- 口コミ評価:
- (4.1)
- 口コミ件数:
- 227件
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3,860円
3,960円
目次 [開く]
女性が主体となって避妊を防ぐ薬にはいろいろな種類があります。
毎日服用することで避妊を防ぐことができる低用量ピルが一般的ですが、避妊をせずに行った性交渉の後でも避妊が可能なアフターピルといったものもあります。
1970年代から中用量ピルを用いた緊急避妊法が登場し、1999年にはフランスで緊急避妊薬としてレボノルゲストレルが承認されました。
その後、WHOがレボノルゲストレルの導入を後押ししたことによって、世界各国で承認が進み、日本でも2011年に認可されています。
現在、世界各国でこのアフターピルは市販されており薬局などでの購入が可能となっていますが、日本では未だ市販薬としては承認されておらず、病院で処方してもらう必要があります。
引用元:Emergency contraception|World Health Organization (WHO)
引用元:Effect of BMI and body weight on pregnancy rates with LNG as emergency contraception: analysis of four WHO HRP studies - PubMed
アフターピルは、避妊に失敗した際に服用することによって避妊が可能となっています。
避妊に失敗した性交から72時間以内に服用することで97%以上の確率で避妊に成功します。
逆に72時間よりも時間が経過してしまっている場合でも、完全に効果があらわれないということはありません。
避妊に失敗した性交から72時間以上の時間が経過してしまうと、いきなり避妊効果が完全に消失するわけではありません。
実際に行われた臨床試験の結果でも、72時間以降の服用でも避妊率は低下するもののゼロではないという結果が出ています。
そのため、アフターピルは性交にて避妊に失敗した場合は、できる限り速やかに服用することが何よりも重要となっています。
避妊に失敗した性交の後に服用しても緊急避妊を行えるアフターピルですが、実際にこのアフターピルはどのようにして避妊するのでしょうか?
アフターピルで避妊が行える仕組みは低用量ピルなどと基本的に大きな違いはありません。
アフターピルを服用したのが排卵前である場合は、配合成分であるレボノルゲストレルによって排卵前に起こる黄体形成ホルモンが急激に増える現状のLHサージを消失させます。
これによって排卵そのものが抑制されて受精や妊娠を防ぎます。
そして、アフターピルの服用が排卵後である場合は、成分のレボノルゲストレルによって子宮内膜を厚くするホルモンの分泌が抑制されます。
これによって子宮内膜が厚くならず、受精卵が子宮内膜へ着床できずに妊娠が成立するのを防いで避妊します。
緊急避妊薬であるアフターピルも医薬品であることから、低用量ピルなどと同様に服用することができない方が指定されています。
アフターピルを使用できない方の一覧はこちら
緊急避妊薬であるアフターピルも医薬品であることから、低用量ピルなどと同様に服用することができない方が指定されています。
アフターピルを使用できない方の一覧はこちら
過敏症の既往歴がある場合、ショックやアナフィラキシーなどの重篤な副作用があらわれる可能性があるため、服用できません。
アフターピルの代謝は肝臓で行われるため、重篤な肝障害がある場合、肝臓への負担が大きくなり肝障害の症状が悪化するおそれがあるため、服用できません。
緊急避妊薬と一口にいっても、さまざまな種類が登場しています。
そこで、まずはココロ薬局でも取り扱っているアフターピルの中から総合的にランク付けして発表したいと思います。
アフターピルの総合ランキングがこちら
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | ナイピル | アイピル | モーニングピル | アンウォンテッド72 | ポスティノール |
商品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | 2,980円~ 1箱4錠 | 2,660円~ 1箱1錠 | 3,960円~ 1箱1錠 | 2,660円~ 1箱1錠 | 3,860円~ 1箱2錠 |
特徴 | 最安価のアフターピルで人気 | 知名度、価格ともに高水準でまとまっている | 効果と価格のバランスが取れたアフターピル | 価格面や評価が高いアフターピル | 成分量が半分のものの中でも安価 |
アフターピルの総合ランキング1位となったのはナイピルでした。
ナイピルは価格面で他と大きな差をつけているだけでなく、まとめ買いなどにも対応していることから、初めて使う方から常備しておきたい方まで幅広い方に活用されています。
惜しくも2位となったのは、アフターピルの中でも特に知名度の高いアイピルでした。
その後、モーニングピルや1回2錠を服用するタイプのポスティノールがランクインしています。
アフターピルの総合ランキングを紹介しましたが、費用面が気になるという方は多いです。
そこで、次は緊急避妊1回あたりにかかる費用でのランキングを紹介したいと思います。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | ナイピル | アンウォンテッド72 | アイピル | モーニングピル | ポスティノール |
商品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
1錠あたり の価格 | 596円~/1錠 | 708円~/1錠 | 732円~/1錠 | 846円~/1錠 | 1,106円~/2錠 |
特徴 | 日本語パッケージで使いやすさも備えている | コスパが高いアフターピルで、1錠買いでも安価 | 知名度の高いジェネリックメーカー製のアフターピル | まとめ買いでかなり安価になるアフターピル | 1錠あたりは最安価だが、1回分が2錠 |
※2025年2月現在の価格
1回の緊急避妊にかかる費用で見た場合、最も安価となったのはナイピルの596円となっています。
それに続くかたちでアンウォンテッド72の708円が2位となっています。
1位と2位で100円近い違いがあるため、緊急避妊を行う回数が多い場合は総合的に見ると結構な差になってしまうことがあります。
また、5位は1回あたりの価格が1,106円となったポスティノールでした。1錠あたりの価格は553円と最安価ですが、こちらはノルレボ法とは違って、ヤッペ法で使う緊急避妊薬であるため2錠で1回分である点には注意が必要です。
アフターピルを選択する場合、評価の高さは非常に重要といえます。
特にアフターピルにおける信頼は避妊の可否にもつながる問題であるため、十分に精査した上で選択するようにしましょう。
そこで、実際にアフターピルを使った方の評価が高かったもののランキングを紹介します。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | ポスティノール | アンウォンテッド72 | アイピル | タンシーワン | マドンナ |
商品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
評価 平均点 | (4.2) | (4.1) | (4.1) | (4) | (4) |
価格 | 3,860円~ 1箱2錠 | 2,660円~ 1箱1錠 | 2,660円~ 1箱1錠 | 3,960円~ 1箱1錠 | 3,160円~ 1箱2錠 |
特徴 | 多くの方から高評価を得るアフターピル | 価格、評判共に高水準のアフターピル | 価格で優れるアフターピル | スペインの会社が作るアフターピル | タイで作られる珍しいジェネリック |
※2025年2月現在の評価
アフターピルを実際に使った方からの評価が最も高かったのは評価4.2を獲得したポスティノールでした。2位と3位のアンウォンテッド72とアイピルについても多くの方から高い支持を得ているという結果が出ています。
そこから1歩下がる形でタンシーワンやマドンナが評価4を獲得し、4~5位という結果となりました。
口コミ評価の高さランキングを紹介しましたが、見落としていけないのが口コミの数です。
少数の方が使って高評価を得ているものより、より多くの方が使って高評価を得ているアフターピルの方が信頼性は高いと考えられるため、必ずこちらも併せて確認しておくようにしましょう。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | アイピル | アンウォンテッド72 | マドンナ | ナイピル | ノルレボ |
商品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
口コミ 件数 | 227件 | 136件 | 92件 | 50件 | 42件 |
価格 | 2,660円~ 1箱1錠 | 2,660円~ 1箱1錠 | 3,160円~ 1箱2錠 | 2,980円~ 1箱 | 5,560円~ 1箱1錠 |
特徴 | 圧倒的口コミ数かつ高評価 | 安価で手にいれられ多くの方に使われている | 口コミ数、評価共に高水準 | 近年注目を集めており、多くの方に使われるようになっている | 先発薬として信頼性が高い |
※2025年2月現在の口コミ数
実際に使って多くの口コミを得ているアフターピルランキングの1位に輝いたのはアイピルでした。口コミ数227件と2位の136件と比べても圧倒的な数となっております。
3位には92件の口コミを獲得したマドンナがランクインし、そこからさらにまた差が開いて50件、42件のクチコミを獲得したナイピルとノルレボが4位と5位となっています。
避妊に失敗した性交の後でも避妊を行えるアフターピルですが、実際にこのアフターピルを使いたいと考えた場合は、どこで購入するのでしょうか?
現在、アフターピルを手に入れるための方法は3つあります。
ここからはそんなアフターピルを手に入れるための3つの方法について詳しく紹介していきます。
アフターピルを購入する方法として多くの方が考えるのが婦人科や産婦人科で処方してもらう方法です。
こちらは、婦人科などに足を運び問診や簡単な検査などを受けた後に、アフターピルを処方してもらう方法となります。最も早くアフターピルを手にすることができるというのが最大のメリットとなっています。
その反面、時間を作って病院に足を運んだりする必要があるため時間的な負担が必要になったり、アフターピルの処方は保険が適用されないため1回分でも7,000~20,000円といった高額な費用が必要になるというデメリットがあります。
アフターピルは避妊に失敗した性交からできる限り早く服用することで避妊の成功率を高めることができるため、手元にアフターピルがなく少しでも避妊率を高めたいという時に最も適した方法となります。
アフターピルは婦人科や産婦人科で処方してもらう以外に、オンライン診療を実施しているクリニックを利用することで、スマートフォンやパソコンを使ってオンライン上で問診などを受け、アフターピルを郵送してもらうといったことが可能となっています。
オンライン上で診察を受けられるため通院する必要がない上に時間的な負担が小さく、誰かに婦人科に行ったということがバレたりすることがないというメリットがあります。
その反面、アフターピルの価格は病院で処方してもらう場合と同様に保険が適用されないため病院処方と変わらず高額になってしまいます。
また、アフターピルが郵送となるため早ければオンライン診療を受けた当日に手にすることができますが、遅い場合は翌日以降になってしまうというデメリットがあります。
現在、通販(個人輸入代行)サイトを利用することでもアフターピルを購入することができるようになっています。
パソコンやスマートフォンを使ってネットから注文するため、誰かにバレることがありません。また、1回の避妊に必要になる費用を1,000円以下にすることが可能となっているため、費用や時間の負担も小さいというメリットがあります。
その反面、注文したアフターピルは海外から発送となるため、手元に届くまでに2週間ほどの時間がかかるというデメリットがあります。
そのため、事前に注文しておいてアフターピルを準備して避妊失敗に備えるという使い方が適しています。
事前の避妊に失敗してしまった時でも避妊を行えるアフターピルですが、このアフターピルは薬局やドラックストアなどで市販されているのでしょうか?
現在、アフターピルは処方箋が必要になる医薬品であるため、薬局やドラックストアなどで市販されていません。
2023年11月から2024年3月にかけて、薬局での試験販売が行われており、この試験販売の結果を受けて、将来的にアフターピルが薬局などで購入できるようになる可能性はあります。
しかし、現時点では市販はされていないため、手に入れるためには病院や通販サイトを利用するといったことが必要不可欠となっています。
アフターピルの購入を検討しているけど、ちょっと不安があったり疑問があったりして購入に一歩踏み出せずにいるという方は少なくありません。
そこで、ここからはアフターピルに関するよくある質問にお答えしていきますので、購入を検討されている方は是非、お役立てください。
A1アフターピルを服用した時にあらわれる可能性がある副作用は消退出血が46%以上と最も多く、不正子宮出血が13%となっています。
上記以外にも頭痛や悪心、倦怠感といった副作用が比較的あらわれやすいとされています。また、発現率5%未満の副作用として下痢や貧血、口の乾きや浮動性のめまいなど、さまざまなものが報告されています。
これらの副作用はいずれも軽度な副作用であり、時間の経過とともに症状は改善していきます。
またアフターピルでは命に関わるような重篤な副作用の報告はないため、基本的には安心してお使いいただけます。
A2避妊に失敗した性交の後にアフターピルを服用したけど、副作用で吐いてしまったという場合にまず確認すべきなのが、アフターピルを服用してからの経過時間です。
服用から2時間以内に吐いてしまった場合は再度アフターピルを服用する必要があります。これは服用したアフターピルの成分が十分に体に吸収されず、避妊効果を得られない可能性があるためです。
逆に2時間以上の時間が経過している場合は、追加でアフターピルを服用したりする必要がありません。
ピルの副作用で吐いてしまうのが心配といったような場合は、アフターピルの服用の前に吐き気止めなどを服用することで対策が可能です。
A3アフターピルを服用した時の避妊率は避妊に失敗した性交から72時間以内の服用であれば97%以上の避妊率を誇ります。
ただし、避妊失敗から72時間よりも時間が経過してしまっている場合は、避妊率は大きく低下してしまいます。
更に120時間よりも時間が経過してしまっている場合は、アフターピルによる避妊は現実的ではなくなってしまいます。
上記のように時間の経過によってアフターピルの持つ避妊効果は大幅に低下してしまい、妊娠のリスクが高くなるためアフターピルは避妊失敗が発覚した場合はすみやかに服用することが何よりも大切です。
A5アフターピルを服用すれば避妊ができるから、飲んだ後にすぐに性行為をしても問題ないと考えてしまう人は少なくありません。
ですが、アフターピルを服用してから3週間以内の出血による避妊の成功が確認できるまでは、性行為を控えるようにしましょう。
アフターピルの服用後は妊娠しやすいタイミングが来てしまう可能性があるため、服用後に性行為をすると妊娠してしまう可能性があります。
そのため、アフターピルの服用から3週間は出血が確認できるまで性行為は避けるようにしましょう。
どうしても避けることができない場合はコンドームなどを使用し確実に避妊を行うようにしましょう。
日本のアフターピルより副作用が軽いかも?体質に合ってるのかな。病院で処方してもらったこともあるけど、そっちのアフターピルは副作用が強くて大変だったから、副作用が軽く済んで本当によかった。使いやすいし、今度からはアイピルを備えることにしようかな?
安くて購入しましたが、なかなか届かなくて結局婦人科にもらいに行きました。もしもの時の為に買ったものは置いておきますが、これは前もって買っておかないとダメですね。
アンウォンテッド72の注文は2回目になります。前回注文分は先日使用することになりましてとても助かりました。病院であれば時間もお金もかかりますが、ここで事前に買っておけば時間もかかりませんし、とても安く手に入ります。気持ちの面でもぜんぜん違うのでおすすめです。
ノルレボやトリキュラーより、さらに副作用が強かった。海外のアフターピルも効果が強い分、副作用も強いの?副作用がないアフターピルを使いたいんだけどな~。まあこれで緊急避妊に成功したし、効かないわけじゃなさそう。
毎日飲むタイプのピルの方が避妊には間違いがないとはわかっているのですが、副作用やぶっちゃけ面倒なこともあり緊急用のアフタータイプのピルが良いなと思いナイピルを購入してます。今のところきちんと避妊出来ており、副作用もないです。安いし気軽に買えるのも良いです。
届くのが遅くて結局病院に行きました。病院に行かなくて良いから良かったのにこんなに遅いなら意味ないです。もう利用しません。
前に産婦人科で処方してもらったことのある薬です。その時の価格が15,000円。妊娠を防ぐためとはいえ突然の出費としてはかなり痛手です。同じものが販売されていたのでまとめて3つ購入しても10,000円ほど。効果は実証されていますしコスパとしてはかなり高いと思います。服用したときの副作用も出なかったので安心できますが、使う機会がないのが一番だと思います。
吐き気止めでなんとかギリギリ対処できていますが、飲んだあとの吐き気が冗談じゃないぐらいキツいです。本気で吐きそうになるけど、吐いたら避妊の意味がなくなるし・・・ってすごい我慢しなきゃいけないです。つらいです。