AGAは完治する?進行を食い止める方法について把握しよう

AGAは完治する?進行を食い止める方法について把握しようAGAは20代以降の男性に多く見られる脱毛症です。

近年では、治療薬やメソセラピー治療などさまざまなAGA治療が確立されていますが、治療により完治できるのか気になる人は多いでしょう。

 

この記事では、AGAが完治できるのかといったことからAGAの進行を食い止める治療法まで解説します。

また、治療薬以外でAGAの進行を食い止める方法についても解説するため、AGAが完治できるのか気になる人は参考にしてください。

 

AGAは完治する?

2024年5月時点で、AGAを完全に治癒させる治療法は確立されておらず完治することはできません。

しかし、治療によりAGAの進行を遅らせたり、発毛を促進させたりすることで、薄毛の状態を改善することは可能です。

AGA治療薬を使用し、脱毛を抑制しながら発毛を促進するのが一般的な治療方法です。

 

ただし、AGAを完治するわけではないため、治療を中断すればそこからAGAの進行が始まります。

AGA治療は、薄毛に対する抵抗感がなくなるまで、実施する必要があるでしょう。

参考元:AGAは治る?AGA治療の経過と効果期間について知りたい

 

AGAの進行を食い止めるには?

先述した通り、AGAは完治しないため、進行を抑える治療が必要です。

AGAの進行を食い止める方法として、以下が挙げられます。

  • 治療薬を服用する
  • メソセラピー治療を行う
  • 自毛植毛も行う
  • 毛髪再生注射を打つ

ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。

参考元:【※医師監修『AGAは発症したら終わり?完治した人はいるの?』分かり易く解説!】

 

AGA治療薬を服用する

AGA治療薬には内服薬と外用薬の2種類があります。

内服薬は錠剤やカプセルの形で飲み込み、体内からAGAの進行抑制に働きかける薬です。

プロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)などが代表的で、AGAの原因となる男性ホルモン「DHT」の産生を抑制することで、脱毛を防ぐ効果があります。

 

外用薬は、頭皮に直接塗布するタイプの治療薬です。

ミノキシジルが有名で、血行を促進し発毛を促す作用があります。

内服薬と組み合わせると、より高い効果が期待できるでしょう。

 

内服薬・外用薬とも、継続して使用することが大切です。

治療を中断すれば、またAGAが進行してしまいます。

薬の種類や使用方法は医師に相談し、適切な治療を受けましょう。

 

メソセラピー治療を行う

メソセラピー治療は、頭皮に発毛効果のある成分を直接注入する治療方法です。

レーザーや超音波を使い、頭皮の毛穴に発毛成分を浸透させます。

 

発毛や血行促進に働くビタミン剤や植物エキス、細胞を活性化する成分などを注入することで毛髪の育成環境を整え、発毛を促進することで、薄毛を改善へと導きます。

 

メソセラピーは男女両方に有効な治療で、内服薬や外用薬との併用で相乗効果が得られます。

治療は半年から1年に1回のペースで継続する必要があります。

効果を実感できるまでに時間を要しますが、発毛の促進が実感できるでしょう。

 

自毛植毛を行う

自毛植毛とは、自身の頭皮から健康な毛根を採取し、薄毛が進行している部分に移植する治療方法です。

AGAで薄くなりにくい後頭部や側頭部の毛を、生え際や頭頂部に移植します。

 

移植した毛は、DHTの影響を受けづらいため、高確率で発毛が見込めます。

内服薬などの治療で効果が出ない場合でも、自毛植毛なら改善が期待できるでしょう。

 

しかし、自毛植毛を行う場合は「高額な費用がかかる」ことを理解しておくことが大切です。

植毛する本数によっても異なりますが、1回の施術で数十万円~数百万円の費用が必要となります。

しかし、手術のリスクが低く、自分の毛なので植毛したあとにも馴染みやすいです。

 

毛髪再生注射を打つ

毛髪再生注射は、自身の健康な毛包組織を採取し、極小に粉砕したあとに溶液状にして、薄毛部位に注入する治療方法です。

毛包の幹細胞が頭皮に行き渡り、新しい毛が生える環境を整えます。

 

毛髪再生注射は、比較的新しいため治療にかかる費用は高額になるケースが少なくありません。

しかし、高い発毛効果が得られると大きく期待されているだけでなく、副作用のリスクが低いのも特徴です。

 

注射を受けるには、まず健康な毛包組織を採取する小さな手術を行う必要があり、そのため医療機関での施術が義務付けられています。

専門の医師に相談し、適切な治療を受けることが大切です。

 

AGAの進行を抑制するフィナステリドとは?

育毛剤を使う男性
フィナステリドはAGAの進行を抑制する成分として大きな注目を集め、現在ではAGA治療薬として多くの方に活用されています。

ここからは、そんなフィナステリドについて、外用や効果について紹介していきます。

 

フィナステリドの概要

フィナステリドはAGAの治療によく使われる成分の一種です。

このフィナステリドを配合したAGA治療薬は「プロペシア」という商品名で販売されており、現在ではこのプロペシアのジェネリック医薬品が多数流通しています。

ジェネリック医薬品も当然ながら、有効成分にフィナステリドを配合しているため効能も変わりません。

 

2015年に国内でフィナステリド配合のジェネリック薬が承認されて以降、従来のプロペシアと比べて安価なため治療費負担の軽減のために使われることが多くなっています。

 

フィナステリドの効果

フィナステリドの主な効果は、DHT濃度を低下させることで毛髪の成長サイクルを正常化させるというものになります。

その結果として、毛母細胞が縮小するのが抑えられ正常に毛が育つ環境を作りだして、薄毛を改善へと導きます。

 

AGAはDHTによって髪の成長サイクルが乱れることで抜け落ちて薄毛が進行するため、DHT濃度を低下させて抜け毛を抑制する方法は非常に有効なAGA治療法といえます。

ただし、薄毛の改善効果を実感するまでには、半年程度の期間を要することが多いです。

 

なお、フィナステリドは軽症から中等症のAGAに対して効果的ですが、重症の場合は他の治療を併用する必要があるでしょう。

症状の進行度合いや、期待する改善効果によっては、ミノキシジル外用薬やメソセラピー、植毛などとの組み合わせ治療が推奨されます。

適切な治療プランを立ててもらうため、医師に相談するのが大切です。

参考元:フィナステリド(プロペシア)だけで十分?単剤でAGA治療効果を最大化する方法

 

フィナステリドの副作用

フィナステリドを服用する上で、最も懸念すべき副作用は性機能障害です。

男性ホルモンの作用を抑制する効果を持つ薬であるため、EDや射精障害、性欲の低下などが起こる可能性があります。

しかし、多くの場合は一時的なものであり、休薬すれば副作用は改善するでしょう。

 

そのほかにも肝機能障害や胃の不快感、ほてり、うつ症状などもありますが、発症頻度は低いとされています。

個人差もあるため、異変に気づいたら早めに医師に相談しましょう。

 

フィナステリドはどこで購入できる?

薬局
フィナステリドは処方箋が必要な医療用医薬品であるため、ドラッグストアや薬局で販売されているということはありません。

フィナステリドを入手するには美容クリニックやAGAクリニック、皮膚科などの医療機関で診察を受け、医師から処方してもらう必要があります。

 

近年ではオンライン診療を活用できるクリニックも増えてきました。

対面とオンラインの両方で診療を行う医院があり、時間的な制約がある人には便利です。

オンライン診療でも、処方される薬は医療機関と同じ正規のもので、安全性は担保されています。

 

個人輸入代行などのネット通販も同様に、海外版のフィナステリドを手軽に手に入れることができるため、現在では幅広い方が利用しています。

 

治療薬以外でAGAの進行を食い止める方法

AGAの進行を食い止めるためには、治療薬以外に日常生活の改善が重要です。

食生活や睡眠の見直しやストレスの管理、頭皮ケアなど生活習慣を整えることで、AGAの進行速度を低減できる可能性があるでしょう。

ここでは、治療薬以外でAGAの進行を食い止める方法について解説します。

 

食生活や睡眠を改善する

AGAの進行を自力で抑えるためには、食生活と睡眠の改善が重要です。

偏った食事は髪の毛に悪影響を及ぼします。

特に塩分や糖分、脂質の過剰摂取は避けましょう。

髪は主にタンパク質からできているため、良質なタンパク質を意識的に摂取する必要があります。

亜鉛やビタミンB、Cなども毛髪の健康維持に欠かせません。

 

また、睡眠不足も問題です。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは髪の成長を助けます。

睡眠が不足した場合、ホルモンバランスの乱れから薄毛が進行する可能性が高まります。

そのため、7~8時間の睡眠を確保するよう心がけましょう。

 

ストレスを発散させる

ストレスが過剰になると、頭皮の血行不良や体内のホルモンバランスが乱れを引き起こし、AGAの進行が加速します。

 

ストレスを溜めこないように、休日はリフレッシュできる時間を作るといったストレス発散に努めましょう。

ストレスの発散法に関しては、個人個人で好みのことを行うことが良いとされています。

スポーツや遊び、旅行や音楽鑑賞など、自分に合った方法を見つけることが求められます。

 

また、ストレスを発散させるほか、日頃の疲れを癒やしてストレスがそもそもたまらないような生活を心がけることも大切です

ストレスをためこまずに発散できれば、AGAの進行リスクを低減できるでしょう。

参考元:AGA対策!自力でできる改善法

 

頭皮をケアする

健康な毛髪は健康な頭皮から生まれます。

頭皮の状態が悪いと、抜け毛の増加や新しい毛髪が育ちにくくなるといった状況を招いてしまいます。

 

頭皮マッサージで血行をよくしたり、フケや過剰な皮脂を取り除くといった頭皮ケアを行ったりすることが大切です。

ただし、頭皮を綺麗にしようと過剰な洗浄力を持ったシャンプーを使ったりしてしまうと、逆に効果強すぎてしまうこともあるため、注意が必要です。

 

清潔で環境のよい頭皮を保つことで、髪の毛はよりよく育つようになります。

頭皮の手入れを怠らず、AGAの改善につなげていきましょう。

 

まとめ

AGAの完治はできませんが、適切な治療により進行の抑制は可能です。

進行を抑制するには、継続的な治療が大切になります。

 

AGAの進行を抑えるには、治療薬の服用やメソセラピー、植毛などの治療が効果的です。

近年注目されているフィナステリドの成分が含まれた内服薬はDHTを抑制して抜け毛を予防します。

治療薬は医師の指導の下で適切に使用することが必要です。

 

さらに食事、睡眠、ストレス、頭皮ケアなど、日常生活の改善もAGA治療をサポートします。

薄毛に早期から対処し、日常的な健康管理を心がけることで、AGAの進行予防が期待できるでしょう。