レボフロックスとアルコールの関係を徹底解説!
健康な日はもちろん、そうじゃない日も晩酌をするのが習慣なんだけど、レボフロックスとアルコールの飲み合わせは良い?悪い?
そんな方のために、このページではレボフロックスとアルコールの関係について徹底解説します!
レボフロックスとアルコールは飲み合わせが悪い?
レボフロックスの添付文書には、飲酒に関する禁止事項や注意事項の記載はありません。
レボフロックスの服用中、飲酒をすることは禁止されていません!
とはいえ、もちろん積極的に推奨されるものではありません。
あくまでも「相性が悪いとは言わない」というレベルの話であることに、留意すべきといえるでしょう。
飲酒量によって影響は変わる?
レボフロックス服用中の飲酒は、基本的に問題ないと考えられます。
ただし、「飲酒が可能=好きなだけガブガブお酒を飲んでいい」というわけではないため、注意しましょう。
過度な飲酒は、悪酔いによる吐き気や頭痛などをもたらすケースが少なくありません。
レボフロックスを飲むということは、なんらかの感染症を治療中ということでしょうから、過度な飲酒によって「感染症の症状+悪酔いの症状」とダブルで苦しむことになる可能性があります。
また、レボフロックスと同じくレボフロキサシンを有効成分とする「クラビット錠」について、日本と中国で行われた感染症被験者を対象とした治験の結果、1,582人中11人に重篤な有害事象が発生し、そのうち1人は飲酒歴があった(毎日焼酎2合程度)ことが明らかになっています。
そして検査の結果、「これら(飲酒)との関連もある」と考えられたそうです。
このことも考え合わせてみると、大々的に禁止されているわけではないものの、だからといって褒められた行為でもないということは押さえておくべきでしょう。
少量のアルコールなら問題ない?
アルコールは、レボフロックスの禁忌に指定されていません。
そのため、ごく少量のアルコールであれば特に問題ないと考えられます。
しかし一般論として、医薬品とアルコールを一緒に摂取することは副作用のリスクを高めるなどのデメリットが考えられるため、積極的に推奨されません。
レボフロックスとアルコールに関する情報のまとめ
このページで解説したレボフロックスとアルコールに関するポイントをまとめます。
- レボフロックスとアルコールの相性は悪くない
- レボフロックスの服用中に飲酒をすることは可能
- 過度な飲酒は感染症治療の観点からは良くない
レボフロックスとアルコールの相性自体は悪いものではありません。
しかし、そもそもレボフロックスは感染症の治療薬ですから、感染症治療の観点から考えると過度な飲酒は控えるべきといえます。