バイアグラで頭痛がする!?頭痛が起きてしまう場合の対処法を3つ紹介します!
バイアグラを服用した時にあらわれやすい副作用のひとつが頭痛です。
正常な勃起をサポートしたり、中折れしないように勃起を維持したりする作用など下半身への作用があるバイアグラ。
下半身へ作用する薬なのに、よくあらわれる副作用が頭の症状なのは不思議と思う人は少なくありません。
こちらのページでは、そんな疑問にお答えするべく、バイアグラを服用するとなぜ頭痛が起きるのかといったことから、その対処法について紹介します。
バイアグラを服用すると頭痛が起きるのはなぜ?
そもそも、EDを改善する治療薬であるバイアグラを服用した時に副作用として頭痛が起きるのでしょうか?
その理由は非常に単純です。
バイアグラは、血管を拡張することで海綿体への血流量を増やして正常な勃起をサポートしたり、勃起を維持する作用を発揮します。
しかし、この血管を拡張する作用は男性器周辺だけではなく、顔や頭など全身の血管に対して作用します。
そのため、脳内の血管が拡張することで神経を圧迫して頭痛などの症状があらわれてしまうのです。
お酒を飲むと頭痛がする人は要注意
上記で説明したように、バイアグラを服用することで血管が拡張してしまい頭痛が起きます。
実はこうした血管が拡張して頭痛があらわれる症状というのは、飲酒でも起きます。
そのため、普段から飲酒した時に頭痛があらわれるという方は、バイアグラを服用した時にも頭痛があらわれてしまう可能性が高いため要注意となっています。
バイアグラで頭痛の副作用はよくあらわれる?
バイアグラを服用することで起きる副作用はさまざまな種類がありますが、その中でも最も発現頻度が高いとされているのが火照り(紅潮)です。
これは、血管が拡張することで血流が良くなることで起きる副作用となっており、およそ5%の発現頻度となっています。
その次に多いのが、ここまで紹介してきていた頭痛です。頭痛の発現頻度はおよそ4%となっているため、比較的あらわれやすい副作用といえます。
バイアグラを服用して頭痛があらわれた場合の対策
バイアグラを服用することで副作用として頭痛があらわれるケースは珍しくありません。
ですから、バイアグラを服用した時に頭痛があらわれた時のために対策を把握しておくようにすることも大切です。
バイアグラの服用量を少なくする
バイアグラを服用した時に頭痛があらわれるという場合、最も簡単な対策法が服用するバイアグラの量を減らすということです。
服用量を減らすことによって、薬の効果を弱めて副作用があらわれるリスクを下げるという方法になります。
特に、海外製のバイアグラの場合、海外の体格の良い人向けに作られているため、1錠あたりの成分量が多めになっていることがあるため効果的です。
この方法は対策のために他に何かが必要になったりすることがないため、誰でも簡単に実践できます。
ただし、この方法を用いる場合、服用量が減少することでバイアグラの効果自体も低下してしまうという点には注意が必要になります。
バイアグラ以外のED治療薬を使用する
ふたつ目の対策法はバイアグラ以外のED治療薬を用いるという方法になります。
EDを改善する治療薬はバイアグラ以外にレビトラやシアリスなどさまざまな種類が登場しています。
そのため、中でも緩やかに効果があらわれ副作用のリスクが小さいとされるシアリスを用いるようにすることで、頭痛などの副作用を感じずにEDの改善効果を得るといったことが可能になる場合があります。
逆にレビトラは効果が高いED治療薬となっているため、副作用のリスクも高くなったりすることがあるので注意が必要です。
消炎鎮痛剤を使用する
バイアグラを服用した時に頭痛があらわれてしまうという場合の対策として、消炎鎮痛剤を用いて頭痛を和らげるという方法も有効です。
消炎鎮痛剤はバイアグラと一緒に服用することができ、併用することで副作用の辛さを和らげながらバイアグラの効果を最大限に得ることが可能です。
バイアグラを服用した時にあらわれる頭痛の対策として用いられる消炎鎮痛剤としてはロキソプロフェンやイブプロフェン、アセトアミノフェンなどが代表的な物となっています。
いずれの消炎鎮痛剤も非常に知名度が高く、一般的に使用されているものなので誰もが安心して使えるというのも特徴のひとつといえます。
ロキソプロフェン
バイアグラの副作用対策として使われる消炎鎮痛剤のひとつがロキソプロフェンです。
このロキソプロフェンはNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の一種で、こちらを配合した代表的な治療薬がロキソニンになります。
速やかに高い効果を発揮する鎮痛剤であり、現在では幅広く活用されている成分です。
即効性や効果の高さに優れている反面、胃痛などの軽度な副作用を強く感じてしまうケースも珍しくありません。
現在では、このロキソプロフェンを配合した治療薬は病院で処方してもらえたり、通販サイトで購入する以外に、ドラックストアや薬局などでも購入することができる用になっています。
そのため、非常に身近な消炎鎮痛剤のひとつといえます。
イブプロフェン
バイアグラによる頭痛の対策として、ロキソプロフェン以外に用いられる消炎鎮痛剤としてイブプロフェンがあります。
イブプロフェンは前述のロキソプロフェンと同じNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の一種です。
頭痛をはじめとしてさまざまな痛みを改善する作用があるため、数多くの人に活用されています。
国内ではこのイブプロフェンを配合した治療薬がブルフェンという名称で処方されていたり、EVEなどの名称で市販されていたりします。
ロキソプロフェンとイブプロフェンの違いとしては、効果の強さなどがあげられます。
基本的にロキソプロフェンの方が効果は強いとされていますが、個人差による部分も大きくイブプロフェンの方が効果が強いと感じる方もいるため、自身に合ったものを使うようにしましょう。
アセトアミノフェン
バイアグラを服用した時にあらわれる副作用の頭痛を改善するための消炎鎮痛剤として、アセトアミノフェンが用いられる場合もあります。
このアセトアミノフェンは、非ピリン系解熱鎮痛薬と呼ばれる種類の消炎鎮痛剤で、これまでに紹介したNSAIDsとはジャンルが違う消炎鎮痛剤となります。
こちらのアセトアミノフェンは中枢神経に作用して炎症の原因となる物質の合成に影響を及ぼすことで痛みを改善すると考えられています。
国内ではこのアセトアミノフェンを配合した消炎鎮痛剤としてバファリンルナやカロナールが高い知名度を誇っています。
アセトアミノフェンは海外でもパナドールという名称で高い知名度を誇っており、国内外で幅広く活用されています。
肝心の効果は上記のふたつの成分と比べてマイルドになっており、副作用のリスクも小さくなっています。
バイアグラと消炎鎮痛剤を併用する場合の注意点
バイアグラによる頭痛を緩和する消炎鎮痛剤ですが、バイアグラと消炎鎮痛剤を併用する場合には注意しなければならないポイントがいくつかあります。
ここからは、そんなバイアグラと消炎鎮痛剤を併用する時の注意点について詳しく紹介していきたいと思います。
胃痛が生じる場合は胃薬も服用する
バイアグラの副作用である頭痛の対策となる消炎鎮痛剤ですが、消炎鎮痛剤を使うことで胃痛などの副作用があらわれてしまう場合もあります。
バイアグラと消炎鎮痛剤を併用する時には胃痛対策として胃薬も一緒に服用するようにすることで胃痛の対策が可能です。
そのため、バイアグラと消炎鎮痛剤を併用しようと考えている場合は、一緒に胃薬も用意しておいて一緒に服用するようにしましょう。
頭痛が治まらない場合は病院へ
バイアグラを服用することであらわれる可能性がある頭痛は消炎鎮痛剤の服用で基本的に対策はできます。
ですが、消炎鎮痛剤を併用しても頭痛がおさまらないという場合は、一度医療機関を受診して診察を受けるようにしましょう。
そうすることで、頭痛のより効果的な対策が可能な場合があります。
まとめ
多くの男性を悩ませるEDを改善するED治療薬のバイアグラですが、副作用として頭痛が出てしまうことは珍しくありません。
ですが、そうした頭痛の副作用もさまざまな対策法があり、適切に対策することで副作用の辛さを感じずに性交渉を思う存分楽しめるようになります。
バイアグラを服用した時にあらわれる頭痛対策は以下の3つ
- バイアグラの服用量を減らす
- バイアグラ以外のED治療薬使ってみる
- 消炎鎮痛剤を併用する
服用量を減らす方法は、対策のために何かしらの特別な準備が必要になることもなく気軽に試せる対策法となっていますし、消炎鎮痛剤との併用についても、市販されている鎮痛剤でも十分に効果を得ることができるため、手軽に試すことができます。
そのため、バイアグラを使ったことがあるけど、頭痛が出てしまうから使えないとお考えの方は、是非一度こちらで紹介した情報を実践してみてはいかがでしょうか。