淋病への感染に備えて治療薬を用意しておいてみてはいかがでしょうか。