デュオフィルム

デュオフィルムはStiefe社が製造と販売を行う、ウオノメやタコ、イボ、水虫などの治療薬です。

ウオノメは足の裏や足の指の間などにできることが多く、一度ウオノメができてしまうと歩行時などに痛みを伴います。
悪化することも多く重症化した場合は歩行時に激痛を伴い、歩行困難になる場合もあります。
そのため、重症化する前に適切な処置を行い、治療する必要があります。
タコの場合は痛みなどを伴わないことが多いですが、やはり必要に応じて治療が必要です。

ウオノメの原因は一箇所に摩擦や圧迫など強い刺激を受け続けると、その部分の角質が角質柱と呼ばれる芯のようなものが作られます。
この角質柱が時間の経過とともに神経を圧迫するほどに大きくなると、摩擦などの刺激により痛みを感じるようになります。

普段履いている靴のサイズがあっていない、ハイヒールなど幅の狭い靴を履かれる方は一定箇所に刺激を受けやすくなるため、注意が必要です。

デュオフィルムの有効成分であるサリチルは塗布した部分の皮膚を柔らかくし、使用を続けることでウオノメやタコを剥がす作用があります。
症状(ウオノメやタコの大きさ)に合わせて治療を行う必要があり、再発させないためには角質柱(芯のようなもの)を完全に取り除く必要があります。

デュオフィルムは白癬菌に対して抗菌効果を持つため、水虫の症状改善に使われる場合もあります。