ロイコリン

メトトレキサート通常療法、CMF療法などに使用する場合の服用方法

1日の服用回数	4回
1回の服用量	10mg
服用のタイミング	6時間間隔
服用期間	指定なし

メトトレキサート通常療法、CMF療法などの治療法を行った時に、メトトレキサートによると考えられる副作用があらわれた場合に、ロイコリンを服用します。
1回あたりの服用量は15mg錠を2/3錠（ホリナートカルシウム水和物として10mg）となっており、これを6時間おきに4回服用します。

また、メトトレキサートを過剰に投与してしまった場合は、過剰に投与したメトトレキサートと同量のロイコリンを服用します。

メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法に使用する場合の服用方法

1日の服用回数	2~6回
1回の服用量	15mg
服用のタイミング	6時間間隔
服用期間	指定なし

メトトレキサートを投与後してから24時間目に15mg錠1錠（ホリナートカルシウム水和物として15mg）を水かぬるま湯で服用します。その後、6時間間隔で2～6回服用します。
また、メトトレキサートによる副作用があらわれた場合は、ロイコリンの服用量を増やして、投与する期間を延長してください。

また、年齢や症状などによって適宜服用量は増減する必要があります。

プララトレキサート投与時の服用方法

1日の服用回数	3回
1回の服用量	15mgもしくは25mg
服用のタイミング	8時間間隔
服用期間	指定なし

プララトレキサートを投与した後、24時間目からロイコリン15mg錠を1＋2/3錠（ホリナートカルシウム水和物として25mg）、水かぬるま湯で服用します
ロイコリンを1回服用した後は、8時間おきに同量を6回服用します。1回あたりの服用量は服用する方の状態などによって適宜増減する必要があります。

また、ロイコリンの服用後にプララトレキサートによる副作用があらわれなかった場合は、1回あたりの服用量を15mg錠1錠（ホリナートカルシウム水和物として15mg）に減量します。
ロイコリンの服用量を減量した後に副作用がプララトレキサートによる副作用があらわれた場合は服用量を、15mg錠を1＋2/3錠（ホリナートカルシウム水和物として25mg）へと戻すことが可能です。

本剤の成分に対してアレルギーのある方は服用できません。
抗痙攣剤のフェニトイン、抗血栓薬のワルファリンなどは副作用を増強させる可能性があります。ほかにも組み合わせの悪い医薬品が多数あるため、服用中の薬がある方は医師へ相談してください。
併用薬の効果や副作用を確認するためにも定期的に検査を受けてください。


※用法・用量、注意点、副作用などに関しては一般的な薬剤情報を訳したものです。服用・使用前は医師などの専門家に相談した上で必ず用法用量に従って頂ますようお願い致します。
また、服用や使用に関しては全て自己責任となりココロ薬局では一切の責任を負いかねます。

副作用はほとんどありません。
しかし、併用薬の抗がん剤や抗リウマチ薬による副作用が起こる可能性があります。
下痢、嘔吐、血液障害、感染症が起こった場合には速やかに医療機関を受診してください。

服用方法や副作用・併用禁忌・注意のご説明には、商品の説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
医療用医薬品 :ロイコボリン
ホリナート カルシウム