レボフロックスで痙攣が起こる？ NSAIDsとの併用リスクを解説！
広く使われる抗菌薬のレボフロックスですが、副作用として痙攣が発生する可能性があります。
特に解熱鎮痛剤として広く使用されるNSAIDs（非ステロイド性抗炎症薬）との併用は、痙攣のリスクがあります。
こちらのページではレボフロックスによる痙攣のリスクや、NSAIDsとの併用時の注意点について詳しく解説します。
目次 [表示]
レボフロックスの副作用として痙攣が起こる可能性はある？
レボフロックスの添付文書を見ると頻度不明の重篤な副作用として痙攣が記載されています。
レボフロックスの服用によって極めて稀に痙攣が起こる可能性があります。
そのため服用後に痙攣が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
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レボフロックスとNSAIDsの併用は危険？
レボフロックスには併用に注意しなければならない薬があります。
そのひとつがNSAIDs（非ステロイド性抗炎症薬）で、解熱作用や痛みや炎症を抑える効果があり、幅広い方に活用されています。
NSAIDsにはどんな薬があるの？
NSAIDsの代表的な薬として以下のようなものがあります。
| ロキソニン（ロキソプロフェン） | 市販もされている。痛み止めとして幅広く活用されている |
|---|---|
| イブプロフェン | 発熱や炎症を抑える市販薬として幅広く使われる |
| ボルタレン（ジクロフェナク） | NSAIDsの中でも強力な鎮痛作用を持つとされる |
NSAIDsには市販されている種類も多く、手軽に手に入れることができるものが多いので一度は使ったこともある馴染みのある薬ではないでしょうか。
このような薬とレボフロックスの併用は注意しなければならないとされています。
NSAIDsの代替薬はある？
頭痛が起きたときにロキソプロフェンが配合された薬を使っているという方は非常に多いと思います。
しかしレボフロックスとの併用で痙攣が起きる可能性があるのなら、普段通りロキソニンを使用するわけにもいきません。
そこで考えておきたいのがNSAIDsの代替薬です。
NSAIDsの代替薬となるのがアセトアミノフェンを配合したタイレノールやカロナールなどです。
市販薬としては第一三共ヘルスケアの新ルルゴールドDXや、塩野義製薬のセデスVなどにアセトアミノフェンが含まれています。
服用時に注意すべき人は？ 持病がある場合のリスク
レボフロックスはてんかんなどの痙攣性疾患を患っている方や既往歴がある方が服用した場合、痙攣を引き起こすおそれがあります。
てんかんを患っている方や過去に患っていたという方は、事前に医師に既往歴があることを伝えて、適切な治療薬を処方してもらうことが大切です。
まとめ｜レボフロックスの痙攣リスクを理解して安全に服用しよう
レボフロックスと痙攣についてここまで紹介してきた情報をまとめます。
- NSAIDsとの併用は痙攣のリスクを高める可能性がある
- 痛み止めが必要な場合はアセトアミノフェンを検討する
- 痙攣の既往歴がある場合は痙攣のリスクが高い
レボフロックスの重篤な副作用として痙攣の報告があります。
NSAIDsとの併用によって痙攣のリスクが高まるため避ける必要があります。
痛み止めが必要な場合は、痙攣リスクを高めないアセトアミノフェンを活用して安全に服用しましょう。
