シグマスポリンミクロラール

用法用量は治療目的によって異なるため、下記を参考にしてください。

【ベーチェット病・非感染性ぶどう膜炎】
１日量５mg/kgを１日２回に分けて服用を開始し、以後１ヵ月毎に１日１～２mg/kgずつ減量または増量します。維持量は１日量３～５mg/kgを標準とします。
ただし、症状に合わせて適宜増減する必要があります。

【乾癬】
１日量５mg/kgを２回に分けて服用します。効果がみられた場合は１ヵ月毎に１日１mg/kgずつ減量し、維持量は１日量３mg/kgを標準としますが、症状に合わせて適宜増減する必要があります。

【再生不良性貧血】
１日量６mg/kgを１日２回に分けて服用します。
服用する方の状態に合わせて適宜増減する必要があります。

【ネフローゼ症候群】
１日２回に分けて下記用量を服用します。
（1)頻回再発型の症例：１日量1.5mg/kg
（2)ステロイドに抵抗性を示す症例：１日量３mg/kg
また、症状によって服用量を適宜増減する必要があります。

【全身型重症筋無力症】
１日量５mg/kgを１日２回に分けて服用します。
効果がみられた場合は徐々に減量し、維持量は３mg/kgを標準とします。
症状によって適宜、服用量は増減する必要があります。

【アトピー性皮膚炎】
１日量３mg/kgを１日２回に分けて服用します。
症状によって服用量は適宜増減する必要がありますが、１日量５mg/kgを超えないこと。
アトピー性皮膚炎においては、投与期間はできる限り短期間にとどめてください。
本剤の服用中は有効性や安全性の検査を定期的に行ない、８週間の服用でも改善しない場合には服用を中止してください。なお、１回の治療期間は12週間以内を目安とします。

本剤成分に対して過敏症の既往歴がある方は使用できません。
腎臓病、肝臓病、高血圧症、感染症のある方は注意して使用する必要があります。
ほかにも持病がある方は事前に医師へお伝えください。
妊娠中（可能性含む）や授乳中の方は医師へお伝えください。
生ワクチンの予防接種は避けてください。
タクロリムス、ロスバスタチン、アリスキレンなど併用できない薬が多数あります。
薬の相互作用を起こしやすいため、服用中の薬がある方は事前に医師へ相談してください。
グレープフルーツ（ジュース含む）やセイヨウオトギリソウの摂取は控えてください。
大量服用中は感染症にかかりやすいため、万全な感染対策を行なってください。

※用法・用量、注意点、副作用などに関しては一般的な薬剤情報を訳したものです。服用・使用前は医師などの専門家に相談した上で必ず用法用量に従って頂ますようお願い致します。
また、服用や使用に関しては全て自己責任となりココロ薬局では一切の責任を負いかねます。

軽度な副作用として多毛や悪心、振戦などが起こる恐れがあります。
通常、時間と共に改善しますが、いつまで経っても改善しないような場合は医療機関を受診してください。

また、重篤な副作用として腎不全や肝不全などの報告もあります。
そのため、何かしらの重篤な副作用の症状があらわれた場合は、速やかに医療機関を受診するようにしてください。

服用方法や副作用・併用禁忌・注意のご説明には、商品の説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
シクロスポリン

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