トリキュラーの飲み間違いをしたらどうなる?正しい対処法を解説!
トリキュラーを使うことでほぼ確実な避妊が可能ですが、その効果を得るためには、適切な方法で服用する必要があります。
もしもトリキュラーを飲み間違えてしまった場合、どのような影響があるのか、そして飲み間違いをしてしまったときの対処法についてご紹介します!
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トリキュラーの飲み順や飲み方を間違えた!?正しい対処法を知ろう
トリキュラーの飲む順番や飲み方を間違えてしまった…。
そんな時、どうすればよいのでしょうか。
まずは、それぞれのケースで何が起こるのか、どのように対処すべきかを紹介します。
順番を間違えたらどうなる?避妊効果を守るためのリカバリー方法
トリキュラーの飲む順番を間違えてしまった場合、考えられるパターンは2つあります。
1つは本来飲むはずだった錠剤と同じ色の錠剤を飲んでいるパターンです。
そしてもう1つは、本来飲むはずだった錠剤と異なる色の錠剤を飲んでしまったパターンです。
同じ色の錠剤で飲む順番を間違えた場合
同じ色の錠剤で飲み間違えただけであれば、特に副作用なども起こらないので安心してください。
特別な対処方法は必要なく、残っている方の錠剤を通常通り服用してください。
違う色の錠剤を飲んでしまったときの影響と対応策
本来飲むはずだった錠剤と飲み間違えた錠剤の色が異なる場合には気を付ける必要があります。
トリキュラーは赤茶色(赤褐色)、黄色、白の3種類の錠剤がありますが、それぞれの色で含まれている有効成分の量が異なります。
つまり、本来服用するはずだった錠剤と飲み間違えてしまった錠剤の色が違う場合は成分量が異なるものを服用したことになるのです。
成分量が違う錠剤を飲んだ場合、避妊効果は持続しますがホルモンの血中濃度のバランスが崩れて不正出血が起こる可能性があります。
違う色の錠剤を飲んでしまった場合、翌日の服用では間違えて飲んだ錠剤の次の錠剤から飲むようにしましょう。
トリキュラーを逆から飲んでしまった!避妊効果に影響はある?
トリキュラーを逆から飲んだ場合、最初に飲むべき錠剤と異なる成分量の錠剤を摂取することになるため、不正出血が起こる可能性があります。
ですが、逆順でも服用していれば排卵抑制効果が維持できるので、避妊効果は持続します。
逆順で服用してしまった場合の修正方法と注意点
逆順でトリキュラーを飲んでしまった場合、余った分を服用後に休薬してから、新しいシートを正しく服用し続けることが可能です。
途中で飲み間違いに気づいて服用を中断した場合、7日間の休薬後、8日目から新しいシートの服用を開始します。
トリキュラー28の場合は要注意
トリキュラー28の場合、プラセボ錠が含まれています。
逆順から飲んでしまったとすると、プラセボ錠から飲んでしまうことになってしまいます。
プラセボ錠はピルとしての有効成分が含まれていないため、当然ながら避妊効果を得ることができません。
間違えて1日に2錠飲んだ!避妊効果や体への影響は?
トリキュラーを間違えて1日に2錠飲んだ場合、避妊効果が消失することはありませんが、以下のような副作用が強くあらわれる可能性があります。
- 吐き気やめまい
- 頭痛
副作用は時間とともに治まるため心配することはありません。
また、1度だけの間違いであれば大きな問題にはならず、翌日から通常どおりの服用を続けることで調整できます。
まとめ:飲み間違えた時は焦らず対応しよう!
トリキュラーの飲み間違いは誰にでも起こる可能性があります。
大切なのは、焦らず正しく対処することです。
トリキュラーの飲み間違いに関するポイントをまとめます!
- 順番を間違えたら、錠剤の色で対処法が違う
- 逆順で飲んでしまっても、余った分を通常通り服用する
- 1日に2錠飲んだ場合は、翌日から通常通りに戻す
飲み間違いがあっても、プラセボ錠との飲み間違いでなければ基本的に避妊効果は持続するため、そこまで大きな不安を抱く必要はありません。
しかし、飲み間違えることで副作用リスクが高くなってしまう場合もあるので、飲み間違いがないように気を付けるようにしましょう。