シルデナエイトの副作用を正しく知って使えば不安はゼロ!
シルデナエイトに興味はあるけれど、副作用が心配で迷う人もいるでしょう。
このコラムでは、医療機関の情報や信頼できるデータをもとに、副作用の種類や頻度、対処法を詳しくお伝えします。
「副作用が出るのでは…」という不安を、正しい知識で安心に変えていきましょう!
目次 [表示]
シルデナエイトにはどんな副作用がある?よくある副作用を紹介
シルデナエイトを服用すると、副作用があらわれることがあります。
副作用の中でも多いのは、顔のほてり・赤み(紅潮)や頭痛です。
他にもめまいや吐き気、動悸などありますが、そのほとんどが軽度なものとなっています。
有効成分シルデナフィルであらわれやすい副作用ランキングTOP5
症状 | 例数(4132例中) | 発現頻度(%) |
---|---|---|
血管拡張(ほてり、潮紅) | 239 | 5.78 |
頭痛 | 109 | 3.87 |
消化不良 | 32 | 0.77 |
めまい | 21 | 0.51 |
鼻咽頭炎 | 17 | 0.41 |
動悸 | 17 | 0.41 |
シルデナエイトの先発薬であるバイアグラのインタビューフォームを見ると、あらわれやすい副作用1位は発現頻度5.78%のほてり・潮紅でした。
次いで発現頻度3.87%の頭痛、3位以降の消化不良、めまいと続きますが、3位以降はいずれも1%未満です。
ちなみに、1位・2位のほてりや頭痛も発現頻度としては決して高くなく、あらわれたとしても軽度でとどまるため、不安になり過ぎる必要はありません。
稀にみられる重篤な副作用
シルデナエイトの服用で、非常に稀ではありますが、深刻な副作用が生じる可能性があります。
具体的には、持続勃起症や突発性難聴、心筋梗塞や視神経障害(NAION)などです。
ただし、いずれも発生頻度は1%未満です。
発生頻度は低いので過剰な不安は無用ですが、発症した場合は生活に支障をきたすこともあるため、疑わしい症状があれば迷わず医師に相談しましょう。
どうして副作用が出るの?その理由はシルデナフィルの効果にあった!
シルデナエイトの有効成分であるシルデナフィルには、血管拡張・血流増加を促進する作用があります。
この働きによって勃起をサポートしますが、一方で、顔の血管が広がって血流が増えると顔が火照ったり、血流によって顔が赤く紅潮します。
同様に、脳の血管が広がることで周囲の神経などを圧迫し、頭痛が起きることがあります。
また、シルデナフィルの働きで平滑筋が弛緩することにより、食道の括約筋が弛緩して胃酸が逆流しやすくなり、消化不良感を引き起こすことがあります。
他にも血管拡張による血圧の低下で脳への血流が減少してめまいを引き起こしたり、低下した血圧を戻そうと心拍数を上げることで、動悸を感じることがあります。
このように、よくあらわれる副作用は薬の作用に対する自然な反応なので、過剰な不安を感じる必要はありません。
体が慣れることで、シルデナエイトを服用しても副作用があらわれなくなることも珍しくありません。
副作用に負けない!うまく付き合うためのヒント
副作用の多くは一時的で、薬の効果が消失したり体が慣れたりすると軽くなることがほとんどです。
ほてりや紅潮は性行為に対して影響が出ることはほとんどありませんが、頭痛の場合は痛みが気になって性行為に集中できなくなる可能性があります。
そんな時は、ロキソプロフェンやイブプロフェン、アセトアミノフェンといった成分が配合された市販の鎮痛薬を併用することで解決できます。
シルデナエイトの副作用を理解し、安全に使おう!
シルデナエイトの副作用について紹介してきました。
- 主な副作用は顔のほてりや紅潮、頭痛
- ほてりや頭痛以外の副作用の発現率は1%未満
- 頭痛は頭痛薬で対処可能
主な副作用である顔のほてりや紅潮が性行為に影響することはほとんどありません。
また、頭痛は市販薬の利用で対処することができます。
これらのことを考え合わせると、よくある副作用が大きな問題になるケースはほぼないといえるでしょう。
ただし、極めて稀に重篤な症状が疑われる場合があるため、よくある副作用とは違った異変があった場合はすぐに医療機関を受診しましょう。