バイアグラは毎日服用しても問題ない?服用する際の注意点を解説
バイアグラでEDを改善している方の中には毎日使用しても問題がないのかと不安を抱く人がいるかもしれません。
そこでこの記事では、バイアグラの毎日服用に関する注意点や、効果を最大限に引き出すためのポイントを詳しく解説します。
目次
バイアグラは毎日に飲んでも問題ない
バイアグラは適正な用量を守っていれば、毎日服用しても問題が生じることはありません。
ただし、服用は24時間以上の間隔をあける必要がある点は覚えておきましょう。
バイアグラは1日にどれくらいまで服用できる?
バイアグラの適切な服用をする上で、把握しておかなければならないのが適切な服用量です。
ここからは適切な服用量やリスクについて詳しく解説します。
1日に服用してもよいバイアグラの量
バイアグラの1日の服用上限回数は1回、服用上限量は50mgとなっています。
そのため、25mg錠を2錠、1回で服用することはできても、2回に分けての服用はできません。
この基準は、多くの臨床試験や研究結果に基づいて設定されたものです。
服用の上限量は決まっていますが、適切な服用量には個人差があります。
そのため、少ない用量から使い始めて自身にとって最適な服用量を把握することが大切です。
1回に多くのバイアグラを服用するリスク
バイアグラを過剰に服用した場合、頭痛や顔の熱感、心拍数の増加、目の充血、さらには胃の不快感といった副作用が強くあらわれることがあります。
これらの症状はお酒を飲んだあとの状態に似ています。
特に注意を要するのは血圧の急激な低下であり、めまいや失神を引き起こし命に危険が及ぶ可能性があります。
また、稀に視覚や聴覚に影響が及ぶこともあります。
これらのリスクを避けるためには用法用量を厳守し、自己判断での服用は行わないことが重要です。
バイアグラを毎日服用しても耐性はつかない?
バイアグラは毎日服用しても耐性ができることはありません。
そのため、毎日の使用で効果が弱まったりするといったこともないため、安心してお使いいただけます。
バイアグラを毎日服用する際の注意点
バイアグラを安全に使用するためには、いくつか注意点があります。
特に禁忌事項や併用禁忌薬、副作用については十分な理解が必要です。
ここでは、これらの点について詳しく解説します。
禁忌・併用禁忌を確認する
バイアグラには禁忌事項があります。
まず、バイアグラに対してアレルギーがある方や心臓に病気があり性行為に耐えられない方、重度の肝機能障害がある方といったもので、この事項に該当する方は服用ができません。
また、バイアグラには併用禁忌薬と呼ばれる、併用が禁忌となる治療薬も多数あります。
狭心症治療薬である硝酸剤や一酸化窒素供与剤や抗不整脈薬のアミオダロンや肺高血圧症治療薬のリオシグアトなどが該当します。
禁忌事項に該当する方の服用や併用禁忌薬との併用は命に危険が及ぶ可能性もがあるため、適切に把握してバイアグラを使うようにして下さい。
副作用が強く出る場合は服用を中断する
バイアグラを服用すると副作用があらわれることがあります。
多くの場合、副作用の症状は軽度かつ一時的なものですが、強くあらわれたりや長引いたりする場合には、医療機関を受診したりする必要があります。
バイアグラの効果を最大限発揮するポイント
バイアグラの効果を最大限に引き出す場合はいくつかのポイントを押さえることが重要です。
ここからはそんなバイアグラのポテンシャルを最大限に引きだすためのポイントについて詳しく解説します。
性行為の1時間前に飲む
バイアグラの効果を最大限に引き出すためには、適切なタイミングで服用するのがポイントのひとつです。
バイアグラは服用から30分から1時間で効果があらわれるため、性行為の約1時間前に服用することが重要になります。
バイアグラの効果持続時間は4~5時間であるため、1時間以上前もって服用することは可能ですが、あまりにも早すぎる服用は効果そのものが消失してしまう場合もあるため注意しましょう。
食後は2時間以上あけて服用する
バイアグラはに食事の影響を受けやすいED治療薬です。
高脂肪の食事を摂取した後は、薬の吸収が遅れて効果の発現が遅くなります。
そのため、基本的には空腹時に服用して、食事をしなければならないような場合は食後から2時間以上あけて服用するようにしましょう。
アッサリした脂肪分の少ない軽めの食事であれば、食後に1時間程度あければ問題ない場合もあります。
服用する際にはお酒を飲み過ぎない
過度な飲酒には注意が必要です。
過度の飲酒は副作用のリスクを高めたり、ED改善効果が弱まってしまい、性交渉どころではなくなってしまう可能性が高まります。
そのため、バイアグラを服用する場合は適量で抑えることが肝心です。
ただし、適度の飲酒でもお酒を飲み始めるとついつい飲みすぎてしまうことも多いため、そうしたことにならないようにするためには、バイアグラを服用する時は飲酒しないようにするといった工夫も有効です。
まとめ
バイアグラは、適切に使用すれば毎日の服用も可能な薬剤です。
ただし、1日の服用上限は1回までという点には注意が必要です。
また、連日服用しても耐性などができる可能性はないので、毎日使っても問題ありません。
使用する際には、禁忌事項や併用禁忌薬を確認し、副作用が強く出た場合は服用を中止し、すぐに医師に相談しましょう。
効果を最大限に引き出すためにはいくつかのポイントがあるあるため、適切にポイントを把握して、バイアグラを活用しましょう。