デュタプロスとEDの関係を徹底解説!副作用や性欲への影響とは?

デュタプロスとEDの関係を徹底解説!副作用や性欲への影響とは?AGA改善に使われるデュタプロスですが、「EDになる」「性欲がなくなる」という声も……。
これは本当なのでしょうか?
そこで、こちらのページではデュタプロスの副作用としてウワサされるEDや性欲減退などについて詳しく紹介していきます。

 

副作用として性欲減退やEDは本当に起こるのか?

説明する医者「デュタプロスって髪の毛に作用する薬でしょ?EDとか性欲減退とか関係ないのでは?」
「頭皮に効く薬が下半身に副作用を与えるなんて、あり得ないでしょ」

そんな方も多いと思いますが、デュタプロスにEDや性欲減退のリスクがあるのは本当です。
 
デュタプロスは、AGAの原因となる男性ホルモンの一種「DHT」の生成を抑えますが、実は、DHTには男性の勃起を充実させたり性欲を増進したりする働きがあります。
そのため、デュタプロスによってDHTの生成が抑えられると、EDや性欲減退が起こる可能性があります。
デュタプロスと同じデュタステリドを主成分とするザガーロにおける第II/III相国際共同試験では、557例中EDが4.3%、射精障害(精液量減少)が1.3%、性欲(リビドー)減退が3.9%という結果になっています。

参考元:ザガーロ_インタビューフォーム

 

デュタプロスで発生する可能性があるEDや射精障害とは

EDで悩む男性デュタプロスの服用によって起こるリスクがあるED射精障害とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。
 
EDは「勃起不全」と訳されることが多いですが、「勃起できない」「勃起できても維持できずに中折れしてしまう」といった症状に陥る現象です。
また、射精障害は「射精そのものができない」「射精までに時間がかかる」「射精の回数が減るor射精量が減少する」といった症状を呈するものです。
EDや射精障害は、男性の生命にかかわるような重大な病気ではありませんが、性生活の減退やパートナーとの関係悪化といった状況に直結するものであり、QOL(生活の質)にかかわる問題になり得ます。

 

陰茎縮小のリスクはあるのか?

デュタプロスの副作用のひとつとして、「陰茎(ペニス)が縮小する」「陰茎の感覚が変化する」という報告もあります。
また、それに関係する副作用として「陰嚢の縮小」「陰嚢の感覚変化」も報告されています。

参考元:フィナステリドとデュタステリドの副作用

 

デュタプロスとED治療薬の併用はできる?

服用する男性デュタプロスの副作用としてEDがあらわれた場合、ED治療薬を併用できるのか気になる方もいるでしょう。
基本的に、デュタプロスとED治療薬(バイアグラ等)の併用は可能です!
互いに併用禁忌に指定していないため、問題なく併用できます。
 
というわけで、いざとなれば適切な対処ができるわけですから、EDのリスクを気にしてデュタプロスの使用を控える必要はありません!
ただし、個人の体質や健康状態によっては何らかの問題が起こる可能性もあるため、健康に不安がある場合は事前に医師に確認しましょう。
 

 

まとめ|デュタプロスの効果とEDリスクを正しく理解しよう

こちらのページでは、デュタプロスとEDの関係について解説してきました。
ポイントをまとめると、以下の通りです。

  • デュタプロスにはEDや性欲減退のリスクがある
  • EDなどのリスク自体はそこまで高くない
  • ED治療薬との併用で対策が可能

デュタプロスはAGA治療の改善に役立つ薬ですが、EDや性欲減退、射精障害、陰茎縮小といった副作用のリスクがあります。
ただしEDについては、ED治療薬との併用で対策が可能です!
EDが心配でAGA治療の一歩を踏み出せていなかったという方は、是非こちらを参考に一歩を踏み出してみてください!