レボフロックスはいつ飲むのが正解?適応症別の服用方法と注意点を解説!

レボフロックスはいつ飲むのが正解?適応症別の服用方法と注意点を解説!レボフロックスっていつ飲めばいいの?」という疑問をお持ちの方もいるのでは?
また、レボフロックスはさまざまな適応症がある医薬品ですが、「治したい病気によって飲み方に違いはある?」「何日飲む?」と気になっている方もいるでしょう。
こちらのページでは、レボフロックスの正しい飲み方や注意点について詳しく解説します。
これから使おうとお考えの方は、是非お役立てください。

 

レボフロックスの適応症によって飲み方が違う?

そもそも適応症とは「その医薬品が適応する病気」のことであり、レボフロックスはさまざまな細菌感染症に有効な「適応症が多い薬」といえます。
 


そんな中、どんな病気に対しても「1回に服用する量」に大きな違いはありません。
(多くの場合、「1回の服用につきレボフロキサシン500mg」とされています)
ただし、次の点には注意が必要です。

  • 病気によって服用する期間が違う場合がある
  • 病気によっては他の治療薬を併用しなければならない

 

レボフロックスは空腹時に飲むべき?それとも食後?

食事医薬品の中には「食後に飲むこと」「空腹時に飲むこと」など決められているものも多いですが、レボフロックスは服用のタイミングを自由に決めることができます。
有効成分であるレボフロキサシンは、食事による影響を受けないためです。
 
ただし、「食後に飲んでるサプリメントと一緒に服用する」という場合は要注意!
レボフロックスには「併用注意」な成分がいくつかあるため、飲んでいるサプリメントが該当しないかどうか確認しましょう。
また、食事のときに牛乳を飲む習慣がある方は「牛乳でレボフロックスを飲んじゃおう」と思うかもしれませんが、レボフロックスは牛乳に豊富に含まれるカルシウムと相性が良くないので、避けましょう。

参考元:レボフロキサシン水和物 呼吸器疾患

 

レボフロックスの服用スケジュールを守ることが大切!

時間レボフロックスは、適切な間隔を空けて服用しましょう。
基本的に1日1回の服用であり、毎日決まった時間に服用するのが理想です。

 

何時間空けるべき?服用間隔の基本ルール

レボフロックスの用法用量は「1日1回」ですが、「何時間空ければいいの?」と気になる方もいるでしょう。
基本的には24時間間隔で服用するのが理想であり、最低でも8時間以上の間隔をあけて服用する必要があります。

参考元:レボフロキサシン錠 _服薬指導ガイド

 

寝る前に飲んでも大丈夫?睡眠への影響は?

レボフロックスの服用タイミングについて、特に指定はありません。
そのため、寝る前に服用することも可能です。
ちなみに、レボフロックスの服用で吐き気や嘔吐、眠気などの副作用が出る場合は、寝る前に服用すると副作用を軽減できる可能性があります。

 

レボフロックスは何日飲む?途中でやめるのは危険?

説明レボフロックスは感染症の種類や重症度によって、飲む期間が異なります。
多くの場合、7日間程度の継続が必要ですが、腸チフスの治療では14日間の継続が必要です。
また、炭疽の発症・進行抑制に使う場合は、60日間の服用が推奨されています。

 

症状が軽くなったら途中でやめてもいい?

「レボフロックスを何日か飲んだら症状が軽くなった……あと何錠か残ってるけど、もう飲まなくていいよね?」と考える方もいるのですが、これは危険です!
レボフロックスの作用によって症状が軽くなっても、自己判断で服用を中止すると、細菌が生き残って再発や耐性菌のリスクが高まるため、処方された分は全て服用しきる必要があります。

 

服用ミスをした場合の対処法!

check「1日1回なのに2回飲んでしまった」
「昨日の分を飲み忘れちゃった」

そんな場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
ここからは、レボフロックスの服用を間違った場合の対処法を紹介していきます。

 

2回飲んでしまった! どうすればいい?

レボフロックスを服用したのを忘れていて、誤って1日2回飲んでしまった……。
そのような過剰摂取をやってしまった場合は、医師や薬剤師に相談してください。

 

飲み忘れた場合の正しい対処方法

レボフロックスを飲み忘れた場合は、気づいた時点で1回分を服用します。
ただし、次の服用タイミングが近い(8時間未満)場合、飲み忘れた分は飛ばしてください。
「昨日飲むのを忘れたから」といって、2回分を一緒に飲むのは厳禁です!

参考元:レボフロキサシン錠500mg「イワキ」

 

まとめ|レボフロックスを正しく服用して最大限の効果を得よう

こちらのページで紹介してきたレボフロックスの服用方法のポイントをまとめてみましょう。

  • 適応症によって服用期間などが異なる
  • 食前食後関係なく、いつ飲むかは自由
  • 就寝前の服用も可能

服用期間は適応症によって異なりますが、服用タイミングの指定はありません。
ただし、服用の間隔には気を付ける必要があります。
生活リズムに合わせて、飲み忘れがないように服用しましょう!