デュタプロスは女性も使える？妊娠中や妊活への影響を徹底解説
AGAの治療薬として活用されているデュタプロスは、女性の薄毛の悩みも改善することができるのでしょうか？
こちらのページではそんな疑問にお答えするべく、デュタプロスと女性の関係について詳しく紹介していきます。
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デュタプロスは女性に使用できるのか？
デュタプロスは男性型脱毛症（AGA）の治療薬ですが、女性も使えるのでしょうか？
答えは「NO」です。
女性はデュタプロスを使用できません。
またデュタステリドは成分が肌からも吸収されるので、女性がデュタプロスの錠剤に触れたりするだけでも危険です。
そのため、女性が薄毛を改善しようと考えている場合はデュタプロス（デュタステリド）以外の治療薬を使う必要があります。
なぜデュタプロスは禁忌なのか？
女性はなぜデュタプロスを使うことができないのでしょうか？
これは男性ホルモンに影響を及ぼすためと言われていて、特に妊婦の方が服用すると大きな問題につながる可能性があります。
妊婦や妊活中の女性に与える影響とは
妊娠中の女性がデュタプロスを服用すると、有効成分が胎児に影響を及ぼす可能性があります。
有効成分であるデュタステリドが抑制するDHTは男性器の発達に欠かせないホルモンであるため、デュタプロスの服用でDHTが抑えられてしまうと、胎児の性器の発達に影響を及ぼす可能性があります。
デュタプロスの成分は肌からでも吸収されるので、妊娠中にパートナーがデュタプロスを使っている場合であっても注意が必要です。
妊娠中に使用すると流産のリスクがある？
デュタプロスの服用によって胎児へ悪影響を及ぼしますが、直接的に流産を引き起こすという明確なデータはありません。
しかしながら、胎児への影響を考えると妊娠中にデュタプロスに触れるのは絶対に避けるべきであるため、特に注意しておく必要があります。
女性の薄毛（FAGA）治療に適した薬はある？
女性の薄毛（FAGA）に対してはデュタプロスではなく、ミノキシジルやパントテン酸が一般的に推奨されています。
ミノキシジルは血流を改善して毛根の成長を促進し、パントテン酸は頭皮や髪の健康を保つことで薄毛を改善するので女性でも安全に使用できます。
また、女性の薄毛治療に用いられることがあるスピロノラクトンはDHTの作用を抑える作用があります。
スピロノラクトンもデュタプロスと同様に胎児に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中のFAGA治療には使うことができないので注意が必要です。
まとめ｜デュタプロスと女性の使用リスクを理解しよう
ここまで紹介してきたデュタプロスと女性が服用した時のリスクに関するまとめがこちら。
- デュタプロスは男性ホルモンに影響を与えるため女性は使えない
- 妊娠中に使うと胎児の性器発達に悪影響を及ぼす
- 女性の薄毛改善はミノキシジルやパントテン酸の方が良い
デュタプロスは女性が使用できないAGA医薬品であり、特に妊婦や妊活中の女性は絶対に避けなければなりません。
経皮吸収するため、直接触れるだけでも胎児の発育に悪影響を及ぼすリスクがあるため、誤って摂取しないようパートナーが使っている場合にも注意が必要です。
女性の薄毛治療にはデュタプロスではなく、安全に使えるミノキシジルやパントテン酸などを選ぶようにしましょう。
