トリキュラーで生理痛・PMSを改善!生理周期のコントロール法も紹介!

トリキュラーで生理痛・PMSを改善!生理周期のコントロール法も紹介!トリキュラーは避妊目的だけでなく、生理に関するさまざまな悩みに効果があります。
このコラムでは、生理痛やPMS(月経前症候群)への作用、周期の安定、そして生理日を調整する方法までをわかりやすく解説します。

トリキュラーで生理の悩みが軽くなる?4つの改善効果

生理痛やPMS、経血量の多さや周期の乱れなど、生理に関する悩みは人によってさまざまです。ここでは、トリキュラーで期待できる4つの改善効果について紹介します。

1. 辛い「生理痛」が緩和される仕組み

子宮トリキュラーは、排卵を抑えることでプロスタグランジンという痛みの原因物質の生成を減らし、子宮の収縮を抑えます。
これにより、生理痛がぐっと軽くなる人が多いとされています。

もし痛みが軽くならない場合に考えられること

生理痛が改善されない場合、以下のような原因が考えられます。

  • 服用して間もないため、効果が安定していない
  • 子宮内膜症など別の疾患が隠れている可能性がある
  • ホルモンの調整が合っていないこともある

生理痛が強く続く場合は、婦人科を受診して詳しく調べてもらうのが安心です。

2. イライラや気分の落ち込み…「PMS(月経前症候群)」への効果

PMSは、排卵後にホルモンが大きく変動することで起こる心身の不調です。
トリキュラーは排卵自体を止めることで、ホルモンの波をなだらかにし、気分の安定やイライラの緩和が期待できます

3. 経血量が減り、生理期間が短くなる

生理トリキュラーを服用すると、子宮内膜が薄く保たれるため、はがれ落ちる量(=経血量)が少なくなります。
これにより、出血の量も期間も自然と軽くなる傾向があります。

4. 毎月の生理周期が安定し、予定が立てやすくなる

カレンダートリキュラーでは、ホルモンの服用と休薬(または偽薬)を繰り返すため、出血のタイミングがほぼ毎月同じになります。
急な予定変更や旅行の心配が減るのも大きなメリットです。

【応用編】生理日を自由にコントロールする方法

トリキュラーで生理を早めるどうしても生理を避けたい日があるときは、トリキュラーを使って生理を早めたり遅らせたりすることができます。ここでは、それぞれの方法と注意点を解説します。

生理を「遅らせる」具体的な飲み方と注意点

トリキュラーを21錠飲み終えたあと、通常は7日間の休薬に入りますが、この休薬をせずに次のシートの黄色錠(第3相)を続けて飲むことで、生理を遅らせることができます。
たとえば3日遅らせたい場合は、次のシートから3錠を追加で飲み、その後に休薬に入ります。

何日まで遅らせられる?リスクや副作用は?

  • 最大で10日前後が目安
  • 長期間の連続服用で不正出血が出ることがある
  • むくみやだるさなどの副作用が強くなる可能性も

10日以上遅らせたい場合は、医師に相談して別の方法を検討しましょう。

生理を「早める」具体的な飲み方と注意点

生理を早めたい場合は、第3相(黄色錠)を途中で切り上げて、早めに休薬に入ります。
たとえば7錠残して服用を中止すれば、7日早く生理を起こすことができます。

どのぐらい早められる?リスクや副作用は?

  • 10日前後が目安、それ以上は不安定になる
  • 早めすぎると出血量が減る・不正出血になることも
  • 1シートの飲み方を崩すと避妊効果も不安定になる

早める調整は繊細なので、事前にスケジュールを逆算して調整することが大切です。

トリキュラーと生理に関するよくある質問

ここでは、トリキュラーを服用している人から多く寄せられる、生理に関する疑問にお答えします。

トリキュラーを飲んでいる時、生理(消退出血)はいつ来るの?

休薬期間または偽薬を飲み始めてから2〜3日後に出血が始まることが多いです。
これは通常の生理ではなく「消退出血」と呼ばれるもので、ホルモンを一時的に止めたことによって起こる反応です。

飲み始めや飲み忘れで「不正出血」が起きたら?

トリキュラーの飲み始めや、飲み忘れがあった場合は、ホルモンバランスが一時的に乱れることで不正出血が起きることがあります。
少量なら様子を見て問題ありませんが、出血が多い・長引く場合は医師の診察が必要です。

トリキュラーをやめた後、生理はいつから再開する?

トリキュラーの中止後、多くの人は1〜3ヶ月で自然な排卵と生理が戻ります。
もともと生理不順があった人は、再び周期が乱れることもあるため、しばらく様子を見るようにしましょう。

まとめ:トリキュラーを使いこなし、生理の悩みから解放されよう

トリキュラーは、避妊だけでなく生理に関する悩みの多くにも働きかけてくれる薬です。
ここまで紹介したポイントをあらためて整理しておきましょう。

  • 生理痛やPMSの軽減
  • 経血量や周期の安定
  • 生理日のコントロールが可能

トリキュラーを使うことで、排卵やホルモンの変動が抑えられ、痛みや気分の波が落ち着く人が多くいます。
また生理日のコントロールによって、旅行や試験などの予定にも柔軟に対応できるようになり、生理に振り回されない日常を手に入れることができます。
生理の悩みを抱えているなら、一度トリキュラーという選択肢を検討してみてください。

トリキュラーの使い方や副作用などの情報はこちら!