話題のイベルメクトールは酒さにも効く?効果や副作用を徹底解説
イベルメクトール(イベルメクチン)が顔の赤みやヒリヒリとした痛みが続く「酒さ」に対して効果があるのは本当なのでしょうか?
酒さは見た目の問題だけでなく、なかなか治らず繰り返すため生活にも支障をきたすことがあります。
こちらのページでは、そんな厄介な酒さに対するイベルメクトールの効果や使い方、副作用のリスク、保険適用の有無まで幅広い情報を紹介します。
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イベルメクトールの有効成分イベルメクチンは「酒さ」に有効!
イベルメクトールは本来、寄生虫由来の皮膚疾患の改善に使用される薬ですが、紫外線やストレスなどが引き起こす酒さにも有効なのでしょうか?
実は、確かに有効成分のイベルメクチンは酒さに対して効果を発揮します。
ただし、内服薬のイベルメクトールではなく、外用薬のイベルメクチンクリームを使うのが一般的です。
イベルメクチンクリームで治す!酒さを治療するための正しい使い方
酒さを治すにあたって、イベルメクチンクリームは1日1回、以下のような流れで使用します。
- 洗顔後、普通にスキンケア
- 肌が乾燥したらエンドウ豆大のイベルメクチンクリームを手に取る
- 気になる患部に薄く塗り広げる
赤みの改善はいつ頃から期待できるの?
酒さの治療でイベルメクチンクリームを使った場合、通常1~2週間で症状は改善するとされています。
ただし、酒さの症状が重い場合、数ヶ月~数年単位での治療が必要になることもあります。
なぜ?イベルメクチンクリームを使ってるのに症状が悪化した!
イベルメクチンクリームを使って酒さを治療する中、症状が悪化してしまうことがあります。
これは好転反応といって、あまり気にする必要はありません。
皮膚の状態が改善する中であらわれる一時的な状態悪化です。
ただし、悪化が数日間続く場合は直ちに使用を中止して、速やかに医療機関を受診しましょう。
手元にイベルメクチンクリームがない場合、イベルメクトールを使っても良い?
内服薬のイベルメクトールは手元にあるけど、イベルメクチンクリームはないという場合、イベルメクトールを使用しても問題ないのでしょうか?
イベルメクトールは酒さの症状が重い場合に使用されることもあり、効果がないとは言い切れません。
ただし、一般的には内服薬で治すならドキシサイクリン系やテトラサイクリン系などの抗生物質の方が有効とされているため、イベルメクトールが使用されるケースはほとんどありません。
自己判断でイベルメクトールを服用せず、速やかに病院を受診しましょう。
イベルメクチンクリームは処方してもらえる?
病院でイベルメクチンクリームを処方してもらう場合、治療費用は自己負担(自由診療)となります。
具体的な費用は医療機関によって異なりますが、目安としては1本あたり3,000~5,000円で処方を受けることができます。
酒さ治療に悩むあなたへ、イベルメクトール使用のチェックポイント
ここまで、イベルメクトール(イベルメクチン)の酒さ治療についてまとめてきました。
ポイントは以下の通りです。
- イベルメクトールの有効成分イベルメクチンは酒さを治療する効果がある
- イベルメクチンクリームは1日1回使用!通常1~2週間で効果が見られる
- イベルメクチンクリーム使用開始初期の状態悪化は好転反応なので問題なし
- 病院では、100%自己負担の自由診療でイベルメクチンクリームが処方される
イベルメクトールの有効成分イベルメクチンには酒さに対する効果があり、外用薬のイベルメクチンクリームが治療に使われています。
病院で処方される場合は自由診療となり、保険は適用されませんが、適切に使用すれば1~2週間で症状を改善させることが可能です!