デュタプロスは服用方法を把握すれば簡単に使える!
デュタプロスは有効成分のデュタステリドが配合されたAGA治療薬です。
こちらのページではデュタプロスの服用方法に焦点をあてて紹介していきますので、初めてデュタプロスを使おうと考えている方はぜひ、お役立てください。
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デュタプロスの服用方法
デュタプロスは1日1回1錠(0.5mg)を水またはぬるま湯で服用します。
服用方法は非常にシンプルですが、効果を最大限に引き出すためにはいくつかポイントがあります。
デュタプロスは 1日に何ミリ服用すればいい?
デュタステリドは通常、0.1~0.5mgを1日1回服用します。
デュタステリド製剤は0.1mgから服用を開始し、0.5mgまで徐々に増量します。
ただし、デュタプロスは0.5mgのカプセル錠で、分割が不可能な薬です。
そのため、初めてデュタステリドを使用するという場合は0.1mgの別のデュタステリド製剤を使用し、0.5mgを服用するタイミングでデュタプロスに切り替える必要があります。
デュタプロスを飲むタイミング
デュタプロスを服用するタイミングに指定はありません。
朝、昼、夜どのタイミングであっても問題ありません。
食事の影響も受けにくいため食前や食後、空腹時の服用なども気にする必要がありません。
飲むタイミングは基本的に自由ですが、毎日同じタイミングで服用することが大切です。
また、飲み忘れがないようにするために、普段の生活で確実に服用することができるタイミングや、生活ルーティンの中で取り入れやすい時間帯に服用して臭い。
デュタプロスは1日2錠服用してもいい?
デュタステリド製剤は1日0.5mgが服用上限とされています。
デュタプロスにはデュタステリドが0.5mg配合されているため、1日1錠が服用上限です。
1日に2錠の服用は当然、推奨されていません。
仮に2錠に増量して服用したとしても、効果が強くなるわけではないといわれています。
また、過剰な服用によって副作用のリスクが高まってしまうため、決められた服用量を守ってください。
デュタプロスを飲み忘れた場合の対処法
デュタプロスを飲み忘れた場合、飲み忘れに気づいたタイミングによって飲み方が変わります。
- 飲み忘れに気づいた時点で飲み忘れた1錠を服用
- 次回服用は通常通り1錠を服用
- 飲み忘れ分の1錠はスキップ
- 次回服用は通常通り1錠を服用
基本的には飲み忘れがないように服用することが大事ですが、1日飲み忘れても効果に大きく影響することはありません。
1日分飲み忘れたからといって、デュタプロスを1回で2錠服用することもありません。
飲み忘れが多い場合の対処法
基本的に、飲み忘れが起きない様に生活のルーティンに確実に組み込めるタイミングで服用することが大事です。
それ以外の飲み忘れ予防として、スマートフォンのアラーム機能や、薬やサプリメント用の飲み忘れ防止アプリを使うことが有効です。
デュタプロスは長期服用しても問題ない?
基本的にデュタプロスは長期服用することが望ましいとされている薬剤です。
5年、10年と使い続けても治療効果を感じられることがあるとされています。
またデュタプロスなどのデュタステリド製剤の長期服用によって問題が生じたという報告はありません。
デュタプロスの効果が出るまでにかかる期間
デュタプロスの効果が実感できるまでの期間には個人差があります。
効果を感じるのが早い場合は3ヶ月程度、多くの場合6~12ヶ月の服用で効果が実感できるとされています。
デュタステリド製剤は緩やかに効果があらわれるため、最低でも6ヶ月は継続する必要があります。
デュタプロスの半減期と継続的な服用による効果
デュタプロスを継続して使用している場合、半減期は3~5週間と長い間効果が持続するため、服用を中止したとしても数週間は効果が持続します。
しかし服用の中止から時間が経過すれば、デュタプロスの効果が消失し、抜け毛が増えて再び薄毛の状態へと戻ると考えられます。
そのため、AGAの症状改善を目的にデュタプロスを服用する場合、長期的かつ継続的な服用が大事です。
デュタプロスの併用に関する注意事項
デュタプロスを使う上で気になるのが、アルコールや他の薬剤との併用です。
デュタプロスと併用することで思わぬ症状があらわれる可能性もあるので、服用する前に確認しておきましょう!
デュタプロスとお酒(アルコール)
デュタプロスを服用している時の飲酒は特に問題ありません。
ただし、過度な飲酒は肝機能に負担をかけてしまう可能性があるため避けてください。
また、アルコールでデュタプロスを服用することも過度に肝臓に負担がかかる可能性があるため絶対にしないでください。
デュタプロスと風邪薬
デュタプロスは一般的な市販の風邪薬と併用可能です。
デュタプロスと併用を注意しなければならない薬剤として、CYP3A4阻害薬、アンドロゲン受容体遮断薬などがあります。
CYP3A4阻害薬として、抗真菌薬のケトコナゾールや抗HIV薬のリトナビルなどがあります。
また薬ではありませんが、グレープフルーツもCYP3A4を阻害するのでデュタプロスとの併用にはじゅうぶん注意してください。
デュタプロスと併用してはいけない薬
デュタプロスに併用してはならない薬はありません。
そのため、他の疾患で薬を服用している場合でも使用できることがあります。
しかし、デュタプロスとの併用に注意が必要な薬はいくつかあるため、現在何らかの疾患の治療で薬を飲んでいる場合は、必ず医師に相談してください。
デュタプロスの服用方法のまとめ
デュタプロスの服用方法や服用に関する注意点などに関して説明しました。
この記事でお話したデュタプロスの服用に関するポイントをまとめます!
- デュタプロスは1日1回1錠を決まった時間に服用する必要がある
- デュタプロスは緩やかに効果を発揮するため6ヶ月以上は継続が必要
- デュタプロスと併用に注意が必要な薬がある
デュタプロスはAGAの症状改善に有効ですが、その効果を引き出すためには1日1回の服用を毎日続けることが不可欠です。
また併用に気を付けなければならない治療薬があるため、何らかの治療で現在薬を飲んでいる場合は事前に医師に相談しましょう。