ダポナイトの服用方法をしっかり確認して、早漏改善の第一歩を!
ダポナイトは、早漏改善効果が実証されている有効成分(ダポキセチン)を配合した医薬品で、「早漏を何とかしたい」という方にとって、まさに救世主というべき存在です。
ただし、効果を最大限に引き出し、副作用リスクを最小限に抑えるには、「正しい服用方法」をしっかり理解することが大切です。
このコラムでは、初めて使う人でも迷わないよう、わかりやすくポイントをまとめました。
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ダポナイトを服用するタイミングは性行為の約1時間前
ダポナイトの有効成分は、服用から1時間ほどで血中濃度がピークに達します。
個人差はあるので多少は前後しますが、いずれにしてもいったん効果が出れば3~5時間は続くので、1時間前に服用しておけば、性行為中にしっかり効果を実感できるでしょう。
ダポナイトの服用はまずは少な目からが基本!
ダポナイトには有効成分の配合量が異なる30mg錠、60mg錠の2種類がありますが、1回あたり30mgから服用を開始してください。
30mg錠なら1錠、60mg錠ならピルカッターで分割して1/2錠です。
そのうえで、30mgで効果が十分に感じられない場合は、60mgまで増量できます。
最初から強い効果を期待して60mgを服用すると、副作用に悩まされる可能性があります。
臨床研究データから見る適切な用法用量とは?
実際に、有効成分ダポキセチンの効果をはかる臨床試験の結果を確認してみましょう。
Dapoxetine is rapidly absorbed with maximum plasma concentrations (Cmax) occurring approximately 1-2 hours after tablet intake.
(ダポキセチンは速やかに吸収され、錠剤の服⽤後約1〜2時間で最⾼⾎漿濃度(Cmax)に達します。)
Following single oral doses of 30 mg and 60 mg in the fasted state, peak plasma concentration of dapoxetine were 297 ng/ml after 1.01 hours, and 498 ng/ml after 1.27 hours, respectively.
(空腹時に30mgおよび60mgを単回経⼝投与した場合、ダポキセチンの最⾼⾎漿濃度はそれぞれ1.01時間後に297 ng/ml、1.27時間後に498 ng/mlでした。)
引用元:AUSTRALIAN PRODUCT INFORMATION – PRILIGY dapoxetine hydrochloride tablet P.20
このように、臨床試験の結果を見ても、「1時間前の服用」「1回30~60mgの服用」で十分に効果が見込めることがわかります。
ダポナイトが使えるのは1日に1回まで!
1日に複数回ダポナイトを服用してしまうと、血中濃度が高まりすぎて副作用のリスクが上がります。
1日1回までの服用にとどめ、24時間以上の間隔を空けてください。
ダポナイトは食事やアルコールを気にしなくても大丈夫?
ダポナイトを服用する時は、食事や飲酒が効果・副作用に影響することがあります。
ちょっとした注意点をおさえておきましょう。
食事の影響はないとされているけど、脂っこい食事には注意!
ダポナイトは、食事の有無にかかわらず服用できます。
ただし、脂っこい食事の直後は吸収が遅れることがあるので、軽い食事でとどめるか、空腹のまま服用するのがよりおすすめです。
アルコールとの併用で危険な副作用を引き起こすことも…
お酒を飲んだ状態でダポナイトを服用すると、アルコールによる認知機能の低下(注意力散漫、判断力低下、感情コントロールの困難など)を促進する可能性があります。
また、失神のリスクを高めます。
そのため、ダポナイトを服用する時は基本的に飲酒を避けることが推奨されています。
服用時にやりがちな間違った服用方法や誤解とは?
例えば、「1回に複数錠飲めばもっと効くのでは?」という誤解をしている人がいます。
ですが、これは逆に副作用のリスクを高めるだけです。
また、「毎日飲むべきなの?」といった誤解もありますが、ダポナイトは毎日飲む薬ではなく、早漏の改善が必要なタイミングで使用する医薬品です。
ダポナイトの服用方法をまとめました!
ここまで紹介してきたダポナイトの服用方法のポイントがこちらです!
- 性行為の約1時間前に30~60mgを服用
- 初めて使う時は30mgから
- 食事やアルコールには気を付けよう
適切にダポナイトを使って、早漏改善の第一歩を今こそ踏み出しましょう。