トリキュラーを使って生理を早める方法を徹底解説!早めるメリットやデメリットは?

トリキュラーを使って生理を早める方法を徹底解説!早めるメリットやデメリットは?避妊薬のトリキュラーには、実は生理(出血)のタイミングをコントロールする効果もあります。
ここでは、トリキュラーを使って生理を早める方法や、注意点について解説します。

 

トリキュラーで生理を早める方法とは?

トリキュラーで生理を早めるそもそもトリキュラーは、有効成分を含む錠剤を21日間飲んだあと、7日間の休薬もしくは偽薬期間を設け、通常は休薬もしくは偽薬期間の2~4日目に生理のような消退出血を迎えます。
これを早めたい場合、薬の飲み方を変える必要があります。

 

生理を早めたい場合は黄色の錠剤を減らす

生理を早めたい場合、21錠のうち黄色の錠剤を減らしましょう。
トリキュラーは、ホルモン量を3段階に調整した3相性の低用量ピルであり、飲む順番に沿ってわかりやすく赤・白・黄の3色に分かれています。

【赤】1~6日目に飲む6日分
【白】7~11日目に飲む5日分
【黄】12~21日目に飲む10日分

このうち、早めたい日数に応じて黄色の錠剤を減らします。
たとえば3日間早めたい場合、3錠(3日分)減らすわけです。
その後、7日間の休薬or偽薬期間中に出血が起こるので、そのあと新しいシートの服用を開始しましょう。
 
ちなみに、何日まで早められるか気になっている方も多いでしょうが、減らせるのは黄色の錠剤なので、10日以内であるといえます。

参考元:生理の移動

 

トリキュラー以外で短縮する場合は注意

トリキュラー以外の低用量ピルを用いて生理を早める場合、服用方法が異なる場合があります。
他の低用量ピルを用いている方は、事前に医師に相談して短縮方法を確認しましょう。

 

早めた場合、避妊効果は落ちない?

避妊トリキュラーの飲み方を工夫して生理(消退出血)を早めた場合、避妊効果が低下することがあります。
イレギュラーな飲み方をするため、思うような効果を得られず、避妊に失敗してしまう可能性があるのです。
そのため、トリキュラーだけでなくコンドームなど他の避妊方法も併用してください。
 

参考元:低用量ピルの避妊効果はいつから?失敗の原因や対処法も医師が解説します

 

生理を早めることによるメリット・デメリット

メリット・デメリットトリキュラーで生理(消退出血)を早めるメリットとしていちばん大きいのは、旅行などのイベントと出血の日がかぶらないようにできることです。
日程から逆算して早めておくことで、当日は「出血が起きるかも」とソワソワすることなく楽しめるでしょう!
 
一方、イレギュラーな飲み方をすることで避妊効果が低下する可能性がある点はデメリットといえます。
早めた場合、避妊には普段よりも気をつかうことが欠かせません。

 

トリキュラーを使って生理を遅らせることも出できる?

トリキュラートリキュラーを使って生理のタイミングを早めるのと同じように、トリキュラーを使って生理のタイミングを遅らせることもできます。
早めたい場合は黄色の錠剤を飲まないことで早めることができましたが、遅らせたい場合はその逆で黄色の錠剤を服用し続ける必要があります。
 

 

外せないイベントや旅行と生理が被った時もトリキュラーで安心

トリキュラーで生理(消退出血)を早めることについて、ポイントをまとめてみました。

  • トリキュラーの黄色い錠剤を減らすことで生理(消退出血)を早めることができる
  • 服用するピルによっては、生理を早める服用法が異なる場合がある
  • 生理を早めると避妊効果が落ちる可能性がある

トリキュラーを正しく使用すれば、出血の起こる日を調整することができます。
ただし、早めるには適切な服用方法を押さえること、避妊効果が低下してしまう可能性があることを押さえておきましょう。