フェブリクの飲み忘れ・飲み間違いについて徹底解説
フェブリクは、痛風および高尿酸血症の治療に使用される薬剤で、選択的キサンチンオキシダーゼ(XO)阻害剤に分類されます。
この記事ではフェブリクの飲み忘れ・飲み間違いに関する情報をこちらのページでは紹介します。
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フェブリクを飲み忘れた時にはどうすればいい?
毎日の服用が基本となるフェブリクを飲み忘れた場合は、飲み忘れに気づいた時点で速やかに1回分を服用します。
ただし、次の服用時間が近い場合は飲み忘れた分は飛ばし、次の服用タイミングで1回分を服用します。
この時、決して2回分を1度に服用するようなことはしないでください。
飲み忘れが頻繁に起きる場合は、服薬カレンダーやスマートフォンのアラーム機能を活用して服用習慣を定着させるようにしましょう。
フェブリクを飲み間違いしやすいタイミング
フェブリクを飲み間違いしやすいタイミングが休薬後、再開するタイミングです。
これにはフェブキソスタットの服用量が状況に応じて変化してしまうことが原因として考えられます。
基本的に1日1回フェブキソスタット10mgから服用し始め、2週間後は継続や増量を検討して、増量する場合は20mgの服用に変わります。
さらに最初の服用から4週間後に再度服用量の調整を行って…というように血液検査などをもとに服用量を検討して増量するかどうかを繰り返し、状況に応じて服用量を検討します。
フェブキソスタットを再開する場合、最初の服用量と同じ10mgを服用していくのですが、癖で40mg分を服用してしまったというようなこともあります。
「いつ、何mg服用するのか」ということを明確にして服用するようにしましょう。
飲み間違いがあった場合の対処
フェブリクは尿酸値を徐々に下げる薬であり、少ない量から徐々に飲む量を増やす治療薬です。
間違えて2錠飲んでしまったり、飲み間違いで飲むべき量より少なく飲んでしまった場合は、医師や薬剤師へ速やかに相談してください。
フェブリクを粉砕して飲むのは間違い?
フェブリクを飲みにくいと感じたとき、粉砕して飲んでも問題ないのでしょうか?
フェブリクは粉砕しても安定性に変化がないという結果が出ているため、粉砕は可能であると考えられますが、基本的には医師の指示がある場合のみ粉砕して服用してください。
フェブリクの飲み忘れ・飲み間違い情報まとめ
フェブリクは、尿酸値を効果的に低下させる優れた薬剤である一方で、服用量の調整を適宜行わなければならないため服用が難しい薬でもあります。
今回ご紹介した内容について最後にまとめます!
- 飲み忘れた場合、飲み忘れに気づいた時点で服用する
- 飲み間違えた場合は医師に相談
- 休薬や再開のタイミングには注意が必要
- 粉砕は可能だが、指示がない限りは錠剤のまま服用しましょう
特に「飲み忘れ」「飲み間違い」は、痛風発作の誘発や副作用の発現につながる可能性があるため、正しい服薬管理が求められます。
疑問や不安があれば、自己判断せずに医師や薬剤師に相談しましょう。