レビトラにはどんな副作用がある?よくある副作用の症状と対処法を紹介!

レビトラにはどんな副作用がある?よくある副作用の症状と対処法を紹介!レビトラはED治療薬の一種であり、現在では幅広いEDの方に活用されています。

こちらのページではそんなレビトラを服用した時にどのような副作用があらわれるのかについて紹介していきます。

また、副作用ごとの対処法なども併せて紹介していくので、これからレビトラを用いてEDの改善をお考えの方は是非一度こちらのページを参考にしてみてください。

 

レビトラは副作用が強いってホント?

判断に悩む男性
ED治療薬はレビトラの他に、バイアグラシアリスなどさまざまな種類があります。

ですが、そうしたさまざまな種類の中でもレビトラは副作用が強いED治療薬であるというのは本当なのでしょうか?
 
これは本当です。

レビトラ、バイアグラなどであらわれる可能性がある副作用の症状に違いはありませんが、レビトラは副作用があらわれる可能性が高くなっています。

副作用の中でも特によくあらわれるのが、頭痛や熱感などがあります。

これらの副作用の発現率は11%以上となっており、かなり多くの人にあらわれています。

また上記以外にも肌に赤い斑点ができる潮紅が8%、鼻づまりが4%であらわれるとされています。

 

レビトラの副作用一覧

レビトラを服用した時にあらわれる可能性がある副作用の症状にはさまざまな種類のものがあります。

下記が実際にレビトラの副作用として症状があらわれたもののリストになります。

 1%以上0.1〜1%未満0.1%未満頻度不明
循環器ほてり(10.6%)、心悸亢進頻脈、高血圧失神、低血圧、顔面浮腫、心筋虚血、心筋梗塞起立性低血圧、狭心症
精神神経系頭痛(11.7%)、めまい不眠症、異常感覚、傾眠、眩暈、感覚鈍麻不安、緊張亢進、一過性全健忘 
肝臓 肝機能検査異常、γ-GTP上昇  
呼吸器鼻閉副鼻腔うっ血、呼吸困難、鼻出血  
筋・骨格系 背部痛、筋肉痛関節痛、頸部痛 
皮膚 紅斑、発汗、そう痒、光線過敏性反応、発疹  
消化器消化不良、嘔気腹痛、口内乾燥、下痢、胃炎、嘔吐、胃食道逆流嚥下障害、食道炎 
感覚器 視覚異常、結膜炎、霧視、羞明、彩視症、眼痛、耳鳴、流涙 緑内障
その他 CK上昇、灼熱感、無力症、胸痛、異常感、勃起増強(勃起時疼痛等)インフルエンザ症候群、射精障害、アナフィラキシー反応、持続勃起 

参考元:医療用医薬品 : バルデナフィル

上記のように、副作用としてあらわれる症状の種類は非常に数多くなっていますが、そのほとんどは発現率が1%未満となっているため、基本的には起こらないと考えて問題ありません。

 

レビトラのよくある副作用

レビトラを服用した時にあらわれる副作用の種類は非常に豊富であるのに対し、その多くが発現率1%未満と非常に低いということがわかりました。

ですが、逆に10%以上の発現率を誇るような多くの方にあらわれる副作用もあります。

ここからは、そうしたよくあらわれる副作用について紹介していきます。

 

頭痛

レビトラの副作用の中でも最も発現率が高いのが頭痛です。

発現率は11.7%と、10人に1人がこの副作用症状を感じるとされています。

これは、レビトラの持つ血管を広げる作用が、脳の血管を広げることで神経を圧迫して頭痛が生じるものになっています。

そのため、どくどくと脈打つような痛みを感じることになります。

 

レビトラと頭痛薬は併用可能

レビトラの副作用としてあらわれやすい頭痛は、お酒を飲んだ時に頭痛が起きる人にあらわれやすい副作用となっています。

これは、アルコールもレビトラと同様に血管を広げる作用があるためです。

そんな頭痛の症状は市販されている頭痛薬を併用することで対処することが可能となっています。

レビトラと市販の頭痛薬の併用は問題がないため、レビトラを服用して頭痛があらわれたことがある場合は、頭痛薬を併用してみるとよいでしょう。

 

ほてり・紅潮

レビトラを服用した時にあらわれる副作用として頭痛の次に発現率が高いのがほてりや紅潮です。

これは10.6%という発現率となっており、頭痛と同様に10人に1人ほどの割合で発現する可能性があります。

こちらの副作用も頭痛と同様に血管が広がり、血流が良くなることによってあらわれる副作用となっています。

 

消化不良・胸やけ

レビトラは胃腸機能を低下させてしまう場合があります。

そうした時には消化不良や胸やけといった副作用があらわれてしまいます。

こちらの消化不良や向けやけの副作用は、前述の頭痛やほてりなどと比べると発現率は低くなっています。

 

レビトラと胃腸薬は併用可能

レビトラを服用した時に、消化不良や胸やけなどの副作用があらわれるという場合は、胃腸薬を併用することが可能です。

胃腸薬を服用することによって消化機能を高めることで副作用としてあらわれる消化不良や胸やけなどの症状を緩和・予防することが可能となっています。

この時、併用する胃腸薬については病院で処方される処方薬ではなく、薬局やドラックストアなどで販売されている一般医薬品でも問題ありません。

 

レビトラの頻度不明の副作用

レビトラには前述のような発現率の高い副作用の他に、頻度不明とされている副作用がいくつかあります。

これらの頻度不明な副作用については、極めて稀な副作用である反面、副作用があらわれた場合には命に危険が及んだり、失明に繋がったりと取り返しがつかないものが多いため、注意しておく必要があります。

 

起立性低血圧

起立性低血圧とは、脳への血流が減少することによって起きる副作用になります。

急に立ち上がったり、起き上がったりといった動作をしたときに、眩暈や立ち眩み、吐き気などの症状があらわれます。

こうした症状が数秒から数分持続し、横になることで脳への血流が回復することで速やかに回復するといった特徴があります。
 
また、酷い場合にはそのまま意識を失ってしまうこともあります。

意識を失ってしまった場合は、そのまま転倒してしまい怪我してしまったり、意識を失う場所によっては事故などに繋がるリスクもあります。

参考元:起立性低血圧

 

狭心症

レビトラを服用した時にあらわれる頻度不明の副作用のひとつに狭心症があります。

これは、心臓が必要としている酸素を供給できなくなってしまうことであらわれる副作用になります。

狭心症の症状としてはほとんど気にならないような漠然とした痛みの他、胸が押しつぶされるような重い感覚があらわれたりします。
 
また、不快感が生じる場所としては胸骨の裏をはじめとして、左肩や左腕、背部や顎など幅広い場所にあらわれることがあります。

こうした症状は数分持続し、安静にすることで消失します。

参考元:狭心症

 

緑内障

緑内障は眼球内の房水が流出せずにとどまってしまうことで眼圧が高まり、視神経細胞を損傷させてしまう病気です。

視神経が損傷することで、視野が欠けてしまったり、症状が進行することで完全に失明してしまうという場合もあります。

そのため、緑内障の症状があらわれた場合には速やかに治療を行う必要があります。

この緑内障には症状がほとんどなく、進行して視野が欠損して初めて緑内障に気づくというケースは珍しくありません。

そのため、眼科で定期的にチェックしたりすることが重要になります。

参考元:緑内障

 

レビトラの副作用が強いと感じるようなら他のED治療薬を検討してみましょう!

レビトラを服用してEDを改善しているという方は少なくありません。

ですが、そうした方の中には副作用を感じているけど、我慢しているという方もいるでしょう。

また、レビトラを初めて使ってみたけど、副作用が強すぎて性交渉どころではなかったという方もいるかもしれません。

そうした場合には、レビトラの服用を中止して次回以降はレビトラジェネリックやバイアグラ、副作用のリスクが小さいシアリスを使用してみるようにしましょう。

 

まとめ

指示棒を持つ医者
こちらのページではレビトラを服用した時にあらわれる副作用に焦点をあてて紹介してきました。

レビトラを服用した時にあらわれる副作用は頭痛やほてりなどが主なもの。

ついで消化不良といった副作用がよくあらわれます。

こうしたよくあらわれる副作用に関しては、いずれも市販されている頭痛薬や胃腸薬を併用したりすることで、簡単対処することが可能となっています。
 
また、レビトラには頻度不明の起立性低血圧や緑内障といった重篤な副作用もあります。

頻度不明の副作用は命に関わる場合もあるため、こうした症状があらわれた場合には、速やかに医療機関を受診して対処するようにしましょう。