カンジダは男性にも起こる性感染症?男性特有の原因や症状とは?

カンジダは男性にも起こる性感染症?男性特有の原因や症状とは?性感染症のひとつであるカンジダ

このカンジダに感染して発症する「膣カンジダ症」は女性の5人に1人は発症するとされており、生涯のうちに7割以上の方が発症するとされています。
 
そんな女性に多い性感染症であるカンジダについて、こちらのページではカンジダが男性に感染するのか?といったことをはじめとして、さまざまな情報を紹介していきます。

 

カンジダは「女性の性病」は間違い

前述したように、生涯のうちに女性の7割以上の方が膣カンジダ症を発症するとされていることもあるため、「カンジダ=女性の性病」といった考えを持っている方は意外と少なくありません。

ですが、その考えは間違いです。
 
カンジダ症の原因となるカンジダ菌は誰の体にも存在している常在菌のひとつであり風邪や疲労、ストレスや糖尿病などが原因となって免疫が低下したりすることで異常増殖して誰にでも発症する可能性があります。

そのため、カンジダは女性特有の性病ではなく、男性も発症する病気のひとつです。

参考元:カンジダについて

 

男性のカンジダ症があまり認知されていない理由

腕組みをして疑問を浮かべている男性
男性が発症することがあるカンジダ症ではありますが、女性と比べるとその数は圧倒的に少なくなっています。

そのため、男性もカンジダ症を発症するという認識がない方もいます。

そこで、ここからは男性のカンジダ症があまり認識されていない理由についてお話していきます。

 

女性に比べて発症率が低い

男性のカンジダ症があまり認識されない理由として、性と比べると圧倒的に発症率が低いということがあげられます。

女性の場合、5人に1人という高い割合でカンジダ症を発症しますが、男性の場合は非常に低くなっています。

これは、男女で性器の構造が違っていたり、性器を清潔な状態で保ったりすることが容易であることが要因となっています。

 

無症状であることが多い

男性のカンジダ症があまり認知されていない理由は発症しにくいということのほかに、発症したとしても症状がない場合が多いことが考えられます。
 
また、症状があらわれた場合でも症状が軽度であることが多いため、カンジダの症状に気がつかないままという場合もあります。

こうしたことから感染していても気づかずに認識されないという場合もあるわけです。

 

クラミジアや淋病など他の性感染症の方が知名度が高い

男性のカンジダ症があまり認知されていない要因として、発症率や症状の有無などの他にあるのが、知名度の低さがあります。
 
命に危険が及ぶHIVや感染者数が多いクラミジアや淋病、近年増加傾向にある梅毒などは目や耳にする機会も多いため、気にされる方も多いですが、カンジダ症は目や耳にすることも少ないため、そもそも認識されていない場合があります。

また、梅毒などのように目で見てハッキリと分かるような症状がないことも認知されにくい要因と考えられます。

 

男性のカンジダ症状

あまり認知されていない男性のカンジダ症ですが、実際に感染した場合にはどのような症状があらわれるのでしょうか?

ここからは、そんな男性のカンジダ症の症状について紹介していきます。

 

尿道の違和感や尿道炎

男性がカンジダ症を発症した時の症状は色々ありますが、その中でも代表的なものが尿道の違和感や尿道炎です。

尿道に違和感や痒みを感じるようになります。

そのままカンジダ症が進行して重症化すると尿道炎を引き起こしてしまい、排尿する時に排尿痛があらわれることがあります。

参考元:カンジダ

 

亀頭や包皮の症状

男性のカンジダ症の症状は尿道だけでなく、亀頭や包皮にも症状が出たりします。

亀頭のかゆみやただれがあらわれたり、亀頭部分に白いカスのような恥垢が溜まったりします。

参考元:カンジダ性亀頭包皮炎とは

 

口の中の症状(口腔カンジダ症)

カンジダは性器だけでなく口の中に感染して口腔カンジダ症を発症することもあります。

口の中でカンジダ症が発症した場合は、口の中に白い苔のようなものが付着し、剥がすと赤く腫れて出血や痛みがあらわれたりします。

また、舌にピリピリとした痛みがあらわれたり、味覚がおかしくなったりする場合もあります。

参考元:口腔カンジダ症

 

カンジダが発症してしまう原因

原因がどれか考えている女性
男性も発症することがあるカンジダ症ですが、このカンジダはどのように感染して発症するのでしょうか?

ここからは、カンジダが発症する原因について詳しく紹介していきます。

原因を適切に把握してカンジダの感染対策を行うようにしましょう。

 

性行為・オーラルセックス

カンジダ症は通常の性行為やオーラルセックスで性器や喉へ感染します。
 
通常の性行為だと「感染している性器」から「感染していない性器」へ、オーラルセックスでは「感染している性器」から「感染していない喉」へ感染したり、逆に「感染している喉」から「感染していない性器」へと感染していきます。

上記のような経路でカンジダ菌が感染することで、カンジダ症が発症してしまうのです。

 

包茎

男性の場合、包茎であることが原因となってカンジダ症を発症する場合があります。

包茎の場合、カンジダ症の原因であるカンジダ菌の生息に適した環境となるため、カンジダ菌が増えやすくなります。
 
そのため、免疫などが低下した時に、異常にカンジダ菌が増えしまい性交渉を行っていないのにカンジダ症を発症してしまう場合があります。

 

糖尿病

カンジダ症を発症してしまう原因には、糖尿病もあります。

免疫力は常在菌の異常増殖を防ぐ役割もあるため、糖尿病で免疫力が低下してしまうことで常在菌であるカンジダ菌が異常に増えてしまい、カンジダ症を発症してしまうことがあります。
 
また、糖尿病の場合、カンジダ菌の栄養となる糖が尿に含まれるため性器カンジダ症の発症や再発が起きやすくなります。

 

風邪、疲労、ストレスなど

糖尿病と同様に風邪で体力や免疫力が低下してしまっていたり、疲労やストレスが過度に蓄積したりすると免疫力や抵抗力を低下させてしまいます。

既にお伝えしている様に、カンジダ症の原因となるカンジダ菌は常在菌であるため、上記のようなさまざまな要因で免疫力や身体の抵抗力が低下してしまうと、カンジダ症を発症させてしまう場合があります。

 

タオルなどの共用品

カンジダ症を発症する原因にはタオルなどの共用品といったものもあります。

カンジダ症を発症している方が使用したタオルにはカンジダ菌が付着しています。

そうしてカンジダ菌が付着したタオルを発症していない方が使用することで感染、発症してしまうというケースはゼロではありません。
 
また、家族の中にカンジダ症に感染している方がいる場合、浴室の椅子などから感染してしまう場合もあります。

そのため、カンジダ症を発症している方とタオルを共用しないようにしたり、浴室の椅子は使用前にシャワーで十分に流すなどしてから使用する必要があります。

 

カンジダに感染している可能性がある場合どうすればいい?

薬を飲む男性
「カンジダに感染しているかもしれない…。」

そういった時にはどういったことをすればいいのでしょうか?
 
何も対処しないままであれば、当然ながら症状は悪化の一途をたどるだけですから感染しているかもしれないと思った時には速やかに行動することが肝心です。

 

まずは検査を受ける

感染しているかもしれないと思った時に何よりもまず、すべきことはカンジダ症の検査です。

検査を受けることでカンジダ症の発症などについてはっきりとした診断を受けることができます。

また、感染しているということが発覚してしまった場合でも、速やかに治療を開始することができるため早期発見、早期治療の観点からも早めの検査は非常に重要です。

カンジダ症の検査は尿検査や皮膚擦過検査となっています。また、カンジダ症かもという場合は自分一人で検査を受けるのではなく、パートナーと一緒に受けることも重要です。

 

感染しているかわからない状態なら性行為は避ける

カンジダかもしれないと、正確な判断ができない場合は性行為を避けることも大切です。

大丈夫だと思って性行為をしてしまい、感染を広げてしまったりすると大きな問題につながる可能性もあります。
 
また、感染を広げてしまえば性行為をした相手もカンジダ症の治療を行う必要が生まれてくるため、問題は大きくなりやすいといえます。

そのため、カンジダかも?と感じたりした場合には、性行為をするのを避けて速やかに検査を受けてハッキリさせることが大切です。

 

まとめ

こちらのページでは、カンジダ症と男性の関係について紹介してきました。

カンジダに関する知識として知ってくべきポイントはこちら!

  • カンジダ症は男性でも発症する
  • 男性のカンジダ症は症状が軽く、無症状のことが多い
  • 性行為以外でも発症することがある
  • 対策のために重要なことはまず検査

 

男性でもカンジダ菌に感染して、カンジダ症を発症することはあります。

ですが、男性の場合は症状が軽く気付かなかったり、無症状で気づけなかったりする場合が多いです。

カンジダ症は性交渉などで感染する場合もあれば、病気などさまざまな事が原因となって自己感染する場合もあります。

そのため、何かしら気になる点がある場合には速やかに検査を受けて、カンジダ症発症の有無をハッキリさせることが重要になっているので、気になる点があった場合は、まずは検査を受けるようにしましょう!