バルデナエイトは正しい服用方法を把握して服用しましょう!

バルデナエイトは正しい服用方法を把握して服用しましょう!即効性が高いことが特徴のバルデナエイト(有効成分:バルデナフィル)ですが、その特徴を最大限に引き出すには正しい服用方法が必要不可欠です。
服用方法を誤ると、最大の特徴である即効性を実感できなくなるかも……。
さらに、ED改善効果も十分に得られなくなる可能性があるため、注意しましょう!

というわけで、こちらのページでは、バルデナエイトの基本的な服用方法服用タイミングなど、初めて服用する方にもわかりやすく解説します。

バルデナエイトの基本となる服用量と服用タイミング

バルデナエイトを服用するときは、1回あたりのバルデナフィル(有効成分)摂取量が10~20mgになるように調整してください。

10mg錠:1~2錠
20mg錠:1/2~1錠

バルデナエイト錠数

初回は10mgで服用を開始し、効果がイマイチだったら次回から20mgに増量できます。

バルデナエイトの服用は性行為の30~60分前!

バルデナエイトは、早ければ15~30分で効果があらわれてピークに達します。
しかし、体調や体質によって個人差があるため、性行為の30~60分前に服用することが推奨されています。

服用する時の食事は要注意!一体何なら食べれる?

同じED治療薬でも、シルデナフィルを配合したバイアグラ系は食事の影響を受けやすい(食後すぐに飲むと効果が弱まる)ですが、バルデナエイトの効果は食事によって左右されないとされています。
ただし、これはメニューの総カロリーが700kcal以内(脂肪分23g以内)の場合に限ります。

私たちがよく口にするメニューを見ると、こんな感じ。

メニューカロリー脂肪分
牛丼(並盛)730kcal20~30g
カレーライス700kcal20~30g
焼き鯖定食620kcal15~20g
ラーメン(醤油)432kcal9~10g
そば(かけ)300kcal1.5~2g
うどん(かけ)270kcal1~2g

※トッピングなどによって変わります。

牛丼などはさっと食事をするのに適しているので、ついつい選んでしまいがちですが、並盛でも条件を超えてしまうので注意が必要です。
また、カロリーは条件内に収まっていても、脂肪分が超えてしまうパターンがあるため、そちらも気をつけたいところです。

バルデナエイトを1日に服用できるのは1回まで!

バルデナエイトは1日に1回までしか服用できません。
1回服用した後は、必ず24時間以上あけてから服用してください。

「1錠では効果がイマイチなのでもう1錠足す」
「1回戦後すぐ2回戦をしたいので1錠飲む」
このような飲み方はやめましょう!

バルデナエイトは飲酒にも注意が必要です!

注意特に過度に飲酒した場合、アルコールの血管拡張作用によって効果が強くなりすぎ、副作用を引き起こす可能性が高まります。
また、バルデナエイトにも血管拡張作用があるため、相乗的に働いて酔いが早く回りやすくなってしまう点にも注意が必要です。

持病の薬などを服用している時は特に注意!

バルデナエイトには、併用できない薬(併用禁忌薬)があります。

併用禁忌薬

併用薬種別代表的な薬剤
硝酸剤及びNO供与剤ニトログリセリン、ミリスロール、ニトロール
CYP3A4阻害薬ノービア
リオシグアトアデムパス
コビシスタットを含有する製剤スタリビルド、ゲンボイヤ、シムツーザ
ダルナビルを含有する製剤プリジスタ、プレジコビックス、
クラスIA抗不整脈薬リスモダン、ピメノール、シベノール
クラスIII抗不整脈薬アンカロン、ソタコール
アタザナビルレイアタッツ
ホスアンプレナビルレクシヴァ
ロピナビル・リトナビルカトレラ
ニルマトレルビル・リトナビルパキロビット
ケトコナゾール(外用剤を除く)ケトコナゾールジェネリック、ニゾール
イトラコナゾールイトリゾール

上記の併用禁忌薬との併用は、命に関わる危険性があるため絶対に併用しないでください。

ほかにも、一部の抗生物質や抗真菌薬など、併用に注意が必要な薬(併用注意薬)があります。
持病がある場合や服用している薬がある場合は、事前にバルデナエイトと併用しても問題がないか確認しておくようにしましょう。

バルデナエイトの正しい服用方法を理解して使おう!

バルデナエイトの服用方法について、ここまで紹介してきました。
押さえておくべきポイントは、以下の通りです。

  • 性行為の30~60分前に服用
  • 食事の内容や飲酒量に注意
  • 併用禁忌薬や併用注意薬にも注意

バルデナエイトは即効性のある優れたED治療薬ですが、その効果を十分に実感するには、正しい服用方法を守ることが不可欠です。
食事やアルコールの影響、併用禁忌薬や注意薬にも注意して使いましょう。