ウデナイトの副作用とは?初めての方が知っておくべき注意点
「ウデナイトって良さそうだけど、副作用もある?」
「キツい副作用があるなら、使うの不安だな~」
そんな方のために、この記事ではウデナイトの副作用にはどんなものがあるのか解説していきます。
最初に言っておくと、ウデナイトは副作用のリスクが比較的低いED治療薬です!
よくある副作用をまとめつつ、他のED治療薬と比較したときのリスクの差についても解説しているので、お薬選びの参考にしてみてください!
目次 [表示]
ウデナイトのよくある副作用とその頻度
まず知っておいてほしいのは、あらわれるかもしれない副作用の症状とその頻度(%)です。
ウデナイトと同一の有効成分(ウデナフィル)を配合した先発薬ザイデナのデータをもとに、見てみましょう。
副作用症状 | 発現頻度(100mg) |
---|---|
顔のほてり | 1.9~10.5% |
頭痛 | 1.8~5.1% |
鼻づまり | 1.9~3.5% |
消化不良 | 1.9~3.8% |
全体的に頻度はそれほど高くない(最も高い顔のほてりでも最大10.5%)で、まったく感じない人もいるのですが、特に気になるのは性行為の支障になりそうな頭痛や鼻づまり、消化不良あたりでしょう。
ただし、いずれも軽度~中等度にとどまるため、それほど不安になる必要はありません。
また、気になるときは市販の頭痛薬や鼻炎用の点鼻薬、胃薬などを併用すればおさまります。
普段から頭痛が起きやすいとか、お腹が弱いという方は、用意しておくと良いでしょう。
それぞれの副作用があらわれるメカニズム
顔のほてりや頭痛は、有効成分のウデナフィルが顔や頭の血管を拡張させるために起こります。
血色がちょっとよくなりすぎて顔がほてり、脳血管の拡張で神経が圧迫されて頭痛が起こるという具合です。
鼻づまりは、鼻粘膜の血管が広がって一時的に腫れることで、空気の通り道が狭くなって起こります。
また、ウデナフィルの血管拡張作用は平滑筋の弛緩を促進することで起こりますが、このとき、消化管の平滑筋が緩むことで消化不良が発生することがあります。
そもそもウデナイトは、ウデナフィルの血管拡張促進作用により、ペニスの血流を増やしてスムーズな勃起をサポートし、維持する効果があります。
つまり、ウデナイトの副作用は、いずれもウデナイトが正常に働いた結果として起こる現象といえるわけです。
他のED治療薬との副作用リスクの比較
「バイアグラやレビトラの副作用がキツかった……」という声をよく聞きますが、ウデナイトをはじめとするウデナフィル配合のED治療薬は副作用リスクが比較的低いとされています。
これは事実なのでしょうか?
実際に、ウデナイト(※)の服用で起こる「顔のほてり」「頭痛」「鼻づまり」で比較してみました。
(※先発薬ザイデナのデータをもとにしています)
ザイデナ 100mg | バイアグラ 50mg | レビトラ 10mg | シアリス 10mg | |
---|---|---|---|---|
顔のほてり | 1.9~10.5% | 18.59% | 7.6% | 2.7% |
頭痛 | 1.8~5.1% | 15.26% | 14.4% | 10.3% |
鼻づまり | 1.9~3.5% | 2.74% | 3.1% | 2.1% |
医薬品インタビューフォーム|バイアグラ錠 投与量別副作用一覧(外国データ*)(錠承認時)p.101
医薬品インタビューフォーム|シアリス錠 外国で実施されたプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験(13試験)において認められた副作用 p.50~
こうして見ると、次のような特徴が見えてきます。
- 顔のほてりや鼻づまりは他の薬に比べるとやや出にくい
- 頭痛は4種類の中でいちばん出にくい
というわけで、実際のデータからも、ウデナイトは副作用リスクが比較的低いことがわかります。
ウデナイトはED治療薬の中でも副作用リスクが低いから幅広い方にオススメ
ここまで、ウデナイトの副作用について紹介してきました。
- ウデナイトの「よくある副作用」は顔のほてり、頭痛、鼻づまり、消化不良など
- 性行為の支障になりがちな頭痛、鼻づまり、消化不良は市販薬で抑えられる
- ウデナイトはバイアグラなど他のED治療薬に比べると副作用リスクが比較的低い
副作用が不安な方はもちろん、「バイアグラは副作用が出て困った」という方が他のED治療薬に切り替える場合にも、ウデナイトはおすすめです!