フィナエイトは正しい服用方法の習慣化が何より大切!
AGA治療薬のフィナエイトは、正しい服用法を押さえたうえで、継続的に使用する必要があります。
とはいえ、初めて飲む方は「正しい飲み方って?」「飲み忘れが心配なんですが」ということもあるでしょう。
そこで、この記事ではフィナエイトの正しい服用方法、無理なく服用を続けるためのヒントなどを分かりやすく紹介します!
目次 [表示]
フィナエイトの服用方法は1日1回、1/4~1錠!
フィナエイトの基本となる服用方法は、「1日に1回」「1回あたり1/4~1錠」です。
初めのうちは1/4錠(有効成分フィナステリド0.25mg)でスタートし、慣れてきたら1錠(有効成分フィナステリド1mg)に増やします。
服用は毎日欠かさず、同じ時間帯に服用することが推奨されています。
ちなみに、医薬品の中には「食後に飲むこと」「空腹時に服用すること」など決まっている場合がありますが、フィナエイトは1日のうちいつ服用しても構いません。
フィナエイトを多く飲んでも意味はない!?
「1日に有効成分を1mgまでって……少なくない?」
「もっとたくさん飲めば早くAGAが治るのでは?」
そんなふうにお考えの方もいるかもしれませんが、NGです!
1日あたりの服用量が1mgを超えてしまうと副作用のリスクがグッと高くなるだけで、治療が早まるとか、より効果が強くなるといったことはありません。
フィナエイト服用のポイントは同じ「時間帯」
フィナエイトは、1回服用した後は必ず24時間あけ、毎日同じ時間帯に服用することを心がけましょう。
服用の間隔が不十分だと、2回分まとめて服用したのと同じような状況になってしまい、副作用のリスクが高まります。
これについては、日々の習慣に組み込んでしまうとスムーズです。
たとえば一般的なサラリーマンの方なら、起床や就寝の時間はある程度、固定されているでしょう。
そこで、「朝食をとったあとに飲む」「寝る前に飲む」など決めておくと、同じ時間帯の服用を続けていくことができると思います。
フィナエイトを「続ける」力は服用において最も重要
フィナエイトは、即効性のある薬ではありません。
つまり、1~2日飲んだからといって、たちどころに抜け毛がおさまってAGAが治るわけではありません。
効果を実感できるまでの期間には個人差があり、AGAの進行状況などによって左右されますが、多くの人が実感を持ち始めるのは服用開始から6ヶ月以降とされています。
とはいえ、6ヶ月後にいきなりワシャワシャ髪が生えてくるわけではなく、数ヶ月かけて少しずつ改善されていくという感じです。
自分では変化にまったく気づかなくても、実はゆっくり状況が好転しています。
「でも、あまりにも変化が出なくてモチベーションが上がらない」ということもあるでしょう……。
そんなときは、次に紹介する方法を試してみてください。
「フィナエイト日記」で効果をより感じやすくする
昨日と今日で爪が伸びているのを実感できる人が少ないように、フィナエイトの効果による毎日の変化は小さいため、変化に気づくのは容易ではありません。
だからこそ、記録することで小さな変化にも気づきやすくなります。
たとえば、寝起きの枕元に落ちた抜け毛をスマホで撮影するだけでも問題ありません。
昨日と今日の抜け毛の数はほとんど変わらないでしょうが、今日と6ヶ月先の抜け毛の量には違いを見出すことができるはずです。
あるいは、頭頂部や生え際の写真を週1回もしくは1ヶ月1回のペースで撮影しておくと、数ヶ月単位で違いに気づくことができるでしょう。
このように、状態を記録して違いを明確にすることで、フィナエイトの効果が実感しやすくなります。
また、効果を実感できることで継続するモチベーションの維持にも役立ちます。
フィナエイトを飲み忘れても不安になりすぎる必要はない
フィナエイトは長期にわたって服用する薬だからこそ、時にはうっかり飲み忘れることもあるでしょうが、1日くらい忘れたからといってすぐに薄毛に戻ることはありません。
飲み忘れた時は、飲み忘れに気がついた時点で1回だけ服用すれば大丈夫です。
(※次の服用時間が迫っている場合は、忘れた分は飛ばしてください)
ただし、何度も飲み忘れてしまうとなると、その分だけフィナエイトの効果が弱まってしまうことになるので、スマホのリマインダーやアラームなどの機能を使うなどして、できるだけ飲み忘れを防ぐ工夫をしましょう
フィナエイトは正しい服用方法で続けることが何より大切!
フィナエイトの服用方法に関するポイントは以下の通りです。
- 基本となる服用方法は1日1回、1/4~1錠
- 多めに服用しても副作用リスクを高めるだけ
- 写真などで小さな変化に気づきやすくすることでモチベーションUP
フィナエイトを服用するにあたっていちばん気をつけたいのは、継続的な服用が不可欠であることです。
日々の記録を取ってモチベーションを維持しつつ、同じ時間帯にしっかり服用できるように習慣化していきましょう!