市販の育毛剤にはどんな効果がある?選び方やミノキシジルとの違いを解説

市販の育毛剤にはどんな効果がある?選び方やミノキシジルとの違いを解説「そろそろ薄毛の予防を始めよう」と考えている人のなかには、「病院やクリニックなどの医療機関に行くまでではない」と市販の育毛剤による予防を検討する人もいるでしょう。

育毛剤を使用する際は、効果や選び方などを把握しておくことが大切です。

 

そこで今回は、市販されている育毛剤の効果や選び方について解説します。

また、ミノキシジルやフィナステリド、デュタステリドなどが配合された発毛剤は市販されているのかについても解説するため、薄毛の予防を検討している人は参考にしてください。

 

市販されている育毛剤の効果

市販されている育毛剤には、どのような効果があるのか気になる人は多いでしょう。

まずは、市販されている育毛剤の効果について解説します。

 

頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌を抑える

育毛剤は、頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌を抑える効果があります。

 

頭皮が乾燥する原因は、洗浄力の強いシャンプーやドライヤーの使用などです。

頭皮が乾燥すると外部刺激に弱くなり、炎症やかゆみなどがあらわれます。

その結果、かきむしりによる抜け毛や、頭皮のヒアルロン酸の減少による抜け毛が起こる可能性があるため、頭皮の乾燥を防ぐことは大切です。

 

また、頭皮の皮脂が過剰に分泌されると毛穴につまったり炎症を引き起こしたりする可能性があり、こうしたことも抜け毛の原因となります。

育毛剤を塗ることによって頭皮環境を整えるとこうした症状を抑える効果に期待できます。

参考元:育毛剤は薄毛に効果ない?市販の医薬部外品の発毛剤との違いについて解説

 

髪の毛の成長を促進させる

育毛剤は、頭皮の血行をよくなるため髪の毛の成長を促進させるのにも効果的です。

 

頭皮の血行は、運動不足やストレス、加齢などによって悪くなってしまいます。

頭皮の血行が悪くなると髪の毛を成長させるための栄養素が頭皮に行きわたりにくくなり、抜け毛や枝毛、切れ毛などを引き起こす可能性が高いです。

 

また、頭皮の乾燥や頭皮トラブルの原因にもなるため、抜け毛の量がさらに多くなるでしょう。

育毛剤に含まれる血行促進の成分によって頭皮に栄養素が行きわたり、太くてコシのある髪の毛を育てられます。

 

薄毛や抜け毛を予防する

育毛剤には、薄毛や抜け毛を予防するのにも効果的です。

日本の国民病ともいわれているAGAは、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンが原因で引き起こします。

ジヒドロテストステロンが多く生成されることで、髪の毛のヘアサイクルが乱れ、抜け毛が増え次第に薄毛となっていきます。

 

育毛剤には、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの生成を抑制する成分が含まれているものもあります。

そのため、育毛剤を使うことでAGAの進行を抑えることも可能です。

参考元:AGAは治らない?男性の脱毛症状7大原因・薄毛対策方法完全ガイド

 

市販されている育毛剤の選び方

市販されている育毛剤は頭皮環境を整えたり、髪の毛の成長を促進させたり、薄毛・抜け毛を予防したりなどさまざまな効果があります。

しかし、使用する人に合った育毛剤を選択しなければ、こうした効果は得られません。

ここからは、市販されている育毛剤の選び方について解説します。

 

費用感で選ぶ

育毛剤は、自身が使い続けられる費用感のものを選ぶことが大切です。

育毛剤は、使用したらすぐに効果がでるというわけではなく3~6ヶ月以上の長期にわたって継続することで効果を実感できるようになります。

そのため、この期間を続けて購入できる育毛剤を選ぶ必要があるでしょう。

 

値段が高いからといって即効性があるわけではありません。継続できる価格で自身に合った育毛剤を選ぶことが大切です。

また、定期購入やセール、まとめ買いなどを活用して費用を抑えることも有効でしょう。

 

育毛剤のタイプで選ぶ

育毛剤には、ジェルタイプやスプレータイプ、ノズルタイプなどさまざまな種類があります。

それぞれ使用方法や使用回数などが異なるため、自身が使いやすいタイプの育毛剤を選ぶことが大切です。

たとえば、「毎日使用するのが面倒」「入浴後に使用したい」など自身が継続して使用やすいものを選びましょう。

 

また、多くの育毛剤は塗るタイプである外用薬ですが、内服タイプの育毛剤もあります。

毎日育毛剤を頭皮に塗るのが面倒だという人はサプリタイプもおすすめです。

 

配合されている成分で選ぶ

育毛剤は商品によって含まれる成分が異なります。

そのため、自身が育毛剤を使用する目的によって育毛剤の成分を選ぶ必要があります。

一例として、以下のような成分が配合されています。

効果成分
髪の毛の成長を促進させる・センブリエキス

・パントテニルエチルエーテル

・ペンタデカン酸グリセリド

頭皮環境を改善させる・グリチルリチン酸ジカリウム

・セファランチン

・ジフェンヒドラミン塩酸塩

抜け毛を抑える・ノコギリヤシ

・キャピシル

・ヒオウギエキス

・アデノシン

ふけの発生を抑える・ピロクトンオラミン

・ヒアルロン酸

上記のように含まれる成分によって期待できる効果も異なるため、育毛剤を購入する際は自身が使用する目的に合った成分の治療薬を使用しましょう。

 

市販されている育毛剤とミノキシジルとの違い

市販されている育毛剤とミノキシジルは薬機法では違う分類にわけられます。

ミノキシジルは、発毛剤として販売されており「医薬品」に分類され、育毛剤は「医薬品部外品」に該当します。

 

医薬品に分類されるミノキシジルを含む発毛剤は「毛量を増やす」「髪の毛をはやす」など薄毛の治療・改善が目的です。

これはミノキシジルの持つ、毛根を活性化させ新たな髪の毛を生やす効果によるものです。

薄毛が目立つ人や抜け毛の量が増えている人は、発毛剤を使用したほうがよいでしょう。

 

一方で、育毛剤は頭皮を清潔に保ち、髪の毛が育ちやすい環境を整えるのが目的です。

薄毛の原因となる物質の生成を抑えて、現状を維持(抜け毛の予防)する効果があります。

毛量が少なったと感じた人や、髪の毛が細く・弱いという人は、育毛剤を使用したほうがよいでしょう。

参考元:発毛剤と育毛剤の違い|リアップヘアケアコンテンツ|大正製薬

 

市販のミノキシジル配合の発毛剤を購入する際の条件

市販のミノキシジル配合の発毛剤を購入する際には、以下のような条件を満たす必要があります。

  • 薬剤師が勤務している時間帯に購入する
  • 有効成分の配合量が5%以下である
  • 外用薬のみ購入できる

ミノキシジルが含まれた発毛剤は、「第一類医薬品」に該当するため、薬剤師が勤務している時間帯しか購入できません。

 

また、ミノキシジルが含まれている発毛剤は、頭皮のかぶれやかゆみなどの副作用が起こる可能性があります。

そのため、市販の発毛剤は、有効成分の配合量が5%以下のものしか販売されていません。

ミノキシジル5%以上のものを使用したいという場合は、病院で処方してもらう必要があります。

 

ですが、現在では個人輸入や通販サイトを用いることによって、ミノキシジル5%以上のものを処方箋無しに手に入れることが容易になっています。

そのため、より高い効果に期待できるミノキシジル5%のものを使用したいという場合は、クリニックを受診したり、通販サイトを利用して手に入れるようにしましょう。

参考元:ミノキシジルの購入には処方箋が必要?市販薬との違いについても解説

 

市販のフィナステリドの商品はある?

AGAの治療に効果的なフィナステリドの商品は、ドラッグストアや薬局で市販されていません。

フィナステリドの商品を購入する方法は、以下の通りです。

  • 皮膚科やクリニック
  • 海外の通販サイト

フィナステリドの商品は、一般的な病院の皮膚科やクリニックで購入できます。

これらの機関では、フィナステリドの商品を購入できるだけでなく、定期的な診察や副作用への対応など専門的なケアを受けることが可能です。

また、フィナステリドは海外の通販サイトからの個人輸入でも購入することが可能です。

ミノキシジルを通販で購入するのと同様に、フィナステリドも処方箋無しに手に入れることができるようになっているだけでなく、ジェネリックも多数取り扱っているため、より費用を抑えてフィナステリドを使いたいという場合には、通販サイトの利用は適した方法といえます。
 

 

市販のデュタステリドの商品はある?

ミノキシジルやフィナステリドなどと同様にAGAの治療薬であるデュタステリドの商品も、ドラッグストアや薬局で購入できません。

デュタステリドの商品を購入する方法は以下の通りです。

  • 皮膚科やクリニック
  • 海外の通販サイト

デュタステリドの商品もフィナステリドの商品と同様に皮膚科やクリニックなどの医療機関で購入する必要があります。

また、クリニックによってはオンライン診察を行っているところもあります。

オンライン診察では、オンランインで体調の確認や処方箋の説明などを行い、後日希望する場所に治療薬が郵送される仕組みです。

医療機関に直接出向くのが困難な場合は、オンライン診察を検討してみましょう。

 

また、デュタステリドもミノキシジルやフィナステリドと同様に通販サイトで購入できます。

こちらのデュタステリドに関してもジェネリックは多数登場しており、ジェネリックを購入して使用することによって、費用を抑えながらAGAの改善を目指すといったことが可能となります。
 

 

まとめ

薬を説明する薬剤師
市販されている育毛剤には、頭皮環境を整えたり、髪の毛の成長を促進させたり、薄毛・抜け毛を予防したりなどの効果があります。

自身に合った育毛剤を選ぶ際には費用感やタイプ、配合された成分などを確認しましょう。

 

育毛剤ではなくミノキシジルが含まれた発毛剤を購入する際は、ドラッグストアや薬局、通販サイトで販売されています。

しかし、いくつかの条件を満たす必要があるため、注意が必要です。

また、フィナステリドやデュタステリドなどが配合された発毛剤の場合は、通販サイトを使うことで処方箋無しで手に入れることも可能となっています。

そのため、これらの医薬品を用いて薄毛の予防を検討している場合は通販サイトを利用するというのは非常に有効な手段といえます。

これから薄毛をより効率的に改善しようとお考えの方は、是非この記事を参考に育毛剤や発毛剤の使用を検討してみてください