糖尿病になるとどんな症状があらわれる?初期症状と合併症を解説!

糖尿病になるとどんな症状があらわれる?初期症状と合併症を解説!生活習慣病のひとつとして、幅広い方に認知されている糖尿病。
 
何となく、おしっこに糖が出て甘くなるといったイメージを持っているという方は多いですが、実際に糖尿病となってしまった場合にどのような症状があらわれるのかを把握している方は多くはありません。

そこで、こちらのページではそんな糖尿病になった時にあらわれる症状について詳しく紹介していきたいと思います。

 

糖尿病ってどんな病気?

実際に糖尿病になってしまうと、どのような症状があらわれるのかを把握する前に、そもそも糖尿病がどういった病気であるのかについて紹介したいと思います。

 

糖尿病とは、インスリンと呼ばれるホルモンの分泌が低かったり、インスリンの作用が弱まったりすることで、血液中の糖(血糖)が高い状態が続く病気です。

血糖が高い状態が続いてしまうと、血管は傷ついてボロボロとなってしまい、やがて心臓病などの大きな病気につながる可能性があります。
 
更に、糖尿病が進行してしまうと、失明や足の切断が必要な状態になってしまうこともあります。

参考元:糖尿病とは

 

糖尿病になったかも?糖尿病の初期症状とは

糖尿病が進行してしまうと非常に怖い状態となってしまうため、そうなる前に治療を行うことが重要です。

ですが、この糖尿病は初期症状がほとんどないとされているため、糖尿病になっているのに自分で気づくことができないことは珍しくありません。
 
そのため、糖尿病の対策を行う場合には、定期的に血液検査などを受けてチェックするということが必要不可欠といえます。

参考元:糖尿病とは?原因と症状(初期症状)

 

糖尿病の自覚症状

では、糖尿病になってしまった時にあらわれる自覚症状には一体どのようなものがあるのでしょうか?

ここからは糖尿病が進行してあらわれる自覚症状について詳しく紹介していきたいと思います。

 

喉の渇き、頻尿

糖尿病の症状として自覚しやすい症状となっているのが「喉の渇き」と「頻尿」です。

糖尿病は血液中の過剰な糖によって腎機能に影響が及び、尿の量が増えてしまいます。

その結果、体が脱水状態となるので、喉の渇きといった症状があらわれます。
 
そうして喉の渇きを潤すために水分摂取が増えてしまうことで、排尿の回数が増えて頻尿となってしまうというループに陥ってしまいます。

参考元:糖尿病になると喉が渇く?

 

体が疲れやすい、体がだるい

糖尿病になった時にあらわれる症状には「体が疲れやすい」、「体がだるい」と感じるといったものもあります。

糖尿病は体内のインスリンの働きが弱まることで、血液から細胞へと糖が上手く運ばれなくなってしまいます。
 
その結果、細胞が働くエネルギーである糖の供給が減少してしまうことで、体が疲れやすくなってしまったり、体がだるいと感じたりするようになってしまいます。

参考元:糖尿病と倦怠感

 

目がかすむ

糖尿病では目がかすむといった症状があらわれることもあります。

これは、血糖が高い状態となってしまうことで目の水晶体が濁りやすくなってしまうためです。

水晶体が濁ってしまうことで、目がかすんで見える用になってしまいます。
 
また、水晶体が濁りやすくなるだけでなく、涙の量が減少したり瞬きの回数が減少したりすることで、ドライアイとなることも多く、それが原因となって目のかすみがあらわれるケースもあります。

参考元:糖尿病とかすみ目

 

たくさん食べているのに体重が減る

糖尿病では血糖が高い状態が維持することから、体重が増えるようなイメージを持たれることは少なくありません。

ですが、実際問題として糖尿病となってしまうと、沢山食べても体重が減少してしまいます。
 
これは、食事などで摂取したエネルギーとなる糖がインスリンの働きが低下していることで血液中から細胞へ行き渡らず体内の筋肉を分解してエネルギーを捻出しているためです。

そのため、食べているのに急激に体重が減少したりした場合には、糖尿病の可能性が非常に高くなります。

参考元:糖尿病で痩せる理由

 

糖尿病を放置すると危険!糖尿病の合併症

糖尿病の合併症
さまざまな症状があらわれる糖尿病ではありますが、上記の症状を見ても日常生活に非常に大きな影響が及ぶケースはそこまでありません。

ですが、糖尿病を放置して進行させてしまうことは非常に危険です。
 
理由は非常に単純で、糖尿病が進行してしまうことでさまざまな合併症を発症してしまうからです。

ここからは糖尿病の合併症について紹介していきます。

 

糖尿病性神経障害

糖尿病が進行してあらわれる合併症のひとつに糖尿病性神経障害があります。

これは、血糖が高い状態が長期にわたって続くことで運動神経、知覚神経、自律神経などに障害があらわれます。

運動神経に障害が出ると、目を動かすのが不自由になって、二重に見えたり、足先が垂れて歩きにくくなるといった症状があらわれます。
 
知覚神経に障害が出ると、痛みや寒さなどの感じにくくなったりします。

自律神経に障害が出ると、ホットフラッシュや立ち眩みなどさまざまな症状があらわれます。

参考元:糖尿病神経障害

 

糖尿病性網膜症

糖尿病性網膜症とはその名の通り、糖尿病が原因となって網膜が傷ついてしまい、徐々に視力が低下したり視界が欠けたりします。

これは、糖尿病が原因となって目の細い毛細血管の壁が傷つき、血液などが漏れ出してしまうことで起きます。

そして、糖尿病性網膜症が進行してしまうと網膜の傷が原因となって新しい血管が作られ出血を引き起こしたり、傷痕を作ったりします。
 
その結果、網膜剥離などを引き起こして失明してしまったり、緑内障を引き起すことがあります。

参考元:糖尿病網膜症

 

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症とは、糖尿病によって腎臓機能が低下してしまうことであらわれる慢性合併症のひとつです。

腎臓機能が低下してしまうと、腎臓の役割である体内の余分な水分や老廃物が尿として排泄するといった機能が低下してしまうため、体内に余分に水分が溜まってむくみの原因となったり、老廃物が蓄積することで気分が悪くなったりします。
 
糖尿病性腎症が進行して腎臓の機能が低下しすぎてしまうと、腎臓機能を医療器具で賄う透析治療が必要になることもあります。

そのため、重症化しないように対処することが重要となっています。

参考元:腎症

 

動脈硬化

糖尿病が進行してしまうと、合併症として動脈硬化を引き起こすこともあります。

これは、血糖が高い状態の血液が血管の壁を傷つけてしまうことで、コレステロールが蓄積してしまうためです。

コレステロールの蓄積が進行すると、伸縮性のある血管の壁は硬くなってしまい動脈硬化を引き起こすのです。
 
そうして動脈硬化を引き起こしてすぐの状態では症状があらわれることは少ないですが、進行すると血栓形成や血流の悪化によって頭痛やめまい、動悸や足の痺れなどさまざまな症状があらわれます。

また、コレステロールの蓄積によって血管内で血液が流れるスペースも狭くなってしまうことから、血栓ができてしまったり心筋梗塞や脳梗塞などに繋がることもあります。

参考元:糖尿病と動脈硬化性疾患

 

糖尿病の疑いがある場合は定期的な検査を!

最近、ちょっと糖尿病かもしれないと疑問を持ったときは、速やかに検査を受けるようにしましょう!

糖尿病の検査は内科や循環器内科のほか、糖尿病を専門とする糖尿病内科でも受けられます。

現在、糖尿病の検査は上記以外にもさまざまな診療科で行っているので足を運びやすい診療科に相談するようにしましょう。

 

糖尿病は血液検査や尿検査で行うことができるため、手軽に受けることができるようになっているので、迷っているならまずは検査を受けるようにしてみましょう。

参考元:糖尿病の原因と症状 糖尿病は病院の何科を受診すべき?迷ったら内科へ

 

まとめ

こちらのページでは糖尿病に関する基本的な情報をまとめてきました!

糖尿病を知る上で把握しておくべきポイントはこちら

  • 糖尿病は初期症状がほとんどなく気付きにくい
  • あらわれる症状は喉の渇きや体の疲れなど
  • さまざまな合併症で失明や死のリスクもある

糖尿病になったとしても初期の段階では気づきにくいことから、定期的に検査を受けるなどして自身の状態を適切に把握しておくことが重要です。

その上で、糖尿病が発覚してしまった場合には速やかに治療を行うことで