シルデナエイトの効果を最大限に引き出す服用方法とは?

シルデナエイトの効果を最大限に引き出す服用方法とは?このコラムでは、シルデナエイトの効果を最大限に引き出す正しい服用方法をわかりやすく解説します。
初めてシルデナエイトを使う方は、是非こちらのページを参考にしてください。

シルデナエイトの基本となる服用方法

まずは、シルデナエイトを服用する際に最も重要な「基本ルール」を確認しましょう。
正しいタイミングと用量を守ることで、安全かつ確実にED改善効果を得ることができます。

シルデナエイトを服用するタイミングは「性行為の約1時間前」

シルデナエイトを服用するタイミングとして最適なのは、「性行為の約1時間前」です。

シルデナフィルのタイムライン

シルデナエイトの効果を実感できるまでの時間には個人差がありますが、服用してから30分ほどで徐々に効果があらわれ始め、1~2時間後にピークを迎えます。
そのため、性行為の約1時間前の服用が最適です。

また、ED改善の効果は4~5時間持続するため、余裕をもって性行為の2時間前に服用したとしても、十分に効果を実感できるでしょう。
タイミングを見計らって服用するのが難しい時は、少し前もって服用することをおすすめします。

シルデナエイトの効果を最大限に引き出すには空腹時の服用がポイント

シルデナエイトは、「空腹時」に服用するのが重要です。
食後の服用では、食事の脂肪分が有効成分の吸収を遅らせるため、効果があらわれるまでの時間が長くなったり、効果が弱くなってしまうためです。
実際に行われた試験でも、空腹時に服用した場合は、最高血中濃度に到達するまでの時間(薬の効果がピークとなるまでの時間)が1.2時間だったのに対して、食後に服用した場合は3.0時間かかったという結果が出ています。
また、最高血中濃度も空腹時は255ng/mL、食後は149ng/mLと4割ほど低くなったとされています。
(※1ng=1gの10億分の1)

食後に服用すると、次のようなことになる可能性も……。

服用から2時間経ってるのに、効果を実感できないまま…
勃起はするけど、空腹時に服用した時よりも勃起が弱々しい…

確かな効果を実感するためにも、空腹時に服用しましょう!

参照:医療用医薬品 : シルデナフィル

まずは少な目で使ってから増やすのがポイント

シルデナエイトを服用する量は、「シルデナフィルとして25~50mg」です。
50mg錠の場合は1/2~1錠、100mg錠の場合は1/4~1/2錠となります。

ただし、初めてシルデナエイトを服用する時は最も少ない用量(25mg)から服用し、効果や副作用を確認してから問題がなければ増量しましょう。

シルデナエイトが服用できるのは1日に1回まで!2回以上は厳禁!

シルデナエイトは、「1日に1回まで」が基本の服用ルールです。
例えば、25mg(50mg錠の1/2)を服用して効果を十分に感じなかったとしても、その日のうちに追加で飲むのは避けてください。
必ず24時間以上空けてから、次の服用をしましょう。

シルデナエイトを服用する時は、飲み物にも注意が必要!

グレープフルーツジュースシルデナエイトは、服用時の飲み物にも気を付ける必要があります。

効果を最大限に引き出し、安全に使うためにも、気を付けるべき飲み物も把握しておきましょう。

副作用リスクが高まるグレープフルーツジュースやアルコールの恐怖

シルデナエイトを服用する時は、グレープフルーツジュースに特に注意が必要です。

グレープフルーツジュースに含まれるフラノクマリンと呼ばれる成分は、薬の成分を分解する酵素の働きを阻害します。
そのため、シルデナエイトの成分が長く体内に残り、効果が強まりすぎて重い副作用を引き起こすリスクが高まります。

また、アルコールは適度な量であれば気持ちを落ち着かせる効果に期待できますが、たくさん飲んでしまうと重い副作用があらわれる可能性があります。

効果が弱まることもある牛乳

牛乳は脂肪分を豊富に含む飲料であるため、牛乳でシルデナエイトを飲むと、牛乳の脂肪分によって成分の吸収が遅れてしまう場合があります。

その結果、食後に服用した時のように、効果があらわれるまでの時間が長くなったり、効果が弱まってしまったりする可能性があります。

避けるべき併用薬や注意すべき併用薬が多数ある

シルデナエイトには、一緒に飲むことができない薬があります。
そうした薬と一緒に飲むと命に関わる危険に繋がることもあるので、他の薬を飲んでいる場合は、事前に飲んでいる薬とシルデナエイトの相性を確認しておきましょう。

絶対に併用してはいけない併用禁忌薬は、以下の3種類です。

硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリンやミリスロール、バソレーターなど)
アミオダロン塩酸塩(アンカロン)
sGC刺激剤(アデムパスやアンカロン)

また、一緒に飲んではいけない薬以外に、併用には注意が必要な薬もたくさんあります。
代表的なのは、リトナビルやケトコナゾールといったチトクロームP450 3A4阻害薬や、降圧剤α遮断剤などが挙げられます。
すでにこれらの医薬品を服用している方は、念のため事前に医師に確認しましょう。

まとめ

シルデナエイトの服用方法について、ここまで紹介してきました。
服用におけるポイントは以下の3点です。

  • 性行為の約1時間前に服用
  • 空腹時に服用
  • 服用量は25~50mgを1日1回まで

上記のポイント以外にも、使ってはいけない飲み物や併用禁忌薬についてなど、服用する上で注意すべきことがいくつかあります。
適切な用法用量だけでなく、注意すべきポイントも把握した上で、シルデナエイトを活用しましょう。