レボフロックスを服用すると眠気は出る? 運転や運動への影響を解説!
医薬品を使うと効果とともに気になってしまうのが副作用。
レボフロックスの場合は服用後に眠気の副作用を感じることがあります。
こちらのページでは、レボフロックスの副作用である眠気のリスクや運転・運動への影響について詳しく解説します。
目次 [表示]
眠気はどのぐらいの頻度であらわれる?
レボフロックスの副作用として眠気(傾眠)が発現する頻度は1%未満とされています。
よく見られる吐き気や嘔吐、下痢などに比べて発現頻度としては低めです。
それに「眠気の副作用」といわれても大した問題はなさそうに感じるかもしれません。
しかし眠気によって他の危険を引き起こしてしまう可能性があるため、注意しておかなければなりません。
参考元:医療用医薬品:レボフロキサシン
眠気の副作用はどうして危険なの?
眠気の副作用自体に危険性はありませんが、副作用があらわれるタイミングによっては危険になってしまうことがあります。
それが、運転や運動、高所作業などをするタイミングです。
眠気によって判断力や反応速度が低下することで、事故につながってしまう可能性があります。
そのため、運転や運動など危険な作業をする予定がある場合、その直前で服用することは避ける方が良いと言えます。
運転のどれくらい前なら服用しても大丈夫?
レボフロックスの副作用がいつどのタイミングでどんな副作用があらわれるのかは誰にも分かりません。
その日の体調など状況次第で副作用の強さや症状が変わってしまうこともあります。
そのため、どれくらい前から服用すればいいかという問いに対して明確に答えることができません。
危険な作業や運転や運動などをする場合はレボフロックスを服用しない、という風に考えておきましょう。
意識障害になる可能性もある!?
眠気と同じくらいの確率で発現する副作用に意識障害があります。
発現頻度は1%未満のため非常に稀に起きる副作用ではありますが、この症状も危険につながる可能性のある副作用といえます。
運転中に急に意識を失ったり、高所での作業中に意識を失ってしまえば取り返しのつかないことになりかねません。
眠気の副作用の時と同様に、運動や運転の前に服用するのは避けた方が良いでしょう。
眠気よりも実は不眠の症状の方があらわれやすい!?
レボフロックスの副作用として眠気がある一方で、眠れなくなる「不眠」も副作用として報告されています。
しかも不眠の発現頻度は1~5%未満と、眠気よりも発現頻度自体は高いという結果が出ています。
不眠の症状が酷い場合は適切な処置(睡眠薬の服用など)を行い、対策しましょう。
他にもあるレボフロックスの副作用
レボフロックスを服用することでさまざまな症状を改善することが可能ですが、副作用の症状も多岐にわたります。
最も発現頻度の高い副作用として下痢や嘔吐、不眠などの症状で1~5%未満。
次いで、眠気(傾眠)や腹痛、便秘などが1%未満。
発現頻度は不明ですが、低血圧や倦怠感などの副作用もあらわれることがあります。
どのような副作用があらわれる可能性があるのか事前にしっかりと確認し、副作用があらわれたときに慌てずに対応できるようにしておきましょう。
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まとめ|レボフロックスの服用と眠気のリスクを正しく理解しよう
レボフロックスと眠気について紹介してきました。
以下の3つがこの記事のポイントです。
- 副作用として眠気を感じることがあるが頻度は低い
- 運転や運動、高所作業がある前に服用しない
- 不眠や倦怠感、低血圧などその他の副作用にも注意
レボフロックスを安全に服用するためには、服用後にあらわれる副作用について適切に把握しておくことが大切です。
運転や危険な作業をする前には服用しないことを徹底するようにしましょう。